自転車で行こう
今日は何もしなかった〜
「おはよう。ジールと伯父さん」
2階から降りて光晴はジールを迎えに来た。
「おはようございます。光晴さん!」
「おはよぉ〜」
茂は眠たそうに欠伸をして、光晴に挨拶を返した。
「何また昨日なんか見てたの?」
「まぁな、海外のプロのマジシャンが神業マジックをどんどんやるもんだから、寝るに寝れなくて結局全部見ちまったんだよ」
「朝ご飯、作ってあるぞ」
テーブルには味噌汁に目玉焼きそしてパンがあった。
「俺はもう食ったからさっさと仕事の準備して行ってくるわ。ジール?の面倒見といてくれ」
「わかった。いただきます」
テレビを見ながらまったりと朝ご飯を光晴は堪能した。
「行ってくる」
「はい。頑張れ」
光晴は茂を玄関で見送るとジールと話を始めた。
「今日は昨日の神社にもう1回見に行くんですよね?!」
「あそこ地味に遠いんだよな他の予定もついでに終わらせたいんだけど、特になにかある訳でもないしな〜」
「ジール、自転車で行こう」
「?」
「自転車ってなんですか?」
「文明の利器だよ、見たら分かる。流石に魔法には劣るけどね」
団長の能力の物好きはちょっと変な特殊効果を持つ武器を沢山出せるって能力ですね




