愛の国
皆様コメントを恵んでくだされ
ここで1人で会話するのは寂しいんじゃ
「初めてまして団長。ケニスさんに言われて団長に水の国に行くメンバーを聞けって言われて来ました」
「水の国か、メンバーを考えてる間に水の国について俺から知ってる事を終えてあげよう。」
カーネリアンは魔法を使って椅子を移動させアルカーナと光晴を座らせた。
「少しかかりそうだから座ってくれ、書きながらですまないが話を始めよう」
「水の国は、別名「愛の国」とも言われている。その名前に相応しく年齢、性別、国、種族、全ての愛がそこにはある」
「例えば、貴族が罪人の子と結婚した例もあるくらいだ。国民の皆が愛に溢れてて、街も活発で幸せそうな国さ」
「しかし神が殺されるまでの話だがな…」
話の流れが変わり部屋の空気がどっと重くなるが、カーネリアンは淡々と話を続ける。
「今は変わってしまった。神が居なくなった今、天の国からの神の使いが送られて、愛の国を統治してるそうだが、先程言った年齢、性別、国、種族、の自由恋愛は廃止された。そしてそれを破った物は罪人とされて厳しい処罰を受けるらしい。これは遠征組が教えてくれた現状だ。」
「彼ら神の使いの言い分としては、生産性をあげることや、より優秀な遺伝子を残すそして、無駄な混血はいなくなるべきと言っていたそうだ。これでは「愛の国」なんて名前皮肉なものだな」
カーネリアンは話を終えた時、ちょうど書き物も終わったようでペンを下ろした。
今週も頑張ったね




