スイカ
タイトル決めんのむずいて
ジールめこのッこの女に餌ずけされやがって!だけど今は言えない……
ムカッとした勢いでスイカにかぶりつく。シャリッ!とてもいい音と共に口の中に豊潤な夏の味が口いっぱいに広まる。
「美味しい!」
「美味しいです!光晴さん〜この女の人優しくていい人ですね!」
光晴はジールの言葉を聞いて、よくあの歳まで騙されずに育ってきたなと思った。
「まだ食べてくか?」
「いえ、大丈夫です!美味しかったです!」
「ほら、ジール早く行くぞ!」
おじいちゃんがとんでもない量のスイカを持ってきたので光晴達は逃げるように神社をさった。
「ただいま〜」
「ただいまです!」
帰ってきた光晴は晩御飯を作り始めた。
「えっ!光晴さんお料理出来るんですか?」
「まぁ凝ったのは出来ないけど、今日は自分の味付けでご飯食べたいなって」
「僕の分は!」
ジールがしっぽをブンブン振って聞いてくる。
「ジールのはこれ」
光晴は手を止めドックフードを皿に盛り付けた。
「え、光晴さんの手作り料理食べたかった〜!」
「俺は犬は飼ってた事ないんだ何を食べさせちゃ駄目とかわかんないし」
「じゃあしょうが無いですね」
ジール少し悲しそうにそう言うと、光晴の作る料理の匂いを嗅ぎながらドックフードをバリバリたべた。
ゴミテスト期間です




