涙と成長
なんか最近アクティブ数の上り下りでサーフィンできそう
光晴はリンゴを食べながら城に向かった。
「おや、光晴様ではないですか、国王に御用ですか?」
リンゴを食べ終わった頃ヘクサルと出会った。
「そうなんだ、王様にちょっと言いたいことがあって…」
「分かりました」
そう言うとヘクサルは国王の元へワープさせてくれた。
「僕に何か用かな?光晴くん」
光晴は今日あった事を言い、もう自分には無理だという旨を伝えた。
「そうなんだ…そんなことが、君が無理なら仕方ないね。それじゃあ、ここに来た時はゆっくり過ごしてくれたまえ」
「送って行きますよ」
ヘクサルは光晴に言う。
「何度もすみません…」
ワープした先は暗い森の中だった。
ベチンッ!
「私も貴方の話を聞いていましたが、それが全て事実なら貴方は自分勝手です。何故王が貴方にお願いをしたのか、そしてジールさんが命までかけて貴方を守った理由を!」
「でも…」
喉まで出てきそうだった言葉が言えない。
「相手が悪かったのもありますが、ここは魔法の世界です。できないことの方が少ない。」
「貴方にしか出来ないことがあるでしょう。それが見えた時、貴方の心は決して誰にも打ち砕くことの出来ぬ物になれるでしょう」
涙が零れて前が見えない。頬がヒリヒリと傷んだ。
涙を吹くとそこは、もういつもの宿屋で誰居なかった。
楽しい人生を




