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ゴブリンとの戦闘

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ジールが取り出したのは小さなの爆弾のようなものだった。

「投げてドカンってやっちゃいましょう」

「じゃあ火をつけて二人で投げよう」

光春とジールはゴブリン達の固まっている場所に爆弾をぶん投げた！

ドカンッ！！

投げてからゴブリン達が爆弾と敵の存在に気づいた時には既に爆弾は爆発してしまった。

「やったー！成功ですね！」

ジールがこちらを向いて満面の笑みでピースをする。しかし、そのジールの後ろには生き残りなのか、ゴブリンが5匹ジールに襲いかかろうとしていた。

「まずい、ジール！」

光春は腰につけてある、剣を引き抜きジールを横に押し飛ばしてゴブリン達に斬りかかった。

「ミツハルさん！」

「大丈夫。あと3匹だ！」

光春は剣に魔力を流し込む。剣が黒く燃え始める。

「さあ来い！」

1匹目を先制して倒し、2匹目の攻撃を避けて反撃、3匹目の攻撃に当たりそうになるもジールがカバーをしてくれたおかげで2人とも無事に切り抜ける事に成功した。

「危なかったですね…ありがとうございます！」

「こちらこそ最後危なかったよ」

「ゴブリンの洞窟ごと爆発させたから、きっと依頼の数よりも倒せてますよ！」

「ケニスとアルカーナに合流しようか」

2人は1つの任務を乗り越え、互いに友情が深まったのであった。

初任務は無事成功！

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