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バイトをしよう
明日久しぶりに学校行くわ
「でも俺魔力無いですよ。」
「そこは大丈夫!わしの魔力を渡す。光晴くんは若いし、魔力の扱い方を知っている。ちょーど良かったわ」
「じゃあ別に断る理由も無いので…」
「そうか!よし!じゃあこれ。」
光晴の手を握り柊獅郎は、魔力を光晴の体に送り込んだ。
「なんか、変な感じです。」
「じきに慣れるさ。」
「そいじゃよろしく光晴くん。たしか石段ら辺に時空のヒビがあるから治してみるといい。」
柊獅郎に見送られた光晴は、ジールを回収して石段のヒビへと向かった。
「これが、ヒビか…」
時空のヒビの周りは景色が陽炎のように歪んでおり今にもひび割れ、奥にいるナニカが出てきそうだった。
(なんかうちいやぁ、この世ならざるモノって感じ)
「魔力で治せるって話だけど、どうやるんだ?とりあえず流し込めばいいのか?」
光晴は全身の魔力を整えヒビに向かって魔力を流し込む。すると、じわじわとヒビは埋まっていき周りの空間の歪みも無くなった。
ストック貯めたい




