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久しぶりの神社
もうそろそろ現実(小説)の方が楽になるぞ
「また来たのね!」
石段を登り追えると雪がこちらに気づいて話しかけてきた。
「今日は、光晴なのね。」
「本人で来ちゃダメか?」
「いいえ、そんな事ないわ。ジールちゃんも来たのね。」
雪はかがみ手を広げジールを捕まえた。
「うへへ、もふもふでかわいいー」
「暑いです!話してください!」
「ごめんごめん。ほら、やっぱりかわいい犬はモフモフしたいじゃない。」
(うんうん。かわいいものは可愛がってあげたいからね!)
韋駄天が雪に同意する。
「そうだ、今日は柊獅郎さんに会いに来たんだけど今いる?」
「おじいちゃん?おじいちゃんなら家にいるわよ。」
「じゃあ家まで行ってもいいかな?」
「問題ないわ、おじいちゃんもあんたに会いたかったみたいだしね。」
光晴はジールを置いて柊獅郎の家に向かった。
「光晴くん!久しぶり。あれから少し考えていくつか案が浮かんだから実行してもらいたくてな。」
「その案とは…」
「それじゃあ始めようか光晴くん」
悲報、風邪治らない




