馬渡松子
この名前を見てピンときた方は少数かも知れません。
でも、こう言えばわかる人も多いでしょう。
そう、この方こそ、あの大人気作品『幽遊白書』のOPを歌っていた方です!
馬渡松子さんの名前は知らなくても、『微笑みの爆弾』と言えばわかる人も多いはず。
代表曲と言えるのは
『幽遊白書』のOP主題歌『微笑みの爆弾』、
初代ED『ホームワークが終わらない』
2代目ED『さよならbyebye』
5代目ED『デイドリームジェネレーション』
になるでしょう。
それ以外でも曲は出されていますが、注目を浴びたのはやはり上記4曲になりますね。
個人的な意見になりますが、どれも名曲です。
どの曲も雰囲気は異なるのですが甲乙つけがたく、私は全部好きですね。
上記の曲は作詞以外の作曲、アレンジ、コンピュータ・プログラミング、セルフ・プロデュース等レコーディングに係るすべてを自分自身で手がけているというのだから驚きです。
いいですか? 思い出す、もしくはyoutubeなどで再生してみてください。
あの曲を、ほぼ一人で作ってるんですよ(しかもボーカルは自分)? 本当に凄くないですか?
私もこのエッセイを書く段階で色々調べたのですが、これだけのことをやってのける人は中々いませんよ……
実は経歴も凄くて、メジャーデビュー前にはあの『DREAMS COME TRUE(ドリカム)』のバックバンドに在籍し、コーラスとキーボードという同時に二役のサポートを務めていたのだとか。
なんでこんな凄い人が『幽遊白書』関係以外でほとんど見ないのだろうと思いますよね?
それがですね、1996年のライブ後に、突然神経症を発症し声が出なくなってしまったそうで、療養をかねて音楽活動を休止し故郷へ帰っていたのだそうです。
もしこのことがなければ、馬渡さんは今でも業界で活躍していたかもしれませんね。
そんな馬渡さんですが、音楽活動をやめたというワケではなく、実は今でもインディーズ活動や音楽講師などをされております。
Youtubeチャンネルも開設していますので、興味のある方は「Pit'a Pat-Channel」で検索してみてください。
Twitterなどもやってますよ!
もうかつてのような歌声を聴くのは難しいかもしれませんが、今も頑張っている馬渡さんをこれからも応援したいと思います!