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第7話 銀花姫は巨大果姫?

第7話 銀花姫は巨大果姫?


フェリシアは前日調薬の練習をしているときに


灰ポーションなる劇薬を作ってしまった。


その時同時にウィルやポップも同じレシピで薬を作ろうとしたのだが、


ホラ薬ができてしまってので面白そうだなあと思って薬をくすねていたのだった。


フェリシア「誰に使おうかなあ~」


サクラ「フェリシアちゃんずいぶん機嫌がよさそうだね」


フェリシア「あーっ。サクラさん。 いいところに」


サクラ「フェリシアちゃんどうしたの?」


フェリシア「これなんだけど……」


サクラ「黄色いポーション? 鑑定してみると……ホラ薬?


    ずいぶん面白そうな薬ね。 誰に使おうとしているの?」


フェリシア「ソレ爺にしようか迷っているの」


サクラ「ソレイクさんはまずいでしょ」


二人の悪だくみが進み悪だくみが始まり


いざ計画に移すのだった。


お茶会にてレモンティーに混ぜてホラ薬を出したフェリシアとサクラ(用意周到に解毒薬服用済み)


ゲオルグ「フェリシアがお茶会なんて珍しいんじゃない」


エルテア「姉さんがおとなしいなんてなんか怖いんだけど」


とサクラのショタの乱れっぷりを見たいという強い要望でこの二人が生贄に選ばれたのだった。


が、ソウジ「おっ、レモンティじゃんいただきー」と一気飲みしたソウジは本当の意味で勇者だった。


サクラ「おっと、これは予想外」としょげてたが、


フェリシア「危ないようだったらアンチトード(毒消し)の魔法かけるからね」と2人は小声で言った。


ソウジ「サクラ!」が真剣な顔で


サクラ「えっなに?」ソウジの表情があまりに真剣だったので緊張してしまい


ソウジ「お前のことが好きだ!」とサクラの目を見て言った。


サクラ「えっ?」っと顔が赤くなるサクラだったが、


ソウジ「嘘ぴょん~」といってごまかすソウジ


サクラ「ソウジ!」 とビンタをして床にソウジを沈めるサクラだった。


フェリシア「……(嘘ぴょんって言っているけど。ホラ薬の効果だから嘘じゃないと思うのに……)」


が、突然奇声を上げて走り出したソウジが街中でホラをはきまくって大騒ぎになったのだった。


もちろんソレイクにもバレてフェリシアとサクラには特大の雷が落ちたのは言うまでもなかった。


が二人は懲りるはずがなく特殊な薬を作り続けていたのだった。




サクラ「フェリシアちゃん今度は何を作る?」


フェリシア「えーっとねえ何にしようか?」


といつの間にかリンネちゃんもその輪に混じり騒ぎに拍車をかけることになりました。


※ ロギオンにはかつて(前作)のリンネと面識がある者はいません


フェリシア「リンネちゃんこの葉っぱ何?」


リンネ「マントラゴラの素材だよ」


サクラ「(それって抜くと絶叫して、その声を聴くと死ぬやつじゃん)どうやって手に入れたのよ?」


リンネ「秘密だよ」と秘密少女っぷりを発揮しているリンネちゃんでした。


フェリシア「じゃーん今度の薬は植物用巨大化薬」


サクラ「植物を巨大化するの? この大都市で木とか巨大化したら邪魔にならない?」


フェリシア「道のお花とかにするから大丈夫」


とフェリシアが薬を撒いた後

屋根より高い巨大なヒマワリや、畑にまいたため人より大きなキュウリやトマトやイチゴなどが


収穫される騒ぎとなり、


さらに。評判の悪い農家の野菜や低位霊を憑依させて巨大野菜に襲われる事件が発生したのだった。


野菜泥棒対策にも使ったため、


巨大果姫と農民や野菜泥棒に言われるようになり二つ名を増やしたフェリシアだった。


野菜泥棒はいけませんよ。


フェリシアちゃんの巨大野菜に襲われます。

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