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第40話 銀花姫とメイドさん

第40話 銀花姫とメイドさん


 フェリシアが銀花亭でポーション売りを終えて店じまいをしていると

店をノックする音が聞こえたのだった。


フェリシア「誰?」

ルーナ「私です。ソレイクの娘のルーナです」

メイド服姿のルーナが銀花亭を訪れてきたのだった。

フェリシア「ルーナさん? どうしてここに?」

ルーナ「父からお目付け役を命じられて参上しました」と深々と礼をするルーナ。

フェリシア「あわわわ。 ソレ爺がお目付け役を……どうしようBL本とか隠しているのに~」

ルーナ「聞こえてますよフェリシア様」 顔が笑っているけど目が笑っていないルーナに

耳を引っ張られ

フェリシア「痛いよルーナさん」

ルーナ「BL本なんて読んだら駄目ですよ」と丁寧な物腰の分余計怖く感じるのはフェリシアの気のせいではないと思う。


フェリシア「BL本がだめなら何を読めばいいの?」

ルーナ「普通の本を読みなさい」

フェリシア「普通の本だと、 裁縫とか普通の悪魔召喚の魔術書、 闇魔術の奥義書かな?」

ルーナ「裁縫以外は普通の本ではありません」

フェリシア「ルーナさんのお勧めってあるの?」

ルーナ「恋愛小説とか、 創世神話とかはどうですか?」

フェリシア「私7歳、恋愛難しい」

ルーナ「こんな時だけ7歳児に戻らないでください。 そもそも7歳児はBLや悪魔召喚とか読まないですよ」

フェリシア「エリザベスちゃーん ルーナさんがいじめる~」

ルーナ「いじめていません。 参考までにエリザベス様は何かお読みですか?」

 トークは近くにいたエリザベスも巻き込み

エリザベス「ワタクシはファッションとか髪型と本デスワ」

フェリシア「エリザベスちゃんはドリル以外は似合わないよ~」

エリザベス「ワタクシも母様ミランダ譲りの髪は誇りだから変えないわよ」

ルーナ「幼いうちはロングよりセミロングやショートの方が髪の手入れはやりやすいですよ」

フェリシア「ショートドリル、セミロングドリル、ロングドリルどれもミランダちゃんには似合うよ~」

ルーナ「私は父とは違い黒髪ですので伸ばしていますけど」

フェリシア「ソレ爺に似たらつむじが剥げてくるよ、 それにオレンジ色の髪はなかなかメイド服には似合う人少ないと思うよ~」 ソレイクはオレンジ髪です。

エリザベス「フェリシアちゃんのセミロングもよく似合っているわよ」

フェリシア「私もお母さま譲りの銀髪だから将来は伸ばすつもりだけど、今はセミロングにしているの」

 

 3人は髪型トークに花を咲かせていた、

セリーニ「なんの話しているの?」

フェリシア「髪型の話だよ」

エリザベス「そういえばセリーニさんはどういう髪型にしたいの?」

セリーニ「私はカールボブのままでいいわ」

フェリシア「アリスちゃんはショートなの?」

アリス「私は研究しやすいからショートでいいの。 それよりこの人だれ?」とルーナの方を向いて言った。

ルーナ「アルティアの摂政ソレイクの娘のルーナです。

ユグドラシル学園とアルティア聖国からフェリシア様の世話役を命じられてここに来ました。」と自己紹介をして

髪型トークは盛り上がり、アリスとセリーニも加わり銀花亭の女性陣全員のトークとなった。


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