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第38話 銀花姫と7歳の誕生日

第38話 銀花姫と7歳の誕生日


 アトリエで年を越すことになったフェリシアは年越しと共に7歳の誕生日を迎え、双子のゲオルグも同時に7歳になったのだ。

アトリエでゲオルグを連れてきて誕生日パーティを行う事になったフェリシアたち。


サクラ「誕生日おめでとう」とプレゼントにBL本を渡すサクラも大概だった……。

ソウジ「おい7歳の女の子に渡すプレゼントじゃないだろうがそれ……」

サクラ「そういうソウジは何を渡すのよ?」

ソウジ「これなんてどうだろう?」

サクラ「クリスマスローズ? あんた花言葉知っているの?

【私の不安を和らげて、慰め、私を忘れないで、中傷】の4つなのよ

 季節だけで選ぶなんて何考えているのよ」

ソウジ「BLよりましだろうが!」

サクラ「私のフェリシアちゃんはBLの同志なのよ」

エリザベス「婦女子の闇は深いですわ。 それよりゲオルグ君には何を渡すのよ?」

サクラ「やば、忘れてた……」

ゲオルグ「王子でなのに……しくしく」

フェリシア「お兄ちゃん泣かないの。 私はお兄ちゃんに用意したんだからね」

とフェリシアはゲオルグに黒を基調として水龍と不死鳥と世界樹が描かれた外套を渡した。

ゲオルグ「フェリシアこれは?」

フェリシア「私が縫ったのかっこいいでしょ」

ゲオルグ「フェリシアに裁縫の才能があったなんて知らなかったよ」


エリザベス「私も近くにいてその兆しに気付かなかったわ」

セリーニ「かっこいいですその外套」

フェリシア「魔法掛けてあるから成長して体が大きくなっても着れるようにしたよ」

ゲオルグ「フェリシアありがとう早速着てみるよ」

エリザベス「変な魔法掛けてないでしょうね?」

フェリシア「防御魔法とサイズ調整魔法と自動修復魔法しかかかってないよ~」

ネフィル「国宝級だよそれ……」とジト目でフェリシアを見る


フェリシア「私はサクラさんのプレゼントを読むよ~」

エリザベス「ここでBL本広げないの!」

と石化の魔眼で手のひらを石化されたフェリシア

フェリシア「エリザベスちゃん石化の魔眼使いこなしてる—―」

サクラ「誰かフェリシアちゃんに他のプレゼントはないの?」

セリーニ「ぞんびちゃん人形」精巧なゾンビ人形を出した。

腕が取れそうなところや目玉が半分腐っているところが正確に作られた人形だった。

ゲオルグ「うげ――」

フェリシア「お兄ちゃんここで吐いたらゲロルグに名前が変わっちゃうよ~」

カイト「誕生日プレゼントにそれはダメでしょ、 俺からはこれだ!」

カイトは船のフィギュアを渡した。 と立派な帆船を模倣したものだった。

フェリシア「おお! かっこいい。ありがとうカイトくん」

ネフィル「僕からはこれだよ」とクリスベルとシュトラールの神話が書かれた小説を渡したのだった。

フェリシア「挿絵がかっこいい! ネフィル君もありがとう」


 そしてデコレーションケーキが用意されろうそくを消すイベントが開催されたのだった。

ゲオルグとフェリシアで息をかけてろうそくを消してケーキが切り分けられて

一同「誕生日おめでとう!」の一言から

パーティーが始まったのだった。


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