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第32話 銀花姫の冒険

朝は寒くなってきたけど私の方は平常運転で日常回を投稿します。

第32話 銀花姫の冒険


 再びトゥーランから戻り銀花亭でアトリエを開こうとするフェリシアたちだったが、

フェリシア「ポーションの材料が足りないよ~」

アリス「爆弾の材料もないよ~」

エリーニ「ぞんびの材料(死体)もないですよ」

エリザベス「死体はいらないですわ」

ネフィル「取りに行った方がいいと思う」

 アトリエ内での話し合いで今日は休業中の看板をつけて街の外に素材を取りに行くフェリシアたちだった。


———— ユグドラシル近郊の草原

ネフィル「冒険者ギルドによるとこの辺りは癒し草が取れて、魔物もスライムとか弱いのしか出ないようです」

フェリシア「素材とるよ~」と草原の草を見分けて癒し草を探し始めたフェリシア

エリーニもぞんび用に近くの魔物を狩り始めた。

そして、アリスも爆弾調合用に近くの石を採取し始めたのだった。

エリザベス「スライムが4匹接近してきたわ」とドリルヘアのくせ毛が動いて感知したのだ……・

ネフィル「(エリザベスさんも人間辞め始めている……)僕たちでスライムを蹴散らしましょう」

エリザベス「わかったわ」と言ってスライムに突撃するエリザベス


 一方ネフィルは重くて鉄剣が使えないので木刀でスライムに殴り掛ったが、

スライムのボディにはじかれて体当たりを喰らい吹き飛ばされる。

何とか起き上がって何度かスライムに木刀を入れるうちにスライムが弱り始め動きが鈍ったので

ネフィルは何度か攻撃してスライムを倒したのだった。


 一方エリザベルはドリルやファイアーブレス抜きに飛び蹴りと裏拳であっという間にスライムを倒したのだった。

エリザベス「スライムに苦戦するなんて修行が足りないわよと言いたいところだけど、

周りの1年生は3人くらいで戦うみたいだからワタクシが強いだけかしら」

ネフィル「ううっ。 フェリシアさんたちはもっと強いみたいだけど……」

エリザベス「あの子たちは人外だから例外よ」

ネフィル「(エリザベスさんも陣がいでしょと言っていったら怒られそう)そうですね」

フェリシア「エリザベスちゃんも人外だよ~。 ドリルで敵を倒したりファイアーブレスや石化の魔眼なんて使う人間いないよ~」

エリザベス「誰が人外だって! ほとんどあなたのせいですわ(怒)」

エリザベスがフェリシアの両のこめかみを握りこぶしでグリグリした。

フェリシア「痛いよ~ エリザベスちゃん」

アリス「またやっている」

セリーニ「素材が集まったから帰りましょう」

と言って1行はアトリエに戻るのだった。



———— 銀花亭


 銀花亭に戻り一同はそれぞれの作業に従事したのだった。

フェリシア「調合♪ の時間だよ~」

エリザベス「楽しそうねフェリシアちゃん」

フェリシア「うん」と言いながらすり鉢で癒し草をすりつぶす作業をしている。

エリザベス「何か手伝う?」

フェリシア「じゃあそこの容器に熱湯を注いどいて、 あとですりつぶした癒し草を入れるから」

エリザベス「わかったわ」と水を沸かし始めるエリザベス

 

 アリスはというとやはり爆弾つくりをしていたのだった。

アリス「できたー」

エリーニ「共同開発よね」

サクラ「何の爆弾作ったの?」

アリス「ぞんびボム」

サクラ「何それ?」

アリス「爆発に巻き込まれたものをぞんび化する爆弾だよ」

サクラ「ダメ~! そんな物騒なもの即刻封印よ!」


 銀花亭はいつもの日常風景だった。

ぞんびボム。 チートだけど恐ろしい爆弾だと思いました。


銀花亭の日常は恐ろしいです(笑)

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