第30話 銀花姫のアトリエ生活 その2
第30話 銀花姫のアトリエ生活 その2
いよいよ、アトリエがオープンすることになったフェリシアたち
初の開店だった。 いろいろ有名人であったフェリシアたちがアトリエを開くといううわさを聞きつけて、開店前にもかかわらず人は並んでいたのだった。
そして、開店してから
———— フェリシアサイト
フェリシア「いらっしゃいませ」
冒険者A「神子様がアトリエを開いたってうわさを聞いたんだが、本当みたいだな、 ポーションってあるか?」
フェリシア「あるよ~ お兄さんが欲しいのって下級ポーション? 変身系? 強化薬系?」
冒険者A「初級はわかるけど? 変身系ってなんだ?」
フェリシア「ウサミミが生えるとか、ぞんびになるとかいろいろあるよ~」
冒険者A「うげっ… 普通の下級ポーション頼む」
フェリシア「毎度あり~ 銀貨1枚だよ」
と銀貨を受け取ったフェリシアだった。
———— 一方セリーニ・サクラサイト
街の男は陳列されている本棚を見て
街の男A「何かおすすめの本ってある?」
セリーニ「薬学の本とか、低級の魔物の本とかはあるけど。 あっ。 そうだ、賢者様秘蔵の本があります」
街の男A「何! サクラ様のだと! ぜひ買わなければ」
セリーニ「 銀貨5枚です」
銀貨をを受け取ったセリーニ
街の男Aはその場で本を開くと
ジジイのあられもない姿が描写されたのを見てばたりと倒れる男、男が目を覚ますと、
街の男A「返品だー!」
とクレームをつけるが
サクラ「私の本は一度開いたら魔力登録されるから返品は不可ですよ」
と悪魔の一言にうなだれ帰っていった男の姿があった。
———— アリスサイト
冒険者B葉陳列されている爆弾と書いてある品を見て
冒険者B「爆弾ってなんだ?」
アリス「投げると爆発するアイテムです」
冒険者B「それは便利そうだな、それでどれくらいの威力なんだ?」
アリス「左の棚から対スライム用、ウルフ用、ゴブリン用、オーガー用になります」
冒険者B「オーガーまで倒せるなんて本当かよ?」
アリス「今年の春に草原が更地になったのを知っていますか? 一応あれの威力を弱めたものです」
冒険者B「……疑って悪かった オーガー用を一つくれ」
アリス「銀貨5枚です」
と順調に売れていたのだった。
———— フェリシアサイト2
冒険者C「この前因縁つけてきた不良冒険者を懲らしめるアイテムはないか?」
フェリシア「これならどう?」
と変身ポーションを渡した
冒険者C「これは?」
フェリシア「変身ポーションだよ~」
冒険者C「何に変身するんだ? さすがに懲らしめるだけだから変身しっぱなしだと困るぞ」
フェリシア「効果は1時間だよ~。 こっちがウサミミで、もう一つのは秘密のポーションだよ~」
冒険者C「じゃあ秘密の方で(ある意味冒険者であった)」
そして冒険者Cは薬を使用したのだった。
スキンのおっさん冒険者にかけると頭からドリルヘアーが出てきたのだった。
冒険者C「うげっ…… フェリシアちゃんえげつない効果を…」
気が付いたスキンのおっさん冒険者は激怒して冒険者Cを追い回すが、
のちにドリルスキンの二つ名でおそれられるようになったのは別の話であった。
案の定クリス先生にばれて拳骨を喰らったのは言うまでもなかった。
アトリエ編も始動したことだしギャグなマジックアイテムとかどんどん出していきたいです。
目ざせ電車で吹く小説。
そしてあちこちの端末で書いていたので今話を29話として投降した忘れな草でした…。




