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第26話 銀花姫とダンジョン会議

第26話 銀花姫とダンジョン会議


 フェリシアたちがダンジョンを脱出したあと、

隠し通路から高レベルの魔物が発生したことは当然問題になった。

ユグドラシルの教師陣やアルティアの政府にもどの問題が上がった。

学生たちのレベルでは対処できないと判断され勇者が派遣されたのだった。


サクラ「フェリシアちゃん久しぶり~少し大きくなった?」

フェリシア「サクラさん久しぶり~」とサクラに抱き着く。

サクラ「フェリシア成分充填完了~」

クリス先生「勇者殿。 お久しぶりです」

ソウジ「ソレイクさんとの訓練以来ですね」

ハルヨリ「懐かしいなあ」

クリス先生「ともあれ勇者殿たちに依頼があるのだが……」

ソウジ「ユグドラシルのダンジョンの探索依頼ですね」

クリス先生「うむ。 1階層に隠し通路があって魔界の魔物が出てきたのだ」

サクラ「1階層で! 学園の見習いとかが入ったら危ないじゃないの」

フェリシア「でもぞんびと爆弾でほとんど倒せたよ~」

クリス先生「落盤を起こしたがな……」

ハルヨリ「ダメじゃん」


サクラ「ぞんびと爆弾ってことはフェリシアちゃんのぞんびで倒しきれなかったってこと?」

クリス先生「フェリシアのぞんびを知っているのか?」

サクラ「私が教えたから」

クリス先生「お前か—―(怒)」

ソウジ「というより王子じゃなくて聖王様から教わったんだろ」

サクラ「まあそうだけど。 私の魔法の師匠はアーサー様だし」

クリス先生「フェリシアは聖王様の孫弟子でサクラ殿は直弟子ってことか?」

サクラ「そうなりますね」

クリス先生「聖王様なのにぞんびとか召喚しているのかよ……」

サクラ「他にも土魔法で落とし穴とか、氷魔法で滑らせて崩すとかあの人は良く使う戦術でしたよ」

教師A「俺の中の聖王様のイメージが……。」

ソウジ「俺とハルヨリはむしろルフィア様に剣と魔法を師事していたけど、サクラはアーサー様にほとんど習っていたからなあ」

と遠い目をするソウジ(ルフィアの特訓はスパルタで何度も死にかけていたハルヨリとソウジ)

サクラ「どちらかというとアーサー様は、 強い魔法を使うより弱い魔法をいかに効果的に使うセンスを求めた戦い方をしていたわよ」

教師B「それは興味深い」

クリス先生「それはやめとけよ。 お前までぞんび召喚するようになったら困るから」

サクラ「大丈夫よそれは。 マネできているのって私とフェリシアちゃんくらいだから」

とほっとなでおろす教師陣。


ソウジ「とにかく本題はダンジョン調査だな」

ハルヨリ「なら俺とソウジとサクラで潜れば問題ないな」


と話がまとまったのだった。


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