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第16話 銀花姫とグルーニェの姫

第16話 銀花姫とグルーニェの姫


 ユグドラシル学園に入学してから数日が経った日だった。

アリス「ちょっと勉強ができるからって調子に乗っているんじゃないの?」

急に絡らんで来たのはアリス=グルーニェ。 

ザビエ連邦滅亡後にザビエの地ルルリエの一都市から独立したグルーニェ王国の姫だった。

アリスは短い金髪で利発そうな女の子だった。


フェリシア「アリスちゃんどうしたの?」と戸惑うフェリシア

 グルーニェ王国は学問が進み独自に銃の開発に成功している技術先進国だったので、

学問のレベルも高い水準にあったのだ、 しかし入学テストの点数の張り出しを見て、

僅差でフェリシアに負けていたのだった。 それが悔しいせいかフェリシアに絡んでいたのだ。


アリス「今度のテストで勝負よ!」

とライバル認定されたフェリシアだったが、彼女も結構負けず嫌いだったので

フェリシア「望むところよ」と勝負を受けたのだった。


 1年4組は勉強はできるけど問題児がそろっていたクラスだったのだ。←押し込んだともいう

算数や国語ができなくても運動神経が途轍もなかったり、調合や死霊魔術が使えたり、アルフィアにはない化学の知識を持つなど、

総合的な成績は1組の方が上だったのだが、得意分野が傑出している部分では優秀な生徒がそろっていたのだった。


 ことあるごとにアリスの方から衝突していたが、勉学では良いライバルだったのだ。

運動神経面ではアリスはフェリシアに負けていた。ので余計コンプレックスになっていたのだった。

フェリシアの隣の席に座っているセリーニはアバロンの侯爵令嬢だったが死霊魔術が使える少しおとなしい女の子だった。

魔法の授業の時にぞんび対決したときには訓練所が物凄い臭いになり二人にぞんび禁止令が出てしまったのだ。

他のものが召喚するゾンビはフェリシアやセリーニが召喚するぞんびほど臭くなかったので禁止令は出なかったが、

 ※ゾンビとぞんびを区別しています。フェリシアとセリーニが召喚するぞんびはものすごく臭いので表記を変えています。


 魔法の訓練では完全に規格外だったフェリシアとセリーニの他は普通の訓練をしているのだったが、

エリザベス「ファイア!」を唱えても種火しか出ない(1年だとそれが普通)

フェリシア「エリザベスちゃんはファイアよりこの魔法の方がいいよ」

とエリザベスが効いたことがない詠唱を教わる。

エリザベスが唱えてみるとするとエリザベスのドリル髪が近くにあった的の板を貫通する。

フェリシア「そうそう。 それがドリル魔法だよ~」

エリザベス「フ・ェ・リ・シ・アさん(怒)」とフェリシアのコミカミを両のコブシでグリグリするのは母ミランダの遺伝だったのかな?


アリス「私は魔法が使えないけどこれならどう?」

と長い筒の引き金を引くとバンっと乾いた音とともに板を貫通したのだった。


フェリシア「今の何? すごーい」


アリス「私の父が開発した銃という武器らしいわよ。 私も作れるけど作るの難しいのよね」

と銃を披露したアリス上であった。


1年4組はチート嬢(普通のチート、ぞんびチート、ドリルチート、銃器チート)とチート4天王が君臨することになったのだった。

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