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大人のあそび-缶蹴り編

作者: 成増庵

本日ご紹介する遊びは缶蹴りです。




ルール


鬼を一人決めて、鬼は目をつぶり30 秒数える(この辺は自由です。)そして鬼は 隠れている人を見つけたら「○○(その人の 名前)みーっけ!」と言って缶を踏みます。 見つけられた人は諦めて出てくるか全力ダッ シュして鬼が缶を踏む前に缶を蹴るかしましょう。

もし缶を蹴られたら、見つけられた人全員が釈放され、鬼は再び30秒数えます。

鬼が全員(人数が多い場合は人数制限を設けましょう。)見つけられたらゲームセットで す。その場合、鬼に一番始めに見つけられた 人が次の鬼になります。 なお、このゲームは泥沼になりやすいので時間制限10分というルールを設けるといいで しょう。

さらに誰も缶を蹴らず10分が経過した場合、 次の鬼をジャンケンで決めると尚捗る模様。


アドバイス


まず、このゲームは「チーム戦」であること を意識しましょう。隠れる側は如何に缶を蹴るか もしくは蹴らせるかを考えなければいけません。 ヒーローになりたがりの子供には到底できないかなり高度な遊びです。30秒という限られた時間の中で作戦を立て、部隊を展開し、如何に缶を蹴るか… 奥が深い遊びです。



~告白編~


仮に自分が好きな子が鬼になったとしましょ う。 その子が数字を数え終わった頃にはあなたは 彼女の目の前に…。


「○○みーっけ!」

と言われて缶を踏まれますが、ここからが本当の勝負です。


「何で君の目の前に僕がいると思う?」

あなたは言います。

「どうして?」

彼女はあなたに聞き返します。

「僕はいつも逃げたり隠れたりしていた。今回もそうしようと思った。でも、足が動かなかった。心のどこかで戦ってみようという気持ちがあったみたい。そんな葛藤をしている間に時は過ぎて君に見つかった。時が…時が 僕にチャンスを与えてくれた。僕に戦うチャンスを!○○さん。

僕は君のことが好きだ。 僕はもう逃げも隠れもしない。君と一緒に教会のベルを鳴らすために」

という三日三晩ためた思いを彼女に伝えよう。













カーン













その間に誰かに缶を蹴ってもらおう。


このような愛の告白や高度な心理戦ができる素敵なゲーム缶蹴り。

その使い方は無限大。

全力で考えて全力で走れる画期的な遊びーー 缶蹴り。

是非お試しあれ。




つづく?




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元投稿(当時は高校3年生)

http://blog.livedoor.jp/hoku3373-diaryturk/archives/19883827.html

支援polca

https://polca.jp/projects/yfuV0xmfpkc

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― 新着の感想 ―
[一言]  こんなオフ会あったら超面白いな
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