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イマゴロセツナ 詩集

夢縋りのファンタジー

作者: keisei1

 僕の背中抱きしめた 君は涙に濡れていて


 切ないほど響く 君の奏でた 傷だらけの旋律よ


 

 僕の手を握りしめた 君はもう耐えきれず


 行く宛てもなく 漂う 澄んだ心に残る傷痕は



 五月の雨は やけに眩しく 壊れそうで


 雨音が 胸に来るよ 泣いた二人に



 握り返す掌 君は震えたけれど


 君の隣に いたいから


 夢を見せて



 ファンタジーの影 二人は知っていても


 ずっと彼女と 泣きはらして


 痛みを知りたい 



 恋する地球ほし 刹那の夢と一緒に 僕らのけがれを 包み込んで



 少女でも 少年でもない 年頃だけれど


 今夜だけは子供のように泣かせて



 夢を見よう ピーターパンみたいに 永遠に 子供になんてなれないけれど


 それを知ってて



 抱き寄せる背中を 君は凍えてたけれど


 君が求める 白昼夢


 見せたいから


 

 ファンタジーの闇 二人は知っていても


 時には 二人だけの時間


 出来るなら



 恋する月 眩い夢と一緒に 僕らの過ちを許してよ


 

 涙 月 空 海 沈みゆく光


 それでも今日は一緒にいようね




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