マグタイトサーガ2 フライハイについて。
気づいたら2014年5月でした。何度もカレンダーを見返しましたが、どうやらゴールデンウィーク入りしたことは間違いないようで、この投稿までにかなり時間が開いてしまいました。
さて、マグタイトサーガ2 フライハイ、いかがだったでしょうか。作者としてはもっと面白い出来になると思って書き出したのですが、いかんせん技量が追いつかず、エタりそうになったところを無理やり完結させる形の流れとなりました。
事前に構築したプロットはあったんですが、振り返ってみると、各シーンをうまく描写する能力が足りませんでしたね。もっと小説を書くということについて勉強しなければいけないと、作品を通じて痛感した次第です。
本作マグタイトサーガ2 フライハイでは、前作マグタイトサーガの勇者コータとは違い、特にチートの無い兄ソータが主人公になります。テーマは飛行機です。なぜなら、作者が、なんとなく飛行機の小説を書きたかったからです。飛行機ネタは「風立ちぬ」「永遠の0(ゼロ)」「とある飛空士への恋歌」等でやりつくされた?
ブブー。ハズレ。飛行機ネタは「星の王子様」などから始まる有名なジャンルで、後出しでもパクリにはならないという法則があります。
この世界にニンジャはいない。そうだね? アッハイ。
で、作者が最近小説を書かずに何をやってるのかというと、カードゲームを作っています。名前は
「ダイヤを掘ろう!」http://lm4d.com
といいます。2~4人用で、慣れれば30分くらいで終わります。
最初に裏向きに敷き詰めた5×7=35枚のカードを、マイン○○フトっぽい感じでサクサク掘っていき、最終的にダイヤの数が多かった(同数の場合は数の合計が大きかった)プレイヤーの勝ちです。
6月1日のゲームマーケット2014春 ブース番号 H36 「NEET株式会社」で頒布します。もし興味があったらゲムマカタログ(入場証)を買って遊びに来てください。ゲームマーケットでニートと握手!
他にはNEET株式会社の取締役(この会社には取締役が大量にいます)としての会議とか、プログラマとしてのバイトとか、そんな感じの忙しい日々を送っています。いつのまにかニートではなくなっている気がしますが、たぶん気のせいですね。
閑話休題。
創作の話に戻します。
以前戯れに作ったアルベルト数TRPG キャラクターメイカーが創作に便利かもしれないので、URLを晒しておきます。
http://www.arkhamsoft.jp/cgi-bin/albertnumber/
個人的にはロストテクニカのソーサラーなんかがかっこいいと思うのですが、生成はランダムなので、自分が欲しいキャラを自由自在に作ることは難しいです。良いキャラができたときは、ブックマーク用のURLを表示できるので、誰かと設定を共有することもできます。うっかりブックマークし忘れた時は、気が済むまで泣きましょう。
作者が病気のために、小説を積極的に読むことができなくなって、だいぶ経ちます。中には、この連載「誰でも分かる!小説の書き方入門」を元に小説を書き上げ、出版に至ったという方もいるとのことで、心底すごいと思います。ある意味で、この連載が釈迦に説法な話になっている点も否めません。
小説を書くことは、難しいです。
キャラクターを作るのも、世界観を考えるのも、プロットを考えるのも大変です。
かっこいい台詞も、得意絶頂のシーンも、複雑な恋愛関係も出てきます。
時には、全てを完璧にやりとげられないこともあります。原稿用紙をまるめて、ゴミ箱に捨てたくなるときもあります。ファイルを全削除して最初から無かったことにしたいときもあります。
でも、大切なのは書き続けることです。
作者もまた別のテーマを見つけて、別の作品を書くと思います。そのときは、ああ、青い鴉(ぶるくろ)が何か書いているな、と、暖かい目で見ていただければ幸いです。