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感想への返信、活動報告を使う。

 感想がついた!

 それは飛び上がるほど嬉しい瞬間です。自分の作品をじっくり読み、感想を書くかどうか悩み、そして実際に感想を書いてくれた人がいる――そうです。あなたの作品は一定の知名度を得たのです。


 どんなふうに感想に返信を返せばいいのでしょうか。いろいろなケースが考えられます。


 誤字脱字の指摘。これは「感想ありがとうございます。直します」と返すといいでしょう。作者としては、なるべく誤字脱字の類いは事前にチェックしておきたいですが、まあ人によっては残ってしまうこともあります。次に生かしましょう。


 読んで面白かった等の、純粋な応援。これは「感想ありがとうございます。今後の励みにしたいと思います」などと返すといいでしょう。ここが面白い、あそこが興味深い。単純ではありますが、作者としては非常に嬉しいやりとりの一つです。


 読んだけどつまらなかった等の、否定の声。これは「感想ありがとうございます。ご一読していただいたことを感謝し、次の作品に生かしたいと思います」などと返すといいでしょう。読んだ後、あえて否定の声を上げてくれたということは、ひそかに作者の成長を願っているのかもしれません。


 設定の矛盾の指摘。これは「感想ありがとうございます。これこれはこういう理由でこうなっています。御了承ください」などと返すといいでしょう。

 こういう読者は、非常に深く設定を読み込んでくれている方です。その情熱に敬意を払い、きちんと返信することで、固定読者になってくれる可能性があります。


 具体例を挙げての質問。これは自分が分かる範囲で調べてから「感想ありがとうございます。不勉強ではありますが、これこれはこういうことではないでしょうか。この作品の設定ではこの説を採用しています」などと返すといいでしょう。

 具体例を挙げて質問してくるということは、感想を書いた読者のほうがそのことについて千倍詳しい、ということも十分ありえます。作者としては、知ったかぶりをせず、わからないことはわからないと素直に認める姿勢も必要です。


 キャラクターやストーリーに対するリクエスト。このへんからちょっとおかしくなってきます。「感想ありがとうございます。もうプロットは固まっているので、書くとしたら後日談になるかと思います」などとはぐらかしましょう。

 人によっては、この種のリクエストを受けて、筆が硬くなり、続きを書けなくなってしまうことがあります。しかし、それは作者にとっても読者にとっても悲しいことです。都合が悪い時には、うまく受け流す姿勢も必要です。


 ○○○○を殺すような作者はいらない。氏ね!! このへんから感想というよりクレームになってきます。あなたが十分に努力したにも関わらず、登場人物の死が衝撃的すぎて読者に混乱を与えている状態です。律儀に返信する必要が無くなるのがこのあたりです。

 スルーしましょう。作中人物の生殺与奪の権利はあなたが握っているのです。読者にどんなに望まれようと望まれまいと――殺すときは完全にぶち殺しましょう。



 次に活動報告ですが、これは更新通知や、エタり気味の作品の進捗報告などとして使います。あるいは、今後の方針などを読者全体に通知したり、短編として投稿するまでもない内容を語ったりなどです。基本的に削除できない(削除すると運営に怒られる)ものなので、慎重に書きましょう。

 予想に反して、新着活動報告を見ている人は、けっこう多いです。新着活動報告から、はじめて作者や作品を知るという人もいます。そのため、活動報告の使い方を間違えないことが重要です。


 風邪を引いたとかの日記や、過度の馴れ合い談義は、本来の使い方ではありません。あくまで、小説本文の更新通知に伴う、さりげない記述にとどめましょう。などと言っておきながら、お気に入りユーザの活動報告でのやりとりを楽しく見させていただいているあたり、作者は激しく自己矛盾しておりますが。


 いずれにせよ、小説家になろうで活動していくかぎり、活動報告とは長く付き合うことになるかと思います。あとで見返して死にたくなったりしないように、用法、用量を守り、正しく使っていきましょう。

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