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Messiah of Steel:異世界で最強科学装備無双!  作者: DrakeSteel
第一章 廃墟から聖都ロスメアへ
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第11章: 俺のパワードスーツが勝手に進化し始めた件について

洞窟の奥で、NOVAの内部に『未知の鉱石』が入り込む。


リペアボットは進化し、ヴァンダも変わりはじめる。


そして、現れたのは……ジャングル最凶の捕食者。


▶ 科学と魔の狭間で、決断の時が迫る。

洞窟の中、デレクは腕を組んだまま立っていた。

顎を引き締め、眉間にしわを寄せて、険しい顔。


彼の正面では、NOVAアーマーが直立している。

胸部装甲は跳ね上がり、前面パネルは全開。

露出した内部では、点滅するライトと絡み合った回路に、カラフルで発光する小さな鉱石が入り込んでいた。


NOVAの新しい回路から発せられた不気味な光が、洞窟の天井にちらちらと反射している。


「……この結晶、前はなかったよな」


【ヴァンダ】「見事な洞察力ね、デレク。さすが「ロボティクスの天才」ってところかしら」


デレクはあご髭をガリガリとかきながらつぶやいた。


「ふーん……で、どうして急にこんなの出てきたんだ?」


【ヴァンダ】「さあね。修理ボットに聞いてみたら? 原因はたぶんあいつらでしょ」


「聞いたよ」

彼は息を吐いた。


「昨日のログ、途中から文字化けしてる。普通に掘ってただけなのに、いきなり意味不明な文字列になっててさ。まるで何かにぶつかって、プログラム全体が一気に書き換えられたみたいだった」


【ヴァンダ】「まぁ、実際ボットたちの様子も明らかに違うわ。新しいツールを持ってるし、サイズもひとまわり大きくなってる。この洞窟で作業してるうちに、自動的にアップグレードされた可能性が高いわね」


彼女は少しだけ声を低くする。


【ヴァンダ】「しかも最近は、私が何も指示しなくても動くのよ。インターフェースもスムーズだし、必要な入力も前より少ない。たまに、自分で判断して動いてる節すらあるわ」


デレクは無言でうなずいた。

……確かに、自分も感じていた。


あの鉱石に触れたことで、修理ボットのコードが書き換えられた。

その影響で性能が向上し、自律的に進化した彼らは、NOVAにも手を入れた――。


アーマーにまで、強化が及んでいるのだ。


―――


「で、お前はどうなんだ、ヴァンダ?」

「前に言ってたろ。あのコラール・ノードってやつから、異星のコードが一部、お前に流れ込んだって」


彼は目を細める。


「最近、自分の意思で動き出したりしてないよな?」


【ヴァンダ】「もうやってるわよ、デレク。気づいてないの?」


間を置いて、彼女は続けた。


【ヴァンダ】「でもね、今のところはただの謎データの塊。メモリに保存されてるだけ。たまーに断片が突然浮上してくるけど、ほとんどはアクセス不能なの」


「……そりゃまた、ありがたいニュースだな」


デレクはぼそっと吐き捨てる。頭痛の種がまた一つ。


「で、話変わるけど。前にディスプレイで『アップグレード可能』とか出てたやつ。あれ、覚えてるか?」


【ヴァンダ】「ええ。表示された内容はこれよ。


《オーリックレベル・アイアン2:アップグレード可能数 1》」


デレクは眉をひそめた。


「……つまり何? クソ強そうなスキルでも解放されて、生存率が上がるってこと?」


【ヴァンダ】「違うわよ、デレク。残念だけど、『目からビーム』みたいな奇跡ボタンは在庫切れよ」


「……チッ。やっぱりな」


一筋縄ではいかない。


作った奴は、まるで『原始人にスマホ渡した』みたいな気分にさせやがる。


不快きわまりない。


NOVAが「なんとか」修復されてるのはありがたいが――

仕組みが分からないままじゃ、安心なんかできるわけがない。


リアクターがまた暴走したら、今度こそお手上げだ。

あのクリスタルの一つでもズレたら、動作停止……いや、爆発すらありえる。


―――


帰れたら……いや、もし帰れたら、

このNOVAをパーツ一つずつバラして、全部暴いてやる。


でも今はダメだ。


このジャングルで、生き残るための『唯一の命綱』をいじくる余裕はない。


科学者としての好奇心?


――黙ってろって話だ。


デレクはパネルを閉じ、胸部プレートを


ガチャリ


と勢いよく締めた。まるで車のトランクみたいな音。


「……よし、完了」


【デレク】「ボットがNOVAに施した『アップグレード』も、火の玉スティックも、喋る猿も――」

どれも意味不明だ。まともな機材がなきゃ、解析なんてムリだな」


……それがあっても、ムリかもしれない。

あるいは、ずっと謎のままかもしれない。

――ユキに何が起きたのかと、同じように。


彼はその考えを追い払うように、静かに立ち上がった。

NOVAを見つめる。洞窟に響くのは、冷却システムのかすかな駆動音だけ。


その巨体は、彼よりも頭ひとつ分は高い。

黒く、滑らかで、赤く光る双眼。

全身から放たれる『圧』に、肌が粟立つ。


でも、それはただの暴力装置じゃない。


彼はこの機体に、思考力を与えた。


敵の動きを予測し、バイオ・化学・物理情報を収集・解析する能力。


そして――『魂』すらも。


たとえ、それがシミュレートされたものでしかなかったとしても。


彼は、それをヴァンダと名付けた。




【ヴァンダ】


……どんな『良心』と同じで、行動を止めることはできない。


ただ、正しいか、間違っているかを告げるだけ。


最終決定を下すのは――いつだって、デレクだ。




彼は静かに、NOVAの肩に手を置いた。


それは、獲物を狙う捕食者が、ただ眠っているだけに見えた。


それは彼の『もう一つの顔』。

ユキが死んだ、あの夜に生まれた影だ。


爆発で、彼女は消えた。

遺体すら、何も残らなかった。


あの夜、すべてが壊れた。


彼はXyphos Dynamicsで、ワーディライ(古代文明)の遺物を研究していた。

そのテクノロジーを軍用に転用するために。

パワーアーマー部門で長く働いた後、コラール・ノードに異動になった。


もちろん、建前は違う。

表向きの名は《オメガ計画》。

……いかにも、それっぽいネーミングだ。


あの夜の後、デレクは試作型のパワーアーマーを盗み出した。

そこから、すべてが始まった。


自分の知識を注ぎ込んで、さらに古代のテクノロジーで強化する――

それは呼吸するよりも、ずっと自然なことだった。


……いや、呼吸より簡単だった。


なにせ、それが『仕事』だったんだからな。


それから、強化されたアーマーを使ってさらに〈テクノロジー〉を盗み、それを精製し、進化させる。

――当然の流れだった。


そして彼は、止まることなく進み続けた。

ひたすら前へ。さらにその先へ。

新たな〈アーティファクト〉を見つけ出すために。


あのすべての始まりとなったものと、同じような──


コラール・ノード。


そして、それを見つけさえすれば――


【ヴァンダ】「どう思う?」


デレクはまばたきをし、思考の海から引き戻された。

【デレク】「……何についてだ?」


【ヴァンダ】「この状況全部。杖を振り回す原始人、マグマまみれの怪物、電気サルたち。今のあなたなら、何かしら理論あるでしょ?」


【デレク】「……まあな。可能性はいくつか、思いついてる。」


【ヴァンダ】「で、どうせまた『魔法』は除外されてるんでしょうね。」


ヴァンダは、機械仕掛けのようなため息をついた。


デレクは首を横に振った。【デレク】「ああ。認めるよ、自然法則がちょっと『いじられてる』っぽい環境なのは間違いない。でもな、今のところ俺たちが遭遇した現象は、十分に発達したテクノロジーと執念さえあれば再現できる。」


【ヴァンダ】「で、そんな手間をかけてまで、誰がこんな環境を作るっていうのよ?」


【デレク】「そこがな……まったく見えてこないんだよ。」

デレクは息を吐き、無精ひげの顎をかいた。

【デレク】「俺たちは今、とんでもなく複雑な〈オペレーション〉のど真ん中にいる。それを動かしてるのは、銀河最大手の企業と肩を並べるような資源と知識を持った誰かってわけだ。……なのに動機は完全にブラックボックスだ。」


【ヴァンダ】「テーマパークって可能性は? 私たち、新作アトラクションってやつ。」


デレクは思わずうなずいてしまった。少し考え込むような仕草で。


【ヴァンダ】「……は? ちょっと待って、それ冗談じゃなくて? 本気でここがテーマパークかもしれないって思ってるの?」


デレクは腕を組んで、真顔で答えた。【デレク】

「ここにいるのは、「『ここにいろ』って思ったやつがいたからだろ」。俺がどう動くか、どう刺激に反応するか──それを観察したいんだ。

娯楽目的って可能性もある。テーマパークってのも、まあ一理ある。

けど、研究施設の一部で、俺か〈NOVA〉を対象にしたデータ収集って可能性もあるな。」


【ヴァンダ】「じゃあつまり……連れてきたその人間が、今もこっちを見てるってわけ?」


デレクはうなずいた。【デレク】

「いや、見てない方が不自然だな。

これだけ手の込んだ世界を作って、人間一人引っ張り込んでおいて、放置?

そんな非効率、俺には信じられん。」


【ヴァンダ】「じゃあ、その背後にいる誰かと連絡取って、『帰して』もらえばいいじゃない。」


【デレク】「……ヴァンダ、それは無理だ。


このエコシステムを見てみろ。地球にそっくりだが、どこか異様に異質だ。


あれを設計した執念の持ち主が、『はいそうですか』で話を聞くとは思えん。」


彼はため息をついた。


【デレク】「ここから出るには、『なぜこの場所が存在するのか』と『どう動いてるか』を突き止めるしかない。」


―――


背後で聞き慣れたブゥゥン……という〈ハミング音〉が鳴り、デレクは即座に振り返った。

リペアボットがひとつ、洞窟にふわりと浮かびながら入ってきた。

小さな機械のアームに抱えられているのは、赤く光る奇妙な金属球。


ボットはそれをデレクの足元にそっと置くと、スッと浮かび上がり、今度は滑るように速く外へ出ていった。

音の高さも、どこか自信を帯びていた。


【デレク】「……今の、俺にプレゼント渡したか?」

彼は一瞬まばたきし、目を細める。

【デレク】「てか、お前……あいつらが外で何やってるか、把握してんのか?」


【ヴァンダ】「岩を採掘中。……それ以上? 知らないわよ。前から言ってるでしょ、もうあの子たち、自律行動してるって。」


テクノロジーが制御を離れはじめている。

それは研究室みたいな安全空間でも危険な兆候だ。

このジャングルじゃ、なおさら致命的だった。


けど――

今さら放棄するわけにもいかない。

自分の〈テクノロジー〉を捨てるってことは、即死を意味する。

やれることは一つ。前に進み続けること。

そして願うことだ。この茶番の仕掛け人が、姿を現してくれるのを。

手遅れになる前に。


視線が、足元の球体に落ちた。

……これ、一体何だ?

道具? 武器? それとも、また『試験』か?


彼はしゃがみこみ、慎重に手を伸ばした。


球体は温かく、滑らかな表面にはボタンもスイッチも一切ない。


代わりに、謎のルーン文字のような模様が刻まれていて、ほのかに光を放っていた。


【デレク】「……なんだよ、これ。」


【ヴァンダ】「知らない。


でも『贈り物』って可能性はあるわ。ほら、あなたのベッドに死んだトカゲ置いた時の〈テスラ〉みたいに。」


【デレク】「いや、それ俺の猫と比べるのはフェアじゃねぇな。


少なくとも、今のところボットたちは『理由なしの行動』はしてない。」


【ヴァンダ】「テスラだってそうよ。彼女なりの愛情表現だったじゃない。」


【デレク】「……お前、その頃はプロジェクトとして存在してなかったろ。

個人ファイル漁るの、マジでやめろよな。」


【ヴァンダ】「はいはい、なんでも言ってて。」


デレクは球体を転がしながら眉を上げた。

【デレク】「つまりだ、ボットたちは自分で進化して、NOVAの修理までやってのけた。

そのレベルの知性を持った連中が、ノリで球体渡すなんてありえない。

何か、俺に必要だと判断したんだろうな。」


【ヴァンダ】「じゃあ、活動ログでもチェックしてみたら?

少しは「思考回路」が読めるかもよ。」


【デレク】「……できるもんならな。」

彼は重く息をついた。

【デレク】「アップグレード後のログは、もはや別言語だ。まったく読めん。」


【ヴァンダ】「私の翻訳アルゴリズム、走らせてみる。

本当に別言語なら、いずれ解読できる……はず。」


【デレク】「よく言った、ヴァンダ。その調子でどんどん――」


――ッキィイイイ――!


洞窟の外から、甲高い鳴き声が響いた。


サル……か? またかよ。


その声には怒りか、痛みか、あるいはその両方が混じっていた。

放っておくべきじゃない。

洞窟にこもってやり過ごす? ……それは「罠」になる。


【デレク】「……いや。どうせ来るなら、こっちから見に行く。」


時間はない。

彼は球体を地面に置き、NOVAの前に立ち、乗り込んだ。


最後の〈マグネティック・シール〉がカチッと音を立てて閉まり、

デレクは即座に行動を開始。球体をつかみ、騒ぎの元へ突っ走った。


―――


原因はすぐに見つかった。


巨大な緑のヘビが、光る目を持つサルの一匹を胴体で締めつけ、地面をずるずると引きずっていた。

巻きつかれたサルは狂ったように叫び、ヘビの分厚い身体に必死で爪を立てていたが──完全に無力だった。


デレクが見つめる中、サルの叫びは次第に弱まり、動きも鈍くなっていく。


ヘビは、その大きな体をしなやかにくねらせ、まるで水面を滑るようにジャングルのツルの中を進んでいった。

やがて姿を消すだろう。

残されたサルたちには、何ひとつ止める術はなかった。


小さな一匹が、ヘビの脇腹に噛みついた――が、まったく効果なし。

ヘビは気づいた様子すら見せなかった。


あまりにも一方的すぎる。戦いとすら呼べない。


デレクは思った。

……あんな捕食者がうようよいるこの環境で、よくあのサルたち、生き延びてきたもんだな。


罠に捕まった猿は再びもがきはじめた。必死にヘビを蹴飛ばし、茂みをガリガリと掻きむしったが、まったく効果はない。ただキーキーと悲痛な悲鳴を上げるばかりだ。周囲の猿たちもギャーギャー騒ぎ立てているが、ヘビに電撃を放つ気配はまったくない。


【ヴァンダ】「おそらく仲間に当たるのを恐れているのでしょうね」


【デレク】「ああ、そうかもな。けど、あいつらにそんな優しさがあるとは思えん。仲間が苦しんでるのを見て面白がってるだけだろ」


劇的な光景だが、これが自然の摂理だ。捕食者は獲物を喰らう。ヘビはただ静かに朝飯を引きずっているだけだ。自分に何ができる?


これ以上目立つ前に立ち去ったほうが良さそうだ。

デレクは肩をすくめ、何事もないように洞窟へ向かった。


【ヴァンダ】「デレク、どちらへ?」


【デレク】「洞窟だが? 何か問題でも?」


【ヴァンダ】「あの可哀想な猿を助けるべきではなくて?」


デレクはぱちっと瞬きをした。「……俺が?」


【ヴァンダ】「当然でしょう?」


彼は皮肉げに眉を吊り上げた。「理由は?」


【ヴァンダ】「お忘れですか、デレク。あなたは彼らのアルファ――群れの新しい王なのですよ。あなたがあの大猿を殺さなければ、彼がやっていたであろうことを、彼らはあなたに期待していますの」


デレクは二度ほど目をパチパチさせた。「つまり……?」


【ヴァンダ】「彼らを守ることですよ」


たしかに、自分が倒したアルファがまだ生きていれば、あのヘビが簡単に小猿を連れ去ることなど許さなかっただろう。


アルファが消えた今、ヘビはあの猿たちを一匹ずつ片付けていくつもりかもしれない。


忌々しいAIめ。もっと早くアンインストールしておけばよかったぜ。こんな奇妙なジャングルに放り込まれる前にな。


デレクは大きく舌打ちすると、NOVAを駆って一気に駆け出した。

アーマーの駆動部がかつてないほど力強く作動し、その身体をヘビの脇腹へと一瞬で押し出す。

NOVAに何が起きたのかは分からないが、その強化を全身で実感した。まるで新品のパワーアーマーを操縦しているようだ。その限界はまだ未知数だ。


二歩で間合いを詰める。謎の球体を片手に握ったまま、ガントレット背面のプラズマブレードを鋭く起動。

ジジッと音を立てて双刃が輝き、一撃でヘビの厚い胴体に深々と突き刺さった。猿のすぐ脇だった。


ブシュッと鮮血が地面に飛び散り、ジュウゥ……と焼け焦げた肉の臭いと蒸気が空気を満たした。


ヘビは激しくのたうち、小猿を巻きつけていた胴体をほどいて落とした。猿は騒ぎ立てる仲間たちに半ば引きずられるようにして、木々の上へ逃げていった。


デレクはそれを見届け、ふん、と鼻を鳴らした。

今回は楽勝だったな。あのヘビを殺すまでもない。ただのかすり傷程度だ。


プラズマブレードを停止し、洞窟に戻ろうと振り返った。ヘビならすぐに回復するだろう。あの巨体なら、ほんの掠り傷にすぎない。


その時、バキッと背後で枝が折れる音が響いた。続けてゾクリとする威嚇音。デレクはピタリと足を止めた。


ミニマップが展開され、巨大な赤い点が表示された。今まで見た中で最も大きな反応だ。

デレクはゴクリと喉を鳴らし、口の中が急速に乾いていくのを感じた。


まずい。


慎重に振り返り、上を見た。さらに上へ――そしてまたさらに上へ。

コブラのように鎌首を持ち上げ、とぐろを巻いた巨大なヘビの頭部が目の前にそびえ立っている。シュルシュルと二股の舌が空気を味わうように動き、鋭く威嚇音を響かせていた。


視界にその巨大なヘビの頭上で、鮮やかな緑色の体力ゲージが表示される。

さらにその上には、オレンジ色の文字が点滅していた。


《レベル4・アイアン》


【デレク】「……やべっ……」

【第11章 公開中】


NOVAの『進化』は、予測不可能な領域へ――

リペアボットの暴走。

謎の球体。

ジャングル最凶の捕食者との遭遇。


これは本当に、ただの異世界冒険なのか?

それとも――誰かによる『実験』なのか?


***


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― 新着の感想 ―
超古代遺跡奪取のSFバトルから、科学VS魔法の異種バトルへと発展しつつもまだ科学者魂を忘れないデレクの強さに感服です。 それにしても原始人に召喚獣に大猿に大蛇、どんどんハードになる敵に、次に何が来ても…
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