story7 思わぬ事故発生
すると店長さんは、ほんのりと顔を赤くしながら言った。
「隆史くん優しいね! ありがとう! もちろん良いよ!真面目な従業員が来てくれて私としてはすごく嬉しいからね!あっ、そう言えばトイレ点検の時間だからちょっとトイレ見てくるから隆史くんは、レジで待っててね」
「分かりました!待っていますね」
それから店長さんは、点検のためにゆっくりとトイレに向かっていく。
しかし僕は、トイレの前に清掃中の札が置いてあるのを見かけたため慌てて注意しにトイレに向かっていくと店長さんが清掃中の札の付近で他の従業員が掃除してすぐであったため地面がツルツルになりすぎていたため左足を滑らせてしまいそのまま後ろに倒れそうになったところを僕が何とかぎゅっと抱き止めた。
そして僕は、自分の右手で柔らかさを感じたため近づいて確認してみると、僕の右手が店長さんの小さな胸に触れていたことに気づいた瞬間、直ぐに右手を引っ込めようとしたら店長さんが小声で言った。
「手は、少しそのままにしてて」
「でもそれだと僕は、痴漢行為になってしまいますよ」
店長さんは、顔を真っ赤にしながら強く言った。
「ならないよ。痴漢と言うのは、基本的には触られた上で尚且つ相手の女性が嫌がっている時に問われる行為であるから、女性の人が嫌がってさえなくて訴えたりさえしなければ問われないから大丈夫だよ」
「そうなんですか! 」
「それにこれは、私を助けてくれようとしてくれたんでしょ? 」
「うん、そうですけど… 」
「助けてくれてありがとう! もう少し怪我してしまうところだったからね」
「いえいえ!優しく教えてくれたりくれる店長さんが転けそうになっているのを見過ごすわけにはいきませんからね」
すると店長さんは、ゆっくりと起き上がって僕の方を向いてから言った。
「隆史くんこそすごく優しいよ! それにさっきのは事故だったわけだから何も気にしなくて良いよ! 」
「店長さんありがとうございます! 」
「それに私は、他の子と違って胸が小さいから触ったとしても恐らく隆史くんは、何にも思わないと思うしね」
僕は、顔を赤くしながら店長さんに言った。
「そんなことないですよ! 先程は、事故でしたが、触れたときに柔らかくて気持ちいいって思ってしまいましたから… 」
「えっ、そうなの? そんなこと言われるとドキドキしてくるじゃないか!隆史くんは彼女いるの? 」
「いえ、いませんけど… 」
「そうなんだ! ちなみに私も彼氏いないよ」
「えっ、店長さんは彼氏さんいると思っていましたよ! 」
「ずっと働いてる状態だから出逢いが無いんだよね。店内だと変な話を暇潰しに店が空いているときにしに来る人ならたまにいるけどね」
「それは嫌ですね。 ここからコンビニなんですから場所をわきまえてほしいですよね」
「そうだよね~! あっ、トイレ確認しないといけないんだった!よかったら一緒に来る? 」