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story23 私、引退します

 僕は、首回りについてるクリームを優しく舐めてあげる。


 すると古川さんは、可愛らしい声を連発していく。


「あんっ♡ ヤバイよ! いやんっ! 」


 それから首回りについてるクリームが取れていくと古川さんは、僕をゆっくりと押し倒して一枚の布団の中に古川さんも入っていきお互いの距離が急接近していきものすごく近くなっていた。


「今日は喜んでくれて本当に良かったよ!これからも作ってあげるからね!お兄ちゃん」


「古川さん、ありがとう! あの近すぎるんだけど‥」


「そりゃ彼氏彼女の関係になったらこう言う機会は増えていくと思うよ! 」


「そうかもしれないけど、僕は今まで恋愛経験が無くて女の子からこんなに接近されたことが無かったからすぐ興奮してしまったりするからね」


「別に私に対してならいつでも興奮しても良いんだからねっ! それとこれからはお互い名前で呼び合わないかな?その方がお互い親近感があって良いと思うんだけど」


 僕は、すごく恥ずかしい気持ちが強かったが頑張って名前で呼んでみることにした。


「確かにその方が親近感沸くね! それじゃ麻衣ちゃん大好きだよ! 」


 すると麻衣ちゃんも顔を真っ赤にしながら名前で呼んでくれた。


「名前で呼んでくれてありがとう! 隆史くん私も大好きだよ♡ 」


 それから僕たちは、気持ちよく抱き合いながら気がついたらお互い眠りについてそのまま次の日の朝を迎えていく。


 そして僕たちは、朝食を食べてから僕は、コンビニでのお仕事を頑張っていき休憩時間になったときに店長さんと一緒に店の外の裏側で話をした。


「店長さん実は、話したいことがあります」


「隆史くん、すごく真面目そうな表情をしてどうしたの? 」


「以前に彼女いませんって言っていましたが実は、僕好きな人が出来てしまいました!ごめんなさい! 」


 僕が頭を深く下げながら店長さんに謝っていくと店長さんは、優しくこう言ってくれた。


「隆史くん、何も悪くないじゃん!彼女出来て良かったね!おめでとう! 幸せになってね」


「そう言ってくださってありがとうございます! 幸せになりたいと思います」


 こうして僕と店長さんとの関係をはっきりさせることができた。


 一方その頃麻衣ちゃんは、お仕事の撮影を頑張っていたが。こう思っていた。



 やっぱり隆史くんの彼女になったんだから今回の作品を最後にこの業界から去ろう!

 それに隆史くんは、いくら私をセクシー女優の活動について反対してくれていないと言っても私自身がこうやって仕事とは言え他の男としてると言うのは女として一人の人間として良くないし、これから結婚するとき私のせいで家庭が崩壊したらって考えると悲しくなってくるからね。


 そして古川さんは、長時間に渡る仕事の撮影が終わってから事務所のマネージャーに伝える。


「マネージャー、ちょっと良いですか? 」


「いきなり深刻そうな顔をしてどうしたのかな? 」


「私、実は好きな人が出来てしまいまして近々結婚する事にもなりました。なので今回の作品を最後に古川 麻衣はこの業界から引退します! 」

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