story18 僕は朝から過激すぎる現場を見てしまった!
「そう言ってくれて本当にありがとう! それじゃ戻るね」
「私の方こそありがとう! うん、分かった! 」
こうして僕たちと妹の亜美ちゃんとの距離がまた一歩縮まったのである。
それから古川さんと妹の亜美ちゃんは、バスタオルで身体を拭いてから服を着てから部屋に戻ってきた。
「新城くんも入って良いよ! 」
「ありがとう! それじゃ今から入るね」
そして僕もお風呂に入っていきこれで三人全員がお風呂に入ることが出来たのだった。
その後は、みんなですごろくをしたり、トランプをしたりして楽しい一日を過ごすことが出来て妹の亜美ちゃんは、夕方になってから自分の家に無事に帰っていったのであった。
そして次の日を迎えて契約満了まで残り338日となり僕、個人的には寝ぼけながらこう思っていた。
なんだか彼氏彼女関係じゃない筈なのに昨日は、本人公認の下で全裸姿を見てしまったりしてどう考えても彼氏彼女関係のラインに入ってるように見えてしまうよ。
昨日と今日は仕事が休みだから今日も楽しく過ごして明日からまた頑張るぞ!
すると隣の古川さんが寝ている寝室から声が聞こえてきた。
僕は、耳をすませて聞いてみる。
「お、お兄ちゃん! あんっ! 大好きだよ! 」
何をしてるんだろう‥お兄ちゃんって僕のことだよな? どうしたんだろう。まさかね‥ 一人Hじゃないよね?
僕は、気になってしまい隣の寝室に近づいていこうとしたら、隣の寝室の戸が少しだけ開いていたためちょっとだけ覗いてみると、そこには、上の服はそのままでスカートが脱ぎ捨てられてあって、下着の中に右手の人差し指を入れて触っていた。
朝から過激すぎるものを見てしまった気がするよ。これがどうかセクシー女優の仕事のリハーサルであってほしいよ!
しかしリハーサルではないことが分かってくる言葉が古川さんの口から飛び出す。
「新城くん、大好きだよ! あんっ♡ 」
僕は、この時どうすれば良いのか全く分からなかった。
そして僕は、この時こう思っていた。
僕のことを思いながらしてくれてる女の子は、初めてだし、すごく嬉しいんだけど、契約満了までまだ338日も残ってるけど、契約満了までに男と女の関係になってそうな気がしてしまうな。
仮にもし古川さんが僕の彼女になってくれると考えたら、その時は彼女を愛してあげたいね。
そして古川さんは、落ち着いてきて下着姿のままで二度寝しようとした時に僕の姿を見た瞬間、顔を真っ赤にしながら言った。
「お兄ちゃん、いつの間にいたの? 昨日戸を完全に閉めていなかったから見えてしまったんだね。 またはしたなくて気持ち悪い女の姿を見られてしまったね。こんな女嫌でしょ? 清楚のかけらもない行動をしてる私なんか嫌でしょ? 」
「ぜんぜん嫌じゃないよ!観てて朝から興奮してしまってたくらいだよ」
「我慢できなかったの。昨日の脱衣場での出来事を思い出したときにお兄ちゃんが私たちに対して優しくしてくれた上にキスまでしてくれて‥」