完全に気の迷いだって
完全に気の迷いだって
あなたのせいにはしないさ
燻る温もりに紛れて
上辺だけの言葉着飾って
迸る前に寸止めの
愛情熱を突き付けられたり
毎日取り替えられる
愛人の一人にカウントして
あなたの自己満足に溺れたい
都合の良い誰かはどうか他を当たって
私の思い違いならよかったのに
完全に気の迷いだって
あなたのせいにはしないさ
見極めていたと思ってた
私の目が狂っていただけ
目も耳も口も塞いで
真実に辿り着けるでしょうか?
心の目なんて幻想で
あなたの腐った本性を見つめたい
燻る温もりに紛れて
上辺だけの言葉着飾って
嘘を言うよりもいつだって
本当のことは語らないようにしていた
ああほら今日も
騙されたとほざく彼女を
心底面倒臭そうに見ている
人間性が曝されている
完全に気の迷いだって
あなたのせいにはしないさ
それなりに楽しんでた
私の目が狂っていただけ
何人で彼を囲めば
真実に辿り着けるでしょうか?
一矢報いたい誰もが
今やライバルからトライバル
さあ踊ろう
手を繋いで
さあ囲もう
元凶の屑が震える
さあ歌うように
さあ語ろう
何もかも
白日の下へ
完全に気の迷いだって
あなたのせいにはしないさ
見極めていたと思ってた
私の目が狂っていただけ
完全に気の迷いだって
あなたのせいにはしないさ
ただただときめいたあなたが
どうしようもない人だったってことだけ
それだけで充分さ
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ちょっと遠回しに大人のあれやこれやを連想させるかもしれない描写を入れているのでR15指定にしました。気にしすぎじゃね?となるかもですが。
もともと全然関係ない小粒として浮遊しており、どう形を与えればいいのか微妙だった書き出しから、続きを書き始めてみるうちに完全に箸休め野郎をどうにかする展開になっててあなたのせいにはしないさー♪と飄々と歌っていたい気分になっています。
音は浮かんでいたものの字余り感は否めないものの、さわやかに修羅場っていてひっそり歌っています。
えっと、箸休めダメ、覚悟が無ければ。(※いやあってもやめとこ