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苛々な姉と偉丈夫な弟

作者: ルッツ・マルクス

また…また、短編を書いてしまいました。

どうやら短編の呪いをかけられてるみたいです。


呪いが解けるように祈っていてください。

私立月影高校の2年生には、月影のマドンナと呼ばれる才色兼備な女生徒が在籍している。

名を、一条小春といい、スレンダーな体型に濡れたように輝く美しい髪。小さな顔には大きな目と筋の通った鼻、柔らかそうな唇が綺麗に並べられていた。

そして、全てのテストでは学年1位の座を入学考査から誰にも譲ってはいない。

そして、人望も厚く生徒はもちろん、先生達も彼女に絶大な信頼を寄せていた。


だが、この世界において全ての人から愛される人間などいるはずもなく、一部の生徒からは陰口やあらぬ噂などを流されていた。


しかし、彼女は「考えは人それぞれ」と言って批判の風を物ともせず凛とした姿勢で花の高校生活を送っていた。


と、言うのは彼女の表の顔である。

学年1位を死守し、人々からの羨望の眼差を受け止め、人望を絶やさずに人付き合いに力を入れる。そして、陰口などに耐え涼しい顔で笑う。


そんなことがなんの代償もなしに出来るのは神くらいだろう。

もちろん、彼女は神でもなんでもないただの一生徒なのだ。

普通ならストレスや過労が溜まりとっくの昔に倒れているに違いない。

そうならなかったのは彼女の裏の顔があったおかげだろう。


◆◆◆


「ああぁぁぁ!!苛々するなぁ!ほんと!私がてめえなんぞの彼氏を取るかってんだ!いい加減にしやがれ!」


と、普段の小春の口から出るとは想像もできない声と喋り方で、自分の彼氏を取ったと言いだしたクラスメイトを罵る。


彼女の母や父はいつもの事かと静観しているが、こんなていたらくでは彼氏もできないだろうと心配していた。

故に、いらぬお節介をかけてしまう。


「ね、ねぇ?小春、もう少し女の子らしくしたら?誰もお婿に来てくれないわよ?」

「うむ、確かに人の悪口は感心せんな。」


しかし、それは火に油…いや、ニトロをぶち込んだようなものである。


「んなもん知ってんよ!いつも女の子らしくしたんだから家の中くらい自由にさせやがれ!」

「「おうふ。」」


ズカズカと冷蔵庫まで歩き牛乳をラッパ飲みする。

プハァ!ゲッ。と完全にオヤジと化した彼女を見れば千年、万年の恋も冷めるだろう。


すると、リビングのドアが開き男が1人入ってくる。

彼は小春の弟の一条洋介。身長185cm程あり、姉とは違い常に冷静沈着なクール系男子である。

しかし、クールな見た目とは裏腹に、筋肉質であり友人からはゴリラと言われる始末である。

普段は着痩せしているため、ひょろっとした印象を持たせる。

そして、小春と同じ月影高校に通っている一年生であるが、マドンナなどとは縁も所縁もなく静かに高校生活を送っている。


彼の登場は小春の苛々にまたニトロをぶち込んだ。

自分がこんなに頑張ってマドンナキャラを演じているのに、なぜこいつは弟の分際でボーッと高校生活を送っているのか。

と、いわゆる八つ当たりであった。


「ボーッとしてんじゃねえ!ハゲ!」


と罵り、彼の足にローキックをかます。

が、洋介は大木を小鳥が突いた程度の反応しかせずにミルクティーを冷蔵庫から取り出しリビングを出て行く。


小春はいい反応が得られずに舌打ちをする。こんな姉で嫌っているのはわかっている。だが、少しくらい反応をしたっていいじゃないか。

そう不貞腐れながら、部屋に戻る。


彼らの両親は泣いてもいい。


◆◆◆


日曜日で休日だったが、特に用事もなく暇で平和な1日を過ごす。


なんとなくSNSを開き、クラスのグループチャットを開こうとして少し驚く。

グループチャットの発言数が1000を越えていたからだ。

恐る恐る見てみると、クラス内で何かを揉めているようだった。


揉めている内容は、小春が悪いか否かであった。

親小春派とアンチ小春派の2つに分裂し、昨日の彼を取られたクラスメイトを中心にさながら文字の戦争のようになっていた。


『小春様の何が悪いんだ!ただの妄想だろう!』

『妄想なわけないじゃない!この子泣いてるのよ!?』

『コポォ。戦争でござるな!小生は小春殿のためなら死ねるでござるよ!デュフフ』

『キモオタは黙れ。奴は人の皮を被った悪魔だ。』

『てかその彼氏取られた奴この前自分から彼氏いなーいとかほざいてなかったか?』

『言ってねーよ!カス!』


などとひどい有様であった。

このままではクラスが空中分解しかねないと判断した小春は『皆さん争わないで下さい。私が謝れば済む話ですから。』と、送信する。

先程まで猛烈にトークが続いていたのに、そこで止まる。


少し待つと、ポツリポツリと呟き出す。

『じゃあ謝れよ。』『小春ちゃん無理しなくていいんだよ?』『小春殿ktkr!』『謝罪はよ!』と、様々な意見が飛び交う。

小春は、休日なのに苛々させやがって、などと考えながら謝罪文を書いていると、『てかさ、俺らが争ってるのって元を辿ればあいつの彼氏を寝取った小春のせいじゃね?』と誰かが呟き、クラスのほぼ全員がその意見に賛同した。


そこで、小春の苛々はマックスになり、適当な言葉を並べただけの謝罪文を作成し送信する。

そして、苛々をどう解消しようかと考えているとドアがノックされ何の用かと尋ねると、ドアの向こうから洋介が昼ごはんの支度が出来たのでリビングに来い、と言ってくる。


そこで小春はほぼ反射的に洋介でストレスを解消してやろうと浅く考え、ドアを勢いよく開き、それに驚いた洋介の顔面にパンチを入れる。グリョとか、ゴリィなど少し危ない音がしたが気にしない。

その反動で倒れた洋介に跨り、殴り続ける。


数十回殴ったところで理性が働いたのか、自らの拳を見ると洋介の血がべっとりとついていた。

倒れた洋介に視線を向けると、抵抗もせずただただ姉の拳を受け入れ、顔を血だらけにして耐えていた。


さすがにこれには引いた小春は洋介の上から退く。


「おまえ、そんなに私の事嫌いかよ。」

「嫌いだったら殴らせない。」


と、予想外の答えが洋介から返ってくる。

その言葉の真意を聞こうとしたが、彼はリビングに去って行ったようで、リビングから母の悲鳴が聞こえてきた。


ストレスは無くなったが、何か引っかかるモヤモヤが心を占領した。


◆◆◆


風呂から出ると、リビングにミルクティーを飲む洋介の姿があった。

その顔には絆創膏が所狭しと貼られていて、見るからに痛々しかった。


小春はさすがに母から叱責されるかと覚悟していたが、母は洋介に風呂に入れと催促していた。


「ね、ねぇ、洋介のあの傷…。」

「ああ、あれね。自作のドローンのプロペラが飛んで顔に突き刺さったらしいわよ。結構な傷でお母さんびっくりしちゃった。」


白状しようとすると、アホらしい答えが返ってくる。

ドローンのプロペラは確かに飛んできたら怪我をするかもしれないが、さすがに血だらけにはならない。

小春は、弟のくせに姉である私をバカにしやがって。と心の中で罵る。


だが、今回はさすがにやりすぎたと少し反省した。


◆◆◆


月曜日が始まり、嫌な気分で登校する。

高校の玄関で、様々な人から挨拶を受け、それに快く応えていく。


そして、自らの教室に着き、ドアを開けるとクラスメイトたちが一斉にこちらを振り向く。

一応謝罪文は書いたが、適当に書いたため皆にいい印象を与えなかったかもしれないと、少し反省する。

気分を入れ替えて、「みなさん、おはよう。」と言うと、クラスの中の2,3人からしか返事は返ってこなかった。

それに、騒ぎの中心となっていた彼氏を寝取られた女生徒は登校していなかった。


小春は自分が今まで築いてきたものが音を立てて崩れるのを感じた。

クラスの空中分解は防げたが、自らがハブられてしまっては元も子もない。


そんなクラスメイトたちに苛々したが、今日は自分自身にも苛々していた。


授業中も、いつもなら率先して手を挙げ発言するがそんな気も起きず、授業内容も頭に入ってこなかった。


◆◆◆


今まで感じたことのない苛々を心に宿しながら帰宅する。

今日は、両親の帰宅が遅いようで、先に帰っていた洋介が料理を作っていた。

洋介はあまり料理が得意ではないため、簡単なカレーを作っていた。

涙を流しながら玉ねぎを切っていた。


しかし、小春はあまりカレーが好きではない。

こんな日は自分の好物を作って欲しかった。などと、自己中心的なことを考えていて、また苛々が溜まる。


きっとその日はあまりのいらいらに頭がどうかしていたのだろう。


小春は、洋介の顔面を血だらけにしたことも忘れ、また苛々を彼にぶつけようとする。

フラフラと洋介に近づき、腰のあたりを殴る。

しかし、いつものようにスルーされてしまう。


小春は、面白くない。と思いふと彼の手元を見ると、包丁で人参を切っていた。

小春は、子供が面白いおもちゃを見つけたかのような目で包丁を見る。

そして、それを洋介から奪いそのまま彼の脇腹に刺す。


生きた人に包丁を突き立てる感覚が手に宿る。その瞬間、ハッと我に帰る。

傷口からは鮮血がドクドクと溢れていた。


ついにやってしまった。

どうしよう、洋介が死んでしまう。

どうにかしなくては。

警察に突き出されるかもしれない。


と、小春は焦る。彼女の頭はキャパオーバーを迎えていた。


しかし、そんなカオスな空間に涼しい声が聞こえた。


「…もう病院閉まってるな…。縫うか。」


と、言うと呆けている小春を横目にリビングから出ていく。

少し経って裁縫箱を持って戻って来た。


そして、おもむろに包丁を抜き、あろうことか裁縫針と糸で傷口を丁寧に縫っていく。


そんな常人離れした彼の行動を見て、恐怖に駆られる。

もちろん、彼の行動にではなく、小春のこれからの人生にである。


洋介が両親に電話するのではないか、このまま交番に走り、刺された事を告げてしまうのではないか。


そう考えると、とっさに家から飛び出た。

後ろから洋介の声が聞こえたが無視して走り出す。


どこをどう走ったか覚えてないほど半狂乱になっていて、どこかよくわからない路地裏に立っていた。

そのままうずくまり、自らの不幸を嘆く。

誰でもいいから慰めて欲しかった。


すると、路地裏の先の暗闇から声がする。


「ねぇ、お姉さん。これから俺たちといい事して遊ばない?」


と、15人ほどのチャラい集団がやって来た。


普段ならきっぱりと断ってしまうところだが、今日は、行ってしまおうかと心の中で揺れていた。


何も言えずにいると、話しかけて来た男が腕を掴み、いいからいこーぜ!と強引に連れて行こうとする。


そこでやっと理性が働き、

「やめて下さい!あなた達となんか遊びませんから!」

と、強めの口調で断る。


すると、男達の雰囲気が変わる。


「そんなこと言わなくてもいいじゃねーか。ちっ、萎えちまった。…よし、お前ら、こいつリンチしちまおうぜ?」


そう言うと、その男は小春の腹を殴る。

胃から何かがこみ上げて来て、血を吐く。

血がコンクリートについたのを見て、彼女は痛みより、自分が洋介にやって来た事を後悔する。


殴られるのはこんなに痛かった。それなのに、洋介は顔色1つ変えずにそれを受け止めていた。

ほんとは痛かったんだろうな。もし、あんな八つ当たりしてなかったら今頃助けに来てくれてたかもな。

謝っても許してくれないだろうな。


と、自らの死を感じとる。


そのまま、地に手を付く。

男達がジリジリとにじり寄ってくる気配がする。

恐る恐る上を向くと、男の1人が鉄パイプを振り上げていた。


ああ、私はここで死ぬんだ。まだ、やり残した事いっぱいあるのにな。

でも、散々人に迷惑かけて、洋介にも酷い事一杯しちゃったから、そのつけが回って来たんだろうな。

仕方ない…か。


今まで感じたことのないであろう痛みを目を固く閉じながら待つ。


そして…ゴガンッ!と、ものすごい音がした。

あれ?痛くない…。


そっと目を開けると、小春の目の前にさながら壁のように立つ洋介がいた。


小春は思わず涙を流す。怖かったのもあるが、あれだけ酷い事をして、挙げ句の果てに包丁で刺した弟が自分を助けたのだ。

そして、とてつもない安心感が身を包む。


が、洋介のただならぬ気配にゾッとする。


「おい、お前ら…。俺の姉に何してやがる。」


いつもの涼しい声ではない、とても危険な声だ。

小春のストレスを全て受け止め、行くあてのないストレスは洋介に溜まって行く。そして、パンパンに膨れ上がった洋介のストレスは、今、爆発する。


その、筋肉質な拳から放たれるパンチは一撃で男を吹き飛ばした。


しかし、男達は数の暴力で洋介を襲う。

鉄パイプで殴り、金属バットをフルスイングし、メリケンサックで殴りつける。


そんな攻撃を、もろともせず1人、また1人と屠って行く。



そして、最後の男がい地に伏した。


小春は立ち上がり、フラフラと洋介に近寄る。


「ゆ、洋介…その、あ、ありがと…で、でもちょっと遅いわよ。」


と少し照れ隠しのように洋介の背中に呟く。


しかし、洋介からは何の返事もない。

やっぱ、怒ってるか。そりゃそうだよね。逆に怒ってなかったら変だし。よし、ちゃんと謝ろ。


「ご、ごめんなさい!今まで洋介にいろんな酷いことしちゃって!ほんとに!ごめん!」


そういって手を合わせて頭を下げる。

しかし、何も言ってこないので、恐る恐る顔を上げる。そこには未だに小春を守るようにして立つ洋介の背中があった。


さすがにおかしい。と、小春は思い洋介の正面へと回る。


どんな怒った顔をしているのか、と洋介の顔を見た。

瞬間、息が止まった。


洋介の顔は鉄パイプや、金属バットの攻撃でボコボコになっており、左目からはドロドロとした液体が流れ出ている。両腕はありえない方向に曲がっていて、その指には爪がなく、拳を握ったまま動かなかった。

服のボタンが飛び、素肌が見えている。そこからは先ほど刺した傷を縫った後がある。


洋介は立ったまま気絶していた。

しかし、このままにしておけば命に関わってしまう。

即刻、救急車と警察を呼び、彼を小春の膝で寝かせる。

彼の顔はほぼ原型を留めていなかった。

それほどの攻撃を受けていたのだろう。

それなのに、小春の前から動かずに彼女を守りきった。


ストレス発散の道具としか見ていなかったのに、洋介はそんな姉でも、大切にして、ストレスを全て引き受け、挙げ句の果てにその身を呈して守ってくれた。

貰ってばかりではないか。


「私から何もあげてないんだから!死ぬなよ!死んだら許さないから!」


と、涙を流しながら言うと遠くの方から救急車の音が近づいてきた。


◆◆◆


病院に、父と母が駆けつけてくる。

そして、私は全てを両親に打ち明けた。


すると、両親は、「私たちは何も言わない。あなたを怒るのは洋介だから。」と半分泣きながら言ってくる。


そして、両親と洋介の手術が成功する事を祈り続けた。


それから1時間ほどが経った。

時計が午前3時を刺していた。


その時、オペ室のドアが開き、中から緑色の服を着た医師が出てくる。


私と両親は駆け寄り、洋介の手術が成功か否かを聞く。


医師は言う。


「手術は成功しました。しかし、腕は複雑骨折。頭蓋骨も折れていましたが脳への影響はありませんでした。それと、言いにくいのですが…骨髄がひどく損傷しているので、もう歩くことは不可能に近い…かと思われます。そして、左目も眼球が破裂してしまっているため失明してしまってます。そのせいで、右目の視力も著しく低下すると思われます。あとは、彼の意識が戻ってから追い追い説明していきます。」


そう、医師から告げられると、母は膝から崩れ落ちた。

父もどたらいいかわからないようだ。

私はただただ涙が止まらなかった。


◆◆◆


夢を見ていた。

幼い頃の夢だ。

まだ、姉が純粋で、ストレスのスの字も知らないような幼い頃の夢。


一緒に公園で遊んでいた。

そこで俺は姉に、一生姉ちゃんを守るから。と言っていた。


そこで俺は目が覚めた。

顔には包帯がグルグルに巻いてあり、人口呼吸器も付けられていた。

心拍計が同じリズムで鳴っている。

体を動かそうとすると激痛が走り、思わず呻き声がでる。


すると、横から姉が顔をのぞいてきた。


「やっと…やっと起きた。もう起きないかと思ったよ!ばか!心配させないでよ!」


いつもとは雰囲気の違う姉に困惑しながら自らの置かれている状況を把握する。


姉が出ていき、急いで傷を縫った。

そして、姉を探しに夜の街に出て、通行なんの人などに話を聞き、歩き回っていたら路地裏に姉とそれを取り囲む男たちの姿が見えた。そこから記憶が途切れている。


今は、どうやら病院のベッドで寝ているようだ。

手は骨折しているだけのようで、辛うじて動く。

顔も痛いが一応ちゃんとある。

だが、左目は見えず、足は動かなかった。


そして、姉がナースコールを押したようで医師や両親が駆けつけてきた。


両親と姉には泣きつかれ、医師には回復が早いと褒められた。


すると姉が、ものすごい勢いで謝ってきた。今まで散々酷い事をした。許してくれとは言わないけど、どうか私を1人にしないでほしい。

と言ってきた。


別に俺は酷い事をされた覚えはない。

ただ、姉ちゃんの元気がないのだけが気がかりだった。間に合ってよかった。それに、もう1人にはしない。


そう言うと姉はまた泣きついてきた。


これからは車椅子生活になるらしいが、姉が全てをサポートしてくれるらしいのでまぁ、特に不便などはないだろう。


ただ、姉がブラコンにならないかが心配だ。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます!


弟くんはものすごく強い設定で、お姉ちゃんは自己中な性格です。後々ブラコンになりますが…。


次は…次こそは連載をー!

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