五百三十六話目「やって来たのはダレか」
そんな彼女にオウカは近づき、手を差し伸べる。
「立てる?」
「はい……。どうも」
オウカの手を借りて立ち上がったレイリだが、いつも元気な彼女の声が少ししおれている。
そんな彼女にオウカは苦笑して告げる。
「これでも修羅場潜り抜けているんだ。経験も密度も違う。負けられない」
「それはわかってます……」
レイリは一目見た時から。オウカが強い事はわかっていた。
そして、初めて会った時に手加減したとは言え一撃を受け止められ、そして、今手を触って感じた。
(きっとこの人は努力もして、戦闘経験も積んでいるんだな……)
未熟さを痛感したレイリだった。
だが……
「よし! メンタルリセット」
気分を切り替える。
そして、オウカにこう言う。
「戦ってくれてありがとうございます! またお願いします!」
「機会があったらね……」
そういうオウカだった。
◇◆◇◆
その時だった。
「失礼します」
使っている部屋の扉が開き、誰かが入って来た。
それはシスター服を着た女性。
それならばシスターなのではないか? と思うかもしれないが、シスター服は改造を施してあり、胸元が露わになり、スリットから太腿が出ている。
((誰?))
大半が疑問に思った。
恐らくこの中の誰かの関係者であろうが……。
(誰のって……決まっているわね)
イヌコは思った。絶対にオウカの知り合いだと。
だが、入室して来た彼女に声を真っ先に掛けたのは……ヒナタ。
「マリアさん!」
((え!? 貴方の知り合い!?))
幾人かが内心驚愕した。
呼びかけにマリアと呼ばれたシスターはフワリと微笑み、彼女に近づき挨拶する。
「お久しぶりです。ヒナタさん」
「どうしてここに?」
ヒナタの疑問に、マリアの視線がオウカを捉える。そして、説明する。
「サク様から呼ばれたのです。模擬戦に協力して欲しいと」
((あ、やっぱり彼の知り合いだった))
驚愕していた面々が、内心ほっとする。
そんなマリアにオウカは声を掛ける。
「すまんな。急に呼び立てて」
「いえ。どうせ暇ですから」
「そっか。それにしても……」
オウカはマリアを服装を見て、一言。
「相変わらずのシスター服なんだな」
「着慣れていますので」
そして、彼女は自分を知らない面々に挨拶する。
「初めまして。ワタクシはマリアと申します。以後良しなに」
礼儀正しそうな人。
なのだが、服装と身のこなしでわかる。ただ者ではない。
【TIPS:主要キャラの武器】
(・▽・)<良い機会なんでやります。色々使う人はよく使う物を。
オウカ:刃物
ヒナタ:鈍器
カナタ:刀
ジンナ:双剣
ザンカ:大剣
ランコ:槍
ルラ:戟
ジョージ:拳銃
マックス:長ドス
バイカ:太刀
レイリ;巨大斧
モンセラート:チェーンソー
ディアン:糸
ソルドアット:三日月刀
リリアーヌ:長柄武器
コジュウロウ:刀剣
カスミ:刀
ベアトリクス:傘
アンジェリカ;チャクラム
(㈩*㈩)<上げていない人がいるけど。
(・▽・)<無手だったり、色々使うから上げきれないのですよ。
(㈩*㈩)<納得。




