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冥刀抜錨トリニティGEAR  作者: 亜亜亜 無常也
伍ノ章 ~無尽蔵の略奪者と破滅の装置~

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第489話:さよなら、俺の友達。

「ここまででござるか……」


 そして、振り向いてコジュウロウは告げる。


「オウカ。其方には拙者の願いを継げとは言わんでござる」

「当たり前だ、お馬鹿」


 そんな面倒な事やりたくない。

 その言い方に苦笑しながらコジュウロウは続ける。


「だから、その代わりと言ってはなんでござるが……」

「?」

「勝つでござるよ」

「言われるまでもない」


 オウカの言葉に、ジュウロウは微笑み消えた。



 ■□■□



 マリアの意識が覚醒する。


「……ここは?」


 周りを見渡すと、そこは教会の礼拝堂のよう。


「そう言えば、私はシスターだったらしいな……」


 苦笑したマリア。記憶喪失のため、実感が湧かないのだ。


「戦っていたはずなのに、一体……」


 取りあえず辺りを散策する。そして見つけたのは分厚い本。ただし鍵が掛けられている。


「これじゃどうしようもn」


 言葉が途中で途切れる。ある事に気づく。自分は左手に何か握り込んでいる。

 拳を開いてみるとそこには鍵があった。


「コレか?」


 本の鍵穴に挿し込むと、スルリと入る。回すとカチャリと外れた。


「ああなるほど」


 この時点でマリアは理解した。

 ここは自分の心の中、この本は自分の記憶だと。


(読めば、もう戻れない)


 逡巡は一瞬。

 マリアは本を開いて、読み進めていった。

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