表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
冥刀抜錨トリニティGEAR  作者: 亜亜亜 無常也
伍ノ章 ~無尽蔵の略奪者と破滅の装置~

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

465/712

第465話:全て撃ち抜け、四丁拳銃

 抜錨された冥刀に警戒するロボ。攻撃を仕掛けずにこちらの様子を伺っている。

 その行動と、先程のバリアを見て、ジョージは確信する。


(オートじゃない。誰かがマニュアルで操作してる)


 彼の考えは正解。


 外ではロボが次々倒されているので、とある部活の生徒達が操作している。ちなみに改良済。


「どうした? 来ないのか?」


 拳銃四丁によるジャグリングをおこないながら問いかけるジョージ。


「来ないなら、こっちから行くぜ」


 ジャグリングしながら、一気に間合いを潰すジョージ。

 ロボは弾丸を放つが……


「《ピースメーカー・グシスナウタル》、《キャバルリー・フレムサ》」


 四丁の内、二丁の拳が発砲される。

 弾丸は直進する……だけに留まらない。

 時に曲がり、時に跳ね、相手の弾丸を撃ち落とす。

 全てが撃ち落とされる。しかも相手より少ない弾の量で。


 だが、ジョージは止まらない。


「《フロンティア・フラウグ》、《アーティラリー・フィーヴァ》」


 滞空する残り二丁を蹴りで発砲。

 ロボの銃口に、弾丸を入れ込ませ撃てなくする。


「行こうか……スリマ」


 そして、改めて四丁を同時発砲。

 カメラ、センサー、関節部にまで弾丸を当てロボの動きを完全に止めた。


「一丁上がりっと」


 そうしてその場を離れた。

 その直後、ロボが爆発した。 



 ☆★☆★☆



 【オルヴァル=オッド】

 ガンスミスである弾指叢雅の作品の一つ。

 納刀時はリボルバーなのだが、抜錨すると四丁の拳銃になる。

 二丁一対ならぬ、四丁一対という変わり種。


 補正は高く、かなり高いステータスバフがかかる。身体能力だけでなく、五感にも強化がかかる。射撃補正としての、〈弾丸作成〉、〈自動装填〉、〈弾道操作〉は持つが、コレらは他の作品も持っている……場合が多い。

 変形も高く、色々可変する。バレルが伸び長距離用になったり、サイレンサーが付いて暗殺がしやすくなったりする。そして、四丁小型拳銃から二丁の中型拳銃になったり、一丁の長銃にもなる。

 

 能力はない。銃や自身を空中に留めておける。そして、四つの拳銃にはそれぞれ名前があり、実質四つの冥刀を使っている状態となる。だからこそ、性能は凄まじいのだが、使い手は必然的に、曲芸のような戦闘を強いられる。

 だが、器用なジョージにとっては相性抜群だった。

【TIPS:オルヴァル=オッド】

(㈩*㈩)<説明は本文でやっちゃったから捕捉説明。


(㈩*㈩)<裏銘は〖コルト〗。真名は『スリマ』。


(㈩*㈩)< 元ネタは、北欧神話の、


(㈩*㈩)<オルヴァル=オッド(矢のオッド)が操る三本の矢。


(#ー#)<マイナーで誰もわからねえよ。


(・▽・)<代償はもしかして……試練系?


(㈩*㈩)<正解。曲芸みたいな事をさせられる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ