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冥刀抜錨トリニティGEAR  作者: 亜亜亜 無常也
肆ノ章 ~ヴェンジェンス・イズ・マイン~

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cd これからどうなってしまうのか

 ■□■□



 後片付けが終わった後、打ち上げがおこなわれた。


「売上一位おめでとうぅー!」

「「イエー!!」」

 

 全員で盛り上がる。

 ピザやお菓子を広げ、お酒……は駄目なのでジュースや炭酸で盛り上がる中。


「アレ?」


 タナカがある事に気づく。


「サクヅキがおらへんな……」


 キョロキョロ見渡していると、ジンナが声を掛けて来た。


「どうしたの?」

「サクヅキが……」

「ああ。さっき出て行ったよ」

「え……」

「用事があるんだって」

「ふうん」


 ジンナの表情が少し寂しそうなので、それ以外にも何かあると感じたが……。


「そか」


 納得した。

 そして、タナカが離れたのを確認し、ジンナがぼそりと呟く。


「まあ、騒ぐ気分にはなれないよね」



 ◇◆◇◆

 


 ある病院。

 そこの一室にオウカはやって来た。


「来たぞ」


 返事の声はないが、それでも言わずにはいられない。

 そこにあるベッドにいたのは――ソラナキ=ヒナタだった。

 服装はいつもの黒い外套姿なのだが、病院に合わせているのか、病院の衣服のようになっている。


 あの後、意識を失った二人。

 オウカは翌日には目覚められたのだが、ヒナタは未だに目を覚まさない。

 やはり怪我が酷かったうえ、止血も碌に出来ず、反動まであったのだから。

 名医や聖女に治療や回復をして貰い、どうにか死なないようには持ち直したが。


『後は、彼女次第です』


 との事。


 オウカはベッドの傍らの椅子に座り近況を報告していく。


「お前も来れれば良かったのに……」


 呟くオウカ。

 そして、ヒナタの手を握り、額に当てる


「早く起きてくれ。次は笑顔で会うんだろう?」


 返って来る言葉はなかった。



 ■□■□



 意識を失ったヒナタはどこかわからない場所にいた。


(どこだろう?)


 とりあえず進んでいく。

 彼女は気づかないが、いつの間にか背丈が縮み、服装もワンピースになっている。

 暫く進むとそこには人がいた。


「あ……」


 その顔を彼女は知っている。


「かあさん!」


 走って彼女の元へ飛び込む。

 それを女性――ソラナキ=サヤ(旧姓カモ)は受け止める。


「あいたかった、あいたかったよ……」


 大粒の涙を流すヒナタを撫でながらサヤは言葉を掛ける。


「わたしもですよ」

「つらかった、かなしかった……」

「ええそうですね。よく頑張りましたねヒナタ」


 ヒナタは顔を上げてサヤを見る。


「あのね、はなしたいことがたくさんあるの」

「ええ話してください。幾らでも聞きましょう」


 そして、ヒナタの話をサヤは聞き始めた。



 肆ノ章 Fin. Next 伍ノ章……

【後書】

(#ー#)(㈩*㈩)<何この結末!?


(・▽・)<これがいいかなって事で、こうなりました。


(#ー#)(㈩*㈩)<彼女(アイツ)は一体どうなるの!?


(・▽・)<さあ、次回から新章開始。


(#ー#)(㈩*㈩)<流した!?


(・▽・)<かなり毛色が違ううえ、賛否の否が多いでしょうし、


(・▽・)<とある展開のせいで読者のメンタルに来るかもしれません。


(・▽・)<さらにある事をします。これも否が多いでしょう。


(・▽・)<でも、作者はハッピーエンドが好きなので、ちゃんと良い結末になるので安心してください。


(#ー#)<……何が起こるんだよ。


(㈩*㈩)<不安しかないんだけど……。


(・▽・)<じゃあ、ちょっとヒントを。


(・▽・)<B○EACHや銀○の~編、仮○ライダーセイバーのVシネクスト、ウ○トラマンメビウスのとある話。


(・▽・)<この四つが近いです。では次を楽しみに~♪


(#ー#)(㈩*㈩)<出来るか!?

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