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冥刀抜錨トリニティGEAR  作者: 亜亜亜 無常也
肆ノ章 ~ヴェンジェンス・イズ・マイン~

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cccⅹⅹⅸ 綺麗なのはなにか

【前書】

(・▽・)<注意事項。


(・▽・)<少し性的な表現が出ます。


(㈩*㈩)<ここ最近多い気がする。


(#ー#)<作者曰く、挑戦だとさ。どこまで行けるかの。

 そして、二人きりになる。

 とりあえずオウカは、ヒナタを見ないようにして言う。


「何か用事がある時は言って」

「じゃあ……喉乾いた」

「了解」


 そういう訳で、麦茶をゆっくりと飲ませる。オウカはヒナタを見ないように、眼は瞑ったまま。


「ありがとう」


 飲み終わったタイミングで、すぐに後ろを向くオウカ。


「テレビ付けとこうか?」

「別にいい」


 そして、暫く沈黙が続く中。


「ねえ」

「何だ?」

「さっき、マユさんが言ったアレって何?」

「……」


 沈黙するオウカ。

 暫くして答える。


「魔力系ってあるだろう?」

「体内にある魔力の通り道でしょう?」


 神経系みたいなものである。


「ああ。戦闘を繰り返すと澱みが溜まっていくんだ」


 魔力を使わないで休息すれば取れる。のだが、連戦すると溜まりやすくなる。


「それを針治療みたいな感じで取り除くんだ」


 そうすると、魔力をコストするスキルが使いやすくなる。

 因みに、メイド師匠から習った方法である。

 ただこれ欠点がある。


「初めて聞いたのだけど」

「師匠曰く、知っているのはごく一部のノーブルくらいなうえ」


 一拍置いて続ける。


「裸を見る必要があるんだよ。薄布一枚も身に付けられない」


 だから廃れたとは、メイド師匠談。


 それを聞いたヒナタは躊躇なくオウカに頼む。


「じゃあ丁度良いからお願い」

「え!」

「もう見られてるからいい。時間もあるだろうから」


 その言葉にオウカは溜息を吐いて。


「わかった」


 頷いた。


 そういう訳で作業をおこなう。

 細長い針を用意して煮沸する。その間に、ベッドのシーツを新しい物にして、ヒナタをお姫様抱っこで持ち上げ、横たえる。


「じゃあ始めるぞ。外す」

「……(コクリ)……」


 まずはバイザーを外す。そこから現れたのはオッドアイの瞳。どうやら両方共移植したモノのよう。


(だから隠してたんだ)


 納得した後、局部の絆創膏を外して、改めてヒナタの全裸を見るオウカ。


 胸はそこまで大きくないが、形が良いため、女神像のような裸身であり、性的よりも美的を感じる体。肌には火傷跡や古傷があるが、それらもコントラストになっている。

 少しだけ見惚れるオウカにヒナタはこう言う。


「見ても面白くないでしょう? 火傷や古傷だらけだから」

「そんな事ないと思うよ? 十分綺麗だと思う」


 彼の言葉にヒナタはほんの少し口元を歪める。


「そ。誉め言葉として受け取っておくわ」


 そうして処置が始まった。

【TIPS:魔力系】 

(#ー#)<神経系に沿うようにある魔力の通り道。


(#ー#)<因みに解剖しても取れない、見えない内臓だな。


(・▽・)<後天的プレイヤーはこれが生えるんですか?


(#ー#)<ああ。まあ全く無い場合、少し時間はかかる。


(㈩*㈩)<そういえば魔力を集めたり、生成する器官もあるんだよね?


(#ー#)<う~ん。ちょっと微妙。魔力器官って言う見えない内臓があって。


(#ー#)<それが生命活動で生成・収集されたモノを貯めて置くんだよ。


(#ー#)<人によって量・質・速度などが違う。

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