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冥刀抜錨トリニティGEAR  作者: 亜亜亜 無常也
3.5章 ~ヤイバを遺す者~

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281/708

第281話「企」

【前書】

(・▽・)<この章は主人公以外の視点も多めです。全二十話位を予定しています。


(#ー#)<話の長さはまちまちだな。極端に短い話や、逆も然りだ。


(㈩*㈩)<それと十日間だけ一日二話投稿する。


(㈩*㈩)<時間は7:10と19:20。


(㈩*㈩)<それでも楽しんでくれると嬉しい。

 ■□■□



 対校戦からの帰りのバスには≪天ノ角高校≫の面々の姿があった。

 車内での過ごし方は様々。

 お喋りをする人、端末を眺める人、読書をする人、眠る人。

 そんな中、一人眠る振りをしながら、物思いにふけるヒトがいた。


(何だアレ……)


 ソレが思い起こしていたのは、『バトル×バトル×バトル』でおこなわれた二人の人物の激闘。


 一人は他校の生徒。《ユニークスキル》を持っており、中々有用なので、脳内メモに記憶しておく。

 もう一人は≪天ノ角高校≫(ウチ)の生徒――サクヅキ=オウカ。

 元より彼はそこまで有名ではなかった。よくいる新入生の一人……だったのだが、何者かに《クロス》を盗まれた事により有名人となった。これからどうなるのか、どうするのか、という話題でだ。

 更に同じことが起こって堪るかという事で、犯人捜しも大題的におこなわれた。だが、結局見つかってはいない。


(まあそれは自分のせいなのだが)


 元々、〈鑑定〉などで見れないような《ユニークスキル》を使い、慎重に奪って来た。死に掛けた人や、奪った後に証拠隠滅(殺害する)などして上手くやっていたのだが、近接系の武器が欲しかった時によさそうなモノを見かけたので、思わず手が伸びてしまった。


(アレは不味かった。反省反省)


 まあ大切なモノを失った人がどうなるか、どうするかを見るのは愉悦だった。無駄な足掻きや、絶望に呑まれるのも悪くない。


 ……はっきり言おう。このヒト、性格は悪い。


 予想では、サクヅキ=オウカは退学を掛けた決闘で死ぬと思った。だが、返り討ちになった事を聞き、驚いた。


(<スロット>を奪ったのに……)


 まあ何かしらの手段を使ったのだろうと思った。それ以来、存在すら忘れていたのだが、今回の驚天動地の激闘を見て思い出した。


(<冥刀>にあれほどのチカラがあったとは……)


 欲しいと思ったが、<冥刀>は自分のチカラの対象外。奪う事は不可能。


 気を取り直して、これからどうするかを考える。


(最近は奪えてないからな……)


 実はサクヅキ=オウカから奪って以来、誰からも奪えていない。

 犯人捜しを、未だに続けている人物がいるからだ。 


(邪魔だな……。どうするか……)


 コレと、オウカがぶつかり合うのは、当分先の話。

【後書】

(#ー#)<……。おい。


(・▽・)<作者的に、やるかどうか迷いましたが、いずれ章の伏線と言う事で♪


(#ー#)<……。


(㈩*㈩)<……この外道はどうなるの?


(#ー#)<うおぉっ!? 急に出てきた。(怖!?)


(・▽・)<これからの行動次第ですね。トゥルーか、バッドか、デッドか。


(㈩*㈩)<……デッド以外認めない。


(・▽・)(#ー#)<……(さもありなん)。

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