153話:唐・突・行・動
【TIPS】
人型ロボット
(#ー#)<実はこの世界に存在する。有人・無人含めてな。
(・▽・)<へえ。こっちは機体型の<冥刀>頼みなのに……。
(#ー#)<その技術を流用して何とか使えるようにしたんだよ。
(#ー#)<実際、それを作っている企業も存在する。でも……
(#ー#)<生産コスト、燃費の問題、操縦者不足で使ってる所は少ない。
(・▽・)<ウ○トラマンの防衛隊でもロボット運用は少ないですもんね。
(#ー#)<例え悪いけど、それが近いよな……。
そして、オウカと戦っていたロボットが突如、身を翻す。
疑問に思うオウカとリア。
「「?」」
これは仲間であるネラも疑問に思っていた。
(隊長?)
そして、ロボットは【アスカトル】に攻撃を仕掛けた! しかも大火力の攻撃を。
「!?」
咄嗟に迎撃しようとしたが、ネラは偵察に集中していたため、対応出来ない。そのため、あっけなく巨大アリは破壊された。
それに絶句したのはリア。
「な、なぜ仲間を?」
そして、激怒したのがオウカ。
「何しとんじゃ、テメェ!」
怒髪天を付くオウカ。彼はこういう行動が超絶大嫌い。
「死ねよ、屑」
チャカを発射。だが、それは盾にされた巨大アリで防がれた。機体の高い防御力のせいでハーミットへ届かない。
「チィッ」
舌打ちして攻撃をやめるオウカ。死に掛けの相手を、追撃するのはあまり趣味ではない。……状況に応じては躊躇いなくやるが、仲間に裏切られた相手にするのは仁義に悖る。
オウカとリアが怒りの眼で見つめる中、ハーミットが口を開く。
「良かったですね。手練れが多くて」
「あん?」
「私の手駒が全員倒されたようです」
それにほっとするオウカ。彼ごしに聞いたリアも安心する。
そして、ハーミットは続ける。
「なので、致し方ありません。最後の手段を使います」
「あん?」
「これは使いたくなかったのですがね。まあ貴方方が悪いという事で」
あまりの酷い言い草にオウカは口を開く。
「ざけんじゃねえぞテメエ」
そして、リアを横目で見て続ける。
「そもそも、テメエらが襲い掛かって来たのが悪いんだろうが。そもそも」
一拍置いて続ける。
「生きている仲間傷つける理由にはならねえだろうがよ」
「なるんですよ」
オウカの言葉を否定したハーミット。
「最後の奥の手は全員が戦闘不能にならないと、使えないので」
そう彼はのたまった。
【TIPS】
ハーミットのロボット
(#ー#)<とある企業で作られているモノを改造して乗っている。
(・▽・)<ソレ幾ら位なんです?
(#ー#)<最新鋭の戦闘機くらいだな。ただ改造費含めたら十倍じゃ効かん。
(・▽・)<うわ。リッチですねえ。
(#ー#)<本人曰く、【オーガ】は機体がない珍しい<冥刀>であり、
(#ー#)<ロボットを強化する。そう言っている。
(#ー#)<実際、機体スペックも中々なうえ、操縦の腕はピカ一。
(#ー#)<メンバーの誰も疑問に思わなかった。
(・▽・)<なるほど。アレ? そういえば、マユさんは?
(#ー#)<……そういえば、今回出てこないな。珍しい。
(㈩*㈩)<わたしから一言。
(・▽・)(#ー#)<びっくりした!? いきなり出て来た!?
(㈩*㈩)<コイツは【オーガ】を、B○EACHで斬○刀に
(㈩*㈩)<あるキャラと、あるキャラがやっている事をやってる。
(㈩*㈩)<B○EACHが好きな人ならこれでわかる人はわかる。
(#ー#)<?
(・▽・)<え、まさかそういう事?




