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冥刀抜錨トリニティGEAR  作者: 亜亜亜 無常也
弐ノ章~みんなで実習キターッ!~

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153/717

153話:唐・突・行・動

【TIPS】


人型ロボット

(#ー#)<実はこの世界に存在する。有人・無人含めてな。


(・▽・)<へえ。こっちは機体型の<冥刀>頼みなのに……。


(#ー#)<その技術を流用して何とか使えるようにしたんだよ。


(#ー#)<実際、それを作っている企業も存在する。でも……


(#ー#)<生産コスト、燃費の問題、操縦者不足で使ってる所は少ない。


(・▽・)<ウ○トラマンの防衛隊でもロボット運用は少ないですもんね。


(#ー#)<例え悪いけど、それが近いよな……。

 そして、オウカと戦っていたロボットが突如、身を翻す。

 疑問に思うオウカとリア。


「「?」」


 これは仲間であるネラも疑問に思っていた。


隊長(リーダー)?)


 そして、ロボットは【アスカトル】に攻撃を仕掛けた! しかも大火力の攻撃を。


「!?」


 咄嗟に迎撃しようとしたが、ネラは偵察に集中していたため、対応出来ない。そのため、あっけなく巨大アリは破壊された。


 それに絶句したのはリア。


「な、なぜ仲間を?」


 そして、激怒したのがオウカ。


「何しとんじゃ、テメェ!」


 怒髪天を付くオウカ。彼はこういう行動が超絶大嫌い。


「死ねよ、屑」


 チャカを発射。だが、それは盾にされた巨大アリで防がれた。機体の高い防御力のせいでハーミットへ届かない。


「チィッ」


 舌打ちして攻撃をやめるオウカ。死に掛けの相手を、追撃するのはあまり趣味ではない。……状況に応じては躊躇いなくやるが、仲間に裏切られた相手にするのは仁義に悖る。

 オウカとリアが怒りの眼で見つめる中、ハーミットが口を開く。


「良かったですね。手練れが多くて」

「あん?」

「私の手駒(仲間)が全員倒されたようです」


 それにほっとするオウカ。彼ごしに聞いたリアも安心する。

 そして、ハーミットは続ける。


「なので、致し方ありません。最後の手段を使います」

「あん?」

「これは使いたくなかったのですがね。まあ貴方方が悪いという事で」


 あまりの酷い言い草にオウカは口を開く。


「ざけんじゃねえぞテメエ」


 そして、リアを横目で見て続ける。


「そもそも、テメエらが襲い掛かって来たのが悪いんだろうが。そもそも」


 一拍置いて続ける。


「生きている仲間傷つける理由にはならねえだろうがよ」

「なるんですよ」


 オウカの言葉を否定したハーミット。


「最後の奥の手は全員が戦闘不能にならないと、使えないので」


 そう彼はのたまった。

【TIPS】


ハーミットのロボット

(#ー#)<とある企業で作られているモノを改造して乗っている。


(・▽・)<ソレ幾ら位なんです?


(#ー#)<最新鋭の戦闘機くらいだな。ただ改造費含めたら十倍じゃ効かん。


(・▽・)<うわ。リッチですねえ。


(#ー#)<本人曰く、【オーガ】は機体がない珍しい<冥刀>であり、


(#ー#)<ロボットを強化する。そう言っている。


(#ー#)<実際、機体スペックも中々なうえ、操縦の腕はピカ一。


(#ー#)<メンバーの誰も疑問に思わなかった。


(・▽・)<なるほど。アレ? そういえば、マユさんは?


(#ー#)<……そういえば、今回出てこないな。珍しい。


(㈩*㈩)<わたしから一言。


(・▽・)(#ー#)<びっくりした!? いきなり出て来た!?


(㈩*㈩)<コイツは【オーガ】を、B○EACHで斬○刀に


(㈩*㈩)<あるキャラと、あるキャラがやっている事をやってる。


(㈩*㈩)<B○EACHが好きな人ならこれでわかる人はわかる。


(#ー#)<?


(・▽・)<え、まさかそういう事?

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