バレすじ 35『お見舞い地獄』~52『ある旅の終わり』
これは35話から52話まで(約14万字)のネタバレあらすじとなります。当然ながらネタバレなので、ご注意ください。またこの前に1~34話までのバレすじがありますので、未読の方はそちらから読むとよいかもしれません。
以下はあくまでも大雑把なストーリーであり、細かい伏線などは書いていないことを了承ください。また、所々で下ネタパレードになるのでご注意ください。
(追伸:内容が濃くなっているのか、結構長くなってます。すみません……。)
ダンビラポイント・タナカを始末したアランは、その怪我を治すべく入院する。幸いにも命に別条がなく、大人しく入院していると、関りのあった者がお見舞いに殺到する。目覚めてビスコーサにセクハラされる。鎧を失ってレザーのライダー風な姿になったアリアンナはアランに甘えん坊な一面を見せてきて、テンテルとツキユミは代金の支払いがてらアランへイチャイチャを見せつけてくる。ジミーが来たと思ったら特に何もせず帰るなど、どう構えればいいか分からない始末。やっと来た主治医ワシントンは強烈なキャラだがただの医者であり、ムチムチドスケベギャルナース服痴女ヒロインのフローレンスがただのエロいナースだったので、アランのやっと形成され始めた偏見が破砕される。しかし、遅れてきたソフィアたちがアランを労わった後、ドスケベナースを捕捉。ハーレムの中心なしでナンパチャレンジに挑む。最初から最後まで胃が痛い殺し屋。その元に最後に来たのはステイシー。しかしその話の中で、人を腐らせ殺すステイシー以外の存在がローズマリー王国に入って来たかもしれないと判明するのだった。
どんな怪物がやってくるだろうと、アランは怪我を押し、ステイシーと交代で場外の草原を眺めること数日。ヒロインたちのナンパチャレンジが成功してドスケベナースのフローレンスが自分の知らない間に恋人になった以外に悪報はなく、不安のまま過ごしていると、噂の影がついにやって来てしまう。ステイシーの菌を抑える『みすてぃっく☆ぞんびぱぅわー』という力を活用し接触すると、相手は世界管理株式会社の疫病等管理部担当者。つまり、病と言う名の神であることが判明する。彼女が死亡するとミトコンドリア含む全ての菌が死ぬと言い、彼女一人の死で世界に無生物時代が到来するという。なぜ神が草原にいるのか。なぜ株式会社なのか。そして、サバラ。彼女の悲し気な顔には加虐性を増幅させる作用があるため、ステイシーが病を隠す場所を探し、アランは神を神の世界へ戻す情報を探すことになる。まず訪ねたのは情報屋の奴隷商だが、彼女は知らないと首を振る。彼女の元を離れるとき、すれ違った悪魔狩りらしい男を気にしながら病室へ戻る。マジでひょんなことから全生物の命運を握らされた殺し屋は、疲れて眠ろうとした矢先、フローレンスから青春文学みたいな告白をされ、アランは困惑した。
アランは神を探して情報を集めようとする。殺し屋組織のジェーンは知らないと首を振り、警備の情報は役に立たないかと、その上部組織の騎士団へ久しぶりに帰る。キャシディに迎えられ、食堂で食事すると、騎士団で広まっている噂、アランがアリアンナと病室でヤりまくっているという情報の真偽を確かめに漢たちが殺到した。アランは渋々、アリアンナとの嘘セックス話に花を咲かせることにする。ステイシーの方は、病と共に主を失ったオーブの塔に籠り、添い寝していた。まるで千夜一夜物語のように、孤独だった女神を抱いて今までの異世界での物語を語るのだった。その一方でアランは一足先に脱童貞した友だちの話を熱心に聞く高校生の修学旅行みたいな騎士どもを相手に、一方的な消耗戦を強いられる。しかし急に来た団長アリアンナに助けられ、ベッドルームで二人きりで話をしていると、国に悪魔狩りがやって来ていて、ステイシーを悪魔だと勘違いしていると判明する。ついでにヒロインたちが孕ませられ願望も持っているらしいという恐ろしいことも判明する。話を終えたアランは騎士団を出て、着いて行きたいというキャシディと共にエクソシストを探して教会を目指すのだった。
キャシディと共に小教会に向かい、そこで城内の大教会に居ると分かり、共に向かう。その途中で、ソフィア、ビスコーサ、ボウイにルイマスと、なぜかハーレムメンバーとエンカウントしまくってしまう。流石にハーレムができていることを公にしていないアランの隣で、キャシディが呆れかえる。やたら複雑な構造の城内を歩き、辿り着いた教会には、謎の引力で胸と股間に布切れがくっ付いているか分からない巨乳巨尻女神像があり、アランの精神が乱される。偶発的精神攻撃を乗り越え、ようやくエクソシスト――――神父モーニングスターと出会えた。そこで悪魔を差し出す代わりに神に会わせてほしいと頼み、去った。そこで聞いた神話で、この中世的な世界なのに他の星の生物に気付いているという不自然な設定に、アランは引っかかっていた。
寂しくなってド深夜にアランの寝顔を眺めに来たソフィアと夜の散歩をした。キスして別れて、アランはステイシーが待つ塔へ報告へ向かう。そこで情報を整理し、神はこの世界にヒントだけを置いているので、異世界から招かれた自分たち用のものがあるんじゃないかと推理する。それと、モーニングスターを満足させて帰すためにステイシーを差し出させてほしいと頼むと、ハグ要求されたので、抱きしめてやる。と、それを後を着けてきたソフィアが目撃、病まで発見され、セックスしたら菌で死ぬ二大巨頭をロックオンしてしまう。アランはどうにか回避しようと必死になり、意識を逸らさせるために結婚の約束をしてしまった。どうにか解散に成功し、ステイシーは病の隠し場所を変えに行き、アランは添い寝をしにソフィア宅へ帰った。
そんな中、誰が殺したか分からない死体が見つかる。どうやら殺し屋の手口らしいが、組織の者は誰も殺していないという。きっとモーニングスターだろうと、ボウイとアリアンナとで現場に向かうが、どうやら違う犯人らしいことが判明。同時に怪しい影が着いてきていたので、路地で待ち伏せすると、全身タイツ乳袋申し訳程度和装要素痴女ヒロインのお自野と出会う。手負いのアランは対戦をアリアンナに頼み、ラリアットで解決。頼んでいないのにアリアンナとボウイが二人がかりで犯そうとするので、どうにか尋問と言う体を与えると、お自野は3000倍みたいな喘ぎ声をあげながら自白。しかしエンジンがかかったアリアンナがアランまでロックオンしたので手負いの逃走をする。
安全な病室に逃げ込むと、アリアンナたちも遅れてやって来た。お自野はタイツの股間を破かれたまま露出しているのを手で隠してウロウロするという有様だった。自白の中で、不明の死体はお自野の誤チェストでだったと判明するが、不幸にも準警察と呼べる騎士団の頂点がアリアンナだったため、即座に揉み消された。更に、セックスしたからという因果逆転の理由でお自野までハーレムに加入し、アランの恋人が八人に増殖したと分かり目眩がした。お自野には炎術という忍法があり、何がどう作用しているかさっぱり分からない火で怪我を治癒してくれた。予想外に全快したアランは、変態ヒロインが意気投合して合同露出プレイしに行くのを尻目に、神父を塔へ誘い出す。不死身のステイシーを差し出して殺させたフリをし、神に会う方法を教えてもらおうとするが、その方法とは即ち『死んで会いに行け』であった。仕方ないので、アランは神父を殺害。バラして森へ投棄していると、今しがた殺したはずの神父が歩いて戻って来るのだった。
神父は戻ってきたが、殺した死体は転がったまま。その奇妙な状態を見て、また殺しても死なない奴かとアランは頭を悩ませる。対峙し、言葉を交わす中で、神父が神の遣い――天使である疑惑が浮上した。とんでもない相手と敵対したアランはもう一度殺害、勝ち続けられるとは思えないため、ヒロイン全員に潜伏することを伝えるためソフィア宅に戻ると、既にお自野が乱交ライフを満喫していた。ソフィア、ドゥカ、お自野、ルイマスの四人に伝え、生の機能に詳しいルイマスを外に連れ出して相談すると、生の機能を破壊して死にも治癒もできなくすればよいと方針が立つ。そしてルイマスはちょうどいいチンポならケモノチンポでもいいのではと、獣姦されに森へと突入するのだった。
城下町へ入るなり神父と出会い、殺害。このままでは手口を覚えられていくと焦りつつ、残り四人にも伝えるためアランは変装する。ジムキャリーのマスクくらい強烈な黄色姿でフローレンスに会いに行くが、なぜか一瞬で見破られる。アランとの初キスでドキドキしてしまう純情ギャルを差し置いて、茶色の胡散臭いセールスマンとなりアリアンナの元へ。キャシディはまんまと騙せたが、やはりアリアンナには一瞬で見破られる。自慰の誘いを断り、ビスコーサの元へ。マイキー・マイク・マイケル暗殺に際して誘惑して即捨てた受付のガルニエ嬢にも見破られなかったが、案の定ビスコーサには遠目からでも見破られる。そしてボウイを探して街へ出ると、肝心の神父とすれ違う。ボウイの咄嗟の演技もあり、見破られずにすんだ。そこで、あの神父が教会で復活してるのでは、と思い至った。
潜伏用の食料を買い、城下街から出るとき、神父を殺害した場所がまるで騒ぎになっていないと気付き、向かう。すると、どういうわけか神父の死体はアランやステイシーにしか見えていないと分かる。誰にも見えない死体なら有効に使えると、アランは森に捨てた死体を集め、その骨を削ってピックにした。すると、ちょうどやって来た神父に対して、これ幸いとルイマスに魔術を頼むが、その気配を見破られ、神父がルイマスを銃殺。仇は獲ったが復活するため意味はなく、攻略するためにルイマスが生き返る遠い国への旅が確定してしまった。ステイシーと共に港へ行き、トミーと言う船乗りとサメの噂を聞きながら、バンベスト国へルイマスを迎えに行くついでこの世界で唯一銃が作られていると思われる閉じた国、バルカンへ入る手段も講じる。
どう行き来するかルートを考え、ステイシーをバラバラにしてカバンに詰め、置いて行かれるモーニングスター神父を眺めながら輸送船に乗せてもらうアラン。船乗りトミーが見つかるかもしれないと、その友人エドに頼まれて海を眺めていた。だが、筋肉モリモリマッチョマンの船乗りたちの風向きが怪しくなり、アランのガチ恋フィールドが作用したかもしれないと、アランは戦慄した。旅先でもセクハラされないよう自室に戻ると、港に置いてきたはずの神父の死体が十六体落ちていた。神父の謎の侵入に不意を食らい、アランは軽い怪我を負う。どうにか倒し、神父は教会があるところならどこでも生き返られるのではと看破。教会を封鎖してしまおうとするが、間の悪いことに船乗りの野暮用♂で埋まっていて、作業ができなかった。
野暮用♂が頻繁に起こるせいで、神父が全く部屋から出られない状況になっており、アランは安心しきっていた。神の敵を公言するバルカンの海域に入ったところで、神父が生き返るのは教会があるところではなく、教会にある女神像のあるところじゃないかと思いつく。エドと共に女神像を捨てようとすると、今まで身を隠していた神父が現れ、殺しに来る。一人が犠牲になってしまったところで、神父が自殺。罪をアランに被せた。しかしアランは神父の立場を利用。女神像をバルカンの見張り船へ見せつけて実質的な宣戦布告をする。船乗り全員を人質に、神父を無理やり引きずり出した。しかし自らの不死身を利用して神父はアランを海に引きずり込んで自害。気を失ったアランが目覚めると、少女がアランの顔を覗いていた。
無人島に漂流してしまったアランを助けてくれたのは、サメの皮を加工してシャツとスカートにしたような片言少女であり、ノーブラノーパンだが痴女と言うにはちょっとアレな無自覚サメ獣人ロリヒロインのシャーリーだった。言葉が通じず、目の前で放尿するくらいの野生児と共に、森を探索することになる。ほんのわずかに言葉を知っていて、アランを呼ぶのに『トミ』と言うことから、きっとトミーが出会ったサメとはこの少女だと推測する。そこに熊が襲ってきたが、その首を一撃でへし折って助けてくれたのは、普通に全裸のバイタリティ系自然派人妻痴女ヒロイン、茂美だった。彼女と少女の名をシャーリーと決めたり、言葉を教えたりして、共に過ごすことになる。一方でバンベストに入国できたステイシーは神父と、お互いに不死身だがどうトドメを刺そうかとにらみ合いながら、共にルイマスを迎えに行くのだった。
一方で、置いてきたヒロインたちはアランがいなくなって寂しいと思いつつ、ルイマスを抜いた七人でめっちゃセックスしていた。
ステイシー側の旅は小さな町に移るが、神父がそこで井戸の水が出ないと悩む人々を助けるという。ステイシーは渋々協力し、井戸を更に掘り進める彼にうんざりしながら町民に木炭の作り方を伝授していた。すると保安官的なアレにいちゃもんを付けられるが、神父のツンデレなのかなんなのかよく分からない動機で助けられ、別の所でも助けて欲しいとかいうサブクエストが発生する。そうして教会を借りて一晩を過ごそうとしたところ、喧嘩。数えきれないほど殺し合い、ステイシーの服が消滅した。一方でアランは、超高速で泳げるサメ少女なシャーリーと会話できれば、この無人島を脱出するよう頼めるのではと言葉を教えていた。茂美がポロリと溢したエッチという単語を覚えてはしゃいでいるのを見て、先は長いなと天を仰いだ。
シャーリーが『くま』を間違って覚えていると分かり、言葉を教える難しさを痛感していたアラン。とりあえず船と帆を作ろうと考え、ちょうど熊の皮が使えるだろうと皮を剝ぐ作業をした。汚れたので川に行こうとしたら、アランを追って来た東の国の忍者三人衆と出くわす。しかし、三人ともバカであった。騙しつつ攻略し、三人に尋ねると、タナカやお自野のことで追ってきていると分かったので、事実を教えてやり、帰宅させる。そのとき、脱出に使えそうな船が流れ着いていたという情報を教えてもらう。一方でルイマスの元へ向かうステイシーは、神父が悪魔と呼んでいたのは異世界人で、それを追い出す役割があったと知る。だが神父は神の世界であるはずの世界管理株式会社を知らないため、この世界がふたつの神話に挟まれているのではと推理した。
ステイシーたちは頼まれた山賊退治のため山を登った。そこでも喧嘩。二人は夕日と共に大の字になってから、また登る。ステイシーがそもそも死んだところで神に会えるシステムになってなかったと見抜く。などしてやっと到着した。女神像が盗まれたから信仰心があるかと思えば、ただエロフィギアとしてオカズにされていただけで、普通に賊であった。ちょっとの戦闘で神父が死ぬ。すると、彼が着ていた服が死体ごと異世界人にしか見えなくなるため、ステイシーは着衣全裸になる。彼女は嫌悪感から山を破壊。洞窟を埋めて全員生き埋めにした。一方でアランは、茂美に不倫セックスを誘われ、股間を揉まれるが、疲れているので不全のフリをした。代わりに、茂美のおっぱいを揉んでいた。
自然派ママどころか本当に自然に還っていた茂美は、人間社会に戻るかを悩んでいた。しかしアランの説得と自滅で、茂美もシャーリーを連れてハーレムに加入することにした。何かにつけてはものを『くま』呼ばわりするシャーリーと一緒に、件の船へ向かう。岩場に乗り上げていた船には、干からびた人間が乗っていた。アランは服からそれがトミーだと分かったが、トミーが死んだことをどう伝えるべきなのか。しかしアランは、シャーリーが既に死を理解していることを見抜いて、トミーを指さして「死体」と言った。一方でステイシーは、服屋に行くための服がないというジレンマに陥っていた。美少女過ぎて全裸で動いていると無条件で犯されそうになってしまう彼女は、変態をひとり始末しつつ、熊の皮を服代わりにすることにした。