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貴いお方が裸同然とはどういう了見だ  作者: 能村龍之介
バレすじ~六十万字を二万字に圧縮~
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バレすじ 21『ゆー・あんど・みー』~34『バ美肉ジジイが――』

これは21話から34話まで(約12万字)のネタバレあらすじとなります。当然ながらネタバレなので、ご注意ください。またこの前に1~20話のバレすじがありますので、未読の方はそちらから読むとよいかもしれません。

 以下はあくまでも大雑把なストーリーであり、細かい伏線などは書いていないことを了承ください。また、所々で下ネタパレードになるのでご注意ください。




 時系列が少し戻り、マイキー・マイク・マイケルが行動を起こすのを今か今かと待っているとき、アランは地下組織の出入り口で異世界風来的ミラクル不死身ゾンビ系美少女ヒロインのステイシーと出会う。不死に魅入られた組織ウォーカーから逃げているのだと助けを求めてきたので、アランは渋々協力する。彼女を(かくま)おうとソフィア宅に行くがステイシーの目の前でソフィアとアリアンナとのアットホームなレズセックスが勃発。アランへの好感度がゼロになってしまう。他の場所にしようと移動したとき、ウォーカーが襲来。撃退がてら話をすると、ウォーカーは五人からなる近所の同好会レベルであると判明するのだった。


 残り三人のウォーカーとの、放っておいても勝手に終わりそうな因縁に終止符を打つべく、敵の本拠地を目指すアランとステイシー。登山中の会話で、この世界の奇妙なところが挙げられていく。なぜ月は常に満月であるのか、なぜ文明は激しい交易の中でもまるで発展しないのか、そしてグワシ。つまりこの世界には神がいて、太陽系以外を消滅させたのだろう。というスケールの大きすぎる結論を尻目に二人はウォーカーに到達。そこでとある惨劇を目撃したステイシーが憤怒し、『ステイシー秘密ウラワザ真拳』による惑星衝突を引き起こす威力の指ミサイルや、あらゆる命を腐らせる唾ミサイルを駆使し、同好会を暴力的解散した。異世界風来なステイシーは異世界転移をコントロールできず、アランと別れた。


 時系列は現在へ。マイキー・マイク・マイケル始末後、恋人関係に無条件に乱入してきたボウイとビスコーサをソフィア宅へ連れていく。どうなるかと思えば初対面で乱交が始まり、殺し屋は眩暈に襲われた。騎士団に潜入すべく、ボウイがトコロテン射精する隣の部屋でアリアンナに提案するが、優先順位がどうかしている彼女は乱交を続行。アランは一人で騎士団の居館へ行くことになった。気さくなキャシディと、武器庫のダッチョウの案内でその中を歩きまわり、一通りの案内が済んだ時、ダッチョウにニートの妹に関する相談をされる。まるでアリアンナが来る気配がないので、仕方なくダッチョウの妹の元へ向かう。


 ダッチョウの妹テンテルは、パンツもブラもない、マジで肩紐長めタンクトップしか着ていない驚異的な格好をしていた。そこでアランは、名前が凄いことになっている者が殺しのターゲットになり、服が凄いことになっているのが殺しの依頼者になる法則を発見、テンテルが兄ダッチョウを始末する依頼を出すことは予想できたが、失うものの無い依頼人は危険であると、しばらく様子見をすることにした。するとテンテルは親友でありウルトラお嬢様のツキユミをアランへと紹介し、三人でお出かけをする。ニートと令嬢の奇妙なふたりのじゃれあいを、アランは後ろから見守っていた。


 油断するとパンどころかマンをチラするテンテルは、ツキユミと一緒に下着を見繕う。彼女がそれを着ている時、ツキユミがテンテルへ恋心を抱いていると分かる。自分には関係のない物語だとアランは、引き続きお出かけに着いて行く。そうしてアランは、テンテルにはツキユミがいるので、ダッチョウを始末する必要はないと手を引いた。しかし数日後、テンテルが騎士団に殴り込んでくる。アランは彼女を止め、理由を聞くと、ツキユミと一緒に買った下着をダッチョウに穢されたと憤慨、自ら殺そうとしていたというので、アランは彼女へ正体を明かし、依頼を受けることにした。


 ダッチョウ暗殺の手はずを整えたアランは、宿に避難しているテンテルの様子見をして、なにも知らないツキユミにテンテルの世話を任せて仕事へ向かう。滞りなく始末し、脱出しようとすると、不安に駆られたテンテルがやってきてしまう。彼女とその場から逃げ、目撃者もなさそうだと一安心したところへツキユミと出会う。ピンときたアランは彼女も連れ、人気のないところでツキユミの身体を改めると、ダッチョウ暗殺に使おうとしていたナイフが出てきた。ツキユミを目撃者として始末するか否か、事の成り行きを見守っていたが、テンテルとツキユミが心を通わせ、アランはナイフを下した。そうしてテンテルとツキユミは、メイドと主人として共に暮らすことになった。


 いつも通り過ごしていると、暗殺組織の案内をした男がアランに仕事の協力を持ち掛ける。彼はジミーと名乗り、ターゲットを誘惑してほしいと言い、アランに問い詰められると、それがアランの仕事ぶりを見て欲しいとボスに頼まれた仕事だと白状する。ホテルでの殺人だったが問題なくこなし、簡単に終わったと思えば一緒に報告までしてほしいと頼まれる。面倒ながらもアランは協力し、ボディガードとして依頼人だと言う成金の男の家に。祝杯を挙げると、ジミーが酒に毒を盛り、自分の嘘を全て見抜けとゲームを開始した。そしてアランは毒を飲ませたという嘘も含めほぼ全てを看破。解毒剤として毒の原液を飲まされそうになったのを回避した。ジミーというサイコキラー曰く、それは殺しの仕事でもなんでもなく、ただ浮気した女とされて気付かなかった男を遊びで殺しただけだった。


 新たな騎士団の武器庫の管理人となったジョンから頼みごとをされる。親戚の賢者が研究にのめり込み過ぎなので説得してほしいと。アランは貸しだと思ってそれを引き受け、賢者テラリスの説得を試みる。どうやらライバルである賢者ルイマスが原因であり、テラリスはルイマスを始末しようと企んでいると分かったので、殺し屋としてそれを代わりに引き受けようとするが失敗。アランは手を引こうとする。しかし帰り際に、紙片の謎のメッセージに誘われて階下へ向かうと、巨乳裸エプロンニーソ痴セクサロイドヒロインのドゥカに迎えられ、彼女が代わりに依頼人となった。ただ今度の相手は一筋縄ではいかぬと情報収集する最中、男の娘のボウイが想像妊娠していることが判明するのだった。


 ボウイの妊婦ヅラを横目にしてアランはルイマスの住まう塔へと挑む。オーブの力によって、支える土が無くなろうが倒れない塔。ならばそのオーブを破壊すればいいと、アランとボウイで塔の根を掘り、塔に吹き続ける風を利用したパラシュート爆弾でオーブを破壊。塔を倒し、ルイマスを始末した。疲れたボウイを背負って帰る途中、ボウイが好きな人の背中に股間を押し付ける気持ちよさに目覚め、精通。アランは頭を抱えそうになる。とりあえず精子びしょびしょパンツの彼を家に向かわせておき、塔へ戻ると、賢者テラリスも死んでいた。ドゥカがアランに暴露したことをテラリスに暴露し、ショック死させてしまったのだ。独り身となったドゥカを渋々引き取り、家へと連れて行く。もはや理由もなく新たなメンバーを迎え入れた乱交が始まった。ハーレムの中心であるはずのアランはひとり、キッチンに立つのだった。


 精度のよいクロスボウを騎士団から盗んで帰る途中、殺したはずのルイマスが美少女になって帰って来た。トラップタワーを降りることができず、色々な人が階下で犠牲になっていることに気付かなかったと反省。家が無くなったから保護してほしいと図々しい要求をしてきた。その少女を連れてきた保護者を怪しむと、なんと異世界へ転移したはずのステイシーだった。アランはまた渋々受け入れるが、ルイマスが裏切ってアランが殺し屋と暴露、しようとしたらソフィアに誘拐され、ソフィアとアリアンナと、ディルドでふたなり化したドゥカの三人がかりで犯され、分からされる。ステイシーはそれを冷たい目で見ていた。


 アリアンナがコソコソと出かけるのを浮気ではないかとアランは訝しみ、それを口実に五人いるハーレムのメンバーを減らせるのではないかと後を着ける。だが騎士団に来ていたのは彼女の弟、ダンビラポイント・タナカであった。それがアリアンナの騎士団長の座を狙い、暗殺を目論む気配があった。追い出そうと企んでいたクセにアランは急遽、彼女を助けるべく殺し屋として弟を始末すると提案する。するとアリアンナはアランを円卓に叩きつけ、愛を問う。アランの答えに納得したものの、叩きつけの衝撃で蝋燭が倒れ円卓が炎上。消火活動のため致し方なく騎士団長放尿。アランの頭をアンモニア臭にまみれさせた。


 アリアンナから依頼を受け、依頼だからと代金を要求すると微妙に責める雰囲気を出されるアラン。ダンビラポイントには怪物じみた逸話がある。そんな相手をどう殺すかアランは即決し、様々な人に恋人から金を取ることへ微妙に責める雰囲気を出されながら、準備に奔走(ほんそう)する。道具の調達のために魔術エンジニアであるビスコーサの元へ行くが、彼女はボウイへ特殊なプレイを要求し、股間に刺したバナナを食べさせる直食い式与謝野晶子を開始。しかし奥まで入り込んでしまい、異物混入に彼女は卒倒しかけた。


 アランが作った暗殺装置は、水を電気分解するものだった。ある家の地下に蝋で隙間をふさぐなど工作をしておき、可燃ガスを溜め、文字通りの爆死、それが失敗しても窒息死させられるようにした。作戦は上手くいき、地下室ごとタナカを吹っ飛ばしたが、その前にステイシーの唾による菌で不死身になってしまっていると判明。ローズマリー王国を襲う怪物と化した彼を倒すべく、生死に詳しいルイマスを連れ、オーブの塔へ急ぐ。そこで賢者ルイマスがタナカの不死を破り、アランは真っ向勝負する。結果はほとんど相打ちでの勝利。タナカを始末した。瀕死のアランを助けようとするアリアンナだったが、ルイマスがアランに美少女になる転生の魔術をかけるという余計な一手を加えたと話して止める。アランは這う這うの体で自ら病院へ向かうのだった。


 ちなみにこの出来事が起こるまでの間に、ルイマスは冒険していた。その始まりは女子二人とふたなりセクサロイドの三人がかりでチンポ中毒にさせられ、ドゥカとのセックス中に間違って憎きテラリスの名を呼んで尊厳がバキバキになったところから始まる。だがもっと中イキがしたく、できれば生チンポがいいと旅に出る。近所の森のハンターは巨根過ぎで無理、病人通りのジミーは言っていることがよく分からなくて無理、人の多い大市場で誘拐しようとしてきた男は一センチ未満で無理だった。生チンポはアランのチンポに希望を抱くしかないのかと諦め、じゃあ仮チンポがないかと、選挙前の政治家ほどの喧騒でチンポ要求しながら大市場を闊歩(かっぽ)していたところ、出禁となった。

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