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麗しき世界に始まりを告げよう  作者: 森のスダチ
第2章  学園編
10/128

授業

・10・

side:アルカ・ロワール



朝、早めに目が覚めて、学園に行く準備をする


 「お~い、リズ、朝だよ~」


リズは朝が弱く、毎朝起きるのに少し手間取っている


 「最初から遅刻はまずいよ」


何とかリズを起こし、朝飯を食べて、学園へと向かう準備をする


 「それじゃあ、行ってらっしゃい」


 「あれ、セレスさんは行かないのですか」


 「私は副主席だからね、授業はほぼ免除だ、だから、たまに行くぐらいでいい」


ちなみに主席になると、全部の授業に出なくてもよく、自分の好きなことに時間を注げる、そもそも主席レベルになると授業の内容なんかすでに知っており、時間の無駄なようだ


 「私と、ククルさんは自分では言うのは何だけど、一年目から成績は良かったからね」


セレスさんとククルさんは学園内でもずば抜けて成績が高く、セレスさんはいろいろと同期や後輩に教えたりしているらしい


ただククルさんは、セレスさんでも圧倒的に差を離されているらしい、そのせいでほぼ学園内にいないらしい


一応6年学園に在籍すると、いつでも卒業することはできるらしいのだが、ククルさんは6年以上在籍しているが未だに卒業はする気はないらしい


 「何でかは教えてくれないけど、まだまだ学園にはいるらしい」


 「へえ、不思議な人なんですね、っと、そろそろ行かなきゃ」


話をしていると、授業の時間が迫っているのに気づいて、急いで学園へと向かっていく


学園につき、最初の授業がある教室へと向かう


 「最初は短剣だから、一緒だね」


 「そうだね、リズはここでお別れだね、じゃあ、またあとでね」


 「うん、ばいば~い」


教室に入ると、すでに10名ほどが席についていた


 「はあ、なんとか間に合ったね」


 「おっ、やあ!あんたたちもこの教室?」


 「ええ、そうよ、私はエレナ、よろしくね」


教室に入るといきなり、入り口付近の席に座っていた少女に話しかけられる


 「初めましてアルカです」


 「うちはアン、アルカ君、エレナちゃんよろしくな!」


それから少し話をしていると、扉が開き、先生が入ってくる


 「どうも、Cクラスの武術系の授業担当のレナよ、これからよろしくね」


挨拶をしている先生を見ているとどこかで会った記憶がある


 「ねえ、エレナあの人ってどこかであったっけ?」


 「確か、校長先生の部屋にいた人だよ」


 「ああ、確かに」


初めてこの学園に来た時のことを思い出し、レナ先生が校長室にいた人だということを思い出す


 「それじゃあ、まず初めにこの授業について話していくわね」


少し、授業についての話をして、内容に入っていく


授業は各クラス武術と魔術で二人の先生で分かれており、武術はレナさん、魔術はアイシャさんに分かれているようだ


そのほかの授業については専門の教師がつくらしい


 「それじゃあ、授業始めるわよ」


今回だけは座学で短剣の扱いや手入れの仕方などの説明をされ、次回からは人形に対して振り方、刃の当て方などを学ぶ


そして、授業の終わりを告げるチャイムが鳴る


 「それじゃあ、今回はここまでよ、次回からは第四訓練場に集合よ」


学園には、各クラスに訓練場が用意されており、いつでも、授業で使用されていない限り自由に予約して使用可能となっている


 「エレナ、食堂にご飯食べに行く?」


 「うん!いこ!アンちゃんも誘っていい?」


 「いいよ」


エレナがアンに声をかけて、食堂へと行くその際、もう一人友達になったアーロにも声をかけていく

食堂につくと、リズが友達とすでにいた

 

 「お~い、リズ」


 「あっ、お兄ちゃん!友達出来たよ!」

 

リズの向かい側には犬獣人の女の子と人の男の子がいた


 「初めまして、リズの兄のアルカです、リズと友達になってくれてありがとうね」


 「い、いえ、リズさんのほうから声をかけていただいて、感謝しています」

 

横の男の子もコクコクとうなずいている


 「リズ、僕たちも一緒に食べてもいい?」


 「いいよ!お兄ちゃんの友達も紹介して!」


こうしてお互いの自己紹介を終えて、次の授業のために急いでご飯を食べる


 「次は、別だね、僕とアーロはサバイバルの授業だから、またあとで」


アルカたちはサバイバルの授業へ行き、エレナとアンは風の授業へといった


サバイバルの授業は基本的に森での過ごし方や、野宿の仕方などいろいろ役に立ちそうなことをやっていった


 「疲れたね、いきなり体動かすと」


 「ああ、最近トレーニングしてなかったし、体なまってるわ」


以外にも、体を動かすことが多く、少し疲労を感じる


アーロは最近魔術しか練習していなく体を動かしていなかったという


 「久々の運動であれはちょっとつらいかもね」


それから、各自の授業を終わらせて、エレナと再び猫獣人の女の子を探すため、図書館へと行く


 「今日もいるのかな?」


 「さすがに二日連続はいないかな?」


 「とりあえず、ちょっと待っておこう」


それから三十分ほど本を読み時間をつぶす


 「今日は来なかったね」


 「うん、それじゃあ、帰ろっか」

 

今日はあの子は図書館に来なかったため、帰ることにする


帰る途中に何やら急いで走っている二人組の子を見つけた


あまりにも焦っているようだったので、声をかける


 「どうしたんですか?そんなに急いで?」


 「中庭のところで倒れている子がいるの、だから急いで先生を呼びに行くの」


 「大丈夫ですか?」


 「今、だれも看病できていないから、行ってあげてほしいの!お願いできる?」


 「わかりました」


急いで中庭に行くと、倒れている子はすぐに見つかった


その倒れている子は、図書館で出会った猫獣人の女の子だった


 「おい、大丈夫か?」


 「ひどいね、傷だらけ、、、」


女の子には背中にいくつもの傷があり明らかに後ろから何かをされたような傷だった


先ほどの二人が、先生を連れて戻ってきた


 「ちょっとどいて」


アルカたちをどかして、近くに腰を下ろす


 「ひどいわね、明らかに魔法で負った傷よ、とりあえず救護室にはこぶわ、誰か手伝ってくれる?」


 「僕が運びます」


この中で男はアルカだけであったので、女の子を背負い、救護室へ運び込み、ベッドへと寝かせる


そして、かかりつけの治癒士が治療にあたる


 「それで、だれがやったとか、心当たりはある?」


 「僕たちは、二人に教えられてきたのでわかりません」


 「私たちもたまたま通りかかったら、その子が倒れているのを見つけて、急いで先生を呼びに来たんです」


 「そうですか、わかりました、それじゃあ他に目撃者がいないか探してきます、もしこの子が起きたら聞いてみてください」


先生が部屋から出ると同時に、治療をしていた、治癒士が戻ってくる


 「いっぱい怪我をしているけど、すべてそれほど深くはないから、あとは残らないわよ」


 「よかったですね、このままここで寝かせますか?」


 「そうね、目が覚めても明日はここで安静にしてもらうわよ」


 「それじゃあ、明日、ちょっと人を連れてきていいですか?」


 「いいわよ、この子の関係者?」


 「いいえ、ただ話をしたいって言ってました」


あした、セレスさんに来てもらい、話を聞いてもらう


アルカはおそらく、獣人に対するいじめだろうと予想している、しかしこの予想が当たってしまえば大問題となる


エレナと家に帰り、セレスさんに明日一緒に来てほしいと頼む


 「わかった、明日行ってみるよ、二人も授業が終わったら来なよ」


いじめなどの可能性があるため、リズには一応知らせないで秘密にしておく





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