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麗しき世界に始まりを告げよう  作者: 森のスダチ
第1章  プロローグ
1/128

アルカ・ロワール

・1・

side:アルカ・ロワール




とある朝


 「アルカ!今日は10歳の誕生日だ!今年は祝福を受ける年だぞ!!」


と、父は寝起きの僕の耳元で大声で叫んだ。


 「祝福?」


 「ああ、祝福についてまだ教えていなかったな、祝福は自分に向いている能力の判定みたいなものだ!」


 「へ~、それで、いつやるの?」


アルカは自分が何の能力を持っているかにとても興味があり、祝福についてすごく興味を持つ


 「いつも道理なら、あと半年はあるな」


 「半年か~、長いね」


この大陸[オーラシア大陸]では10歳になる年の子供には祝福を受けることが義務付けされている


 「なんの能力があるかな~」


そんなことを考えながら朝ごはんを食べるために着替えて1階へと降りていく


 「お母さん、リズ、おはよう」


 「あら、おはようご飯食べる?」


 「お兄ちゃんおはよう!」


一階には母と妹のリズが朝ごはんを食べていた。


 「たべるよ、あれ、お父さんは?」


さっきまでアルカの部屋でしゃべっていたのに、今はもういなくなている


 「お父さんは森にいったわよ」


 「そうなんだ」


 「パパが今日はごちそうだって~」


 「今日はアーくんの誕生日だからね」


 「ごちそうか~、楽しみだね!」


リズと祝福についての話をしながら、朝ごはんを食べる


朝ごはんを食べ終わった後は畑の仕事のために家を出る


 「あっ!!アルカ!!おはよう!!!」

 

 「エレナ、おはよう、そっちも仕事?」


 「そうだよ、めんどくさい仕事だよ」


そういいながら少ししょんぼりしているのは幼馴染である、エレナだ


エレナも同じく今年10歳となるので一緒に祝福を受けることになる


 「あっ、アルカって確か、今日誕生日だよね!!おめでとう!!」


 「ありがと、祝福の年なんだって、さっき知ったよ」 


 「そうなんだ、アルカのお父さんって、そういうの伝え忘れそうだもんね」


 「そうなんだよ、いつも大事なことは忘れて、お母さんに怒られてるよ」


畑仕事に行く前に、エレナと少し話して、やる気を出していく




畑仕事が終わり、その日の夜、父はレッドホーク、ヘビィベアーという高級食材を狩ってきてすごく豪華なパーティーとなった


 「お父さん!すごいね!!」


 「はっはっは!今日はパーティーだからな!父さん張り切っちゃったよ!!」

 


豪華な食事をしたり家族と会話などをしアルカは父と一緒に夜の村へと散歩に出かけた。


 「お父さん、もう10歳になったから剣術をおしえてよ!!」

 

 「うーん、、、そうだな本当は祝福を受けてから適性の武器を鍛えたほうがいいんだが、アルカは剣術がいいのか?」


 「うん!!お父さんみたいな剣士になりたい!!」

 

アルカの父、ウィル・ロワールは昔、とあるパーティーに所属している[剣神]の異名を持つ剣士であった、しかし魔物討伐の際、右足を失っており今は義足になっている


そのことは、アルカやリズだけでなく、母のリリシュ以外には教えていなく、ただ剣術がとてつもないお父さんだと思われている


今後、ウィルはアルカたちにはこのことを教える気は全くない、このことが知れ渡り、二人に過度な期待をかけられないようにするためである


 「そうかそうか!!お父さんはうれしいぞ!よし、明日から剣術の基礎から鍛えていこう!!」


 「ありがとう!!お父さん!」



*************

翌朝




 「おはよう!お父さん!!」



朝ようやく剣を習えることができる喜びでいつもよりはやくおきることができた


 「おはようさん、今日は自分でおきることができたな!さて準備はいいかな?」


 「いいよ!!最初は何するの?」


 「まず始めは、剣をふるうための基礎体力をつくっていこうか」


 「わかった、最初は何をすればいいの?」


 「まずは、重りを付けて、木刀を振ろうか、しっかり剣筋が安定するまで、やるんだぞ」 


父が出してきた重りは20キロほどの重さがあり10歳の子供ではとても持てるものではなかった。


 「最終的には、これくらいの重りと石の剣をきちんと振るえるようになったら終了だ」


そこから3か月ほどかかり、重り20キロと石の剣をしっかりと振るえるようになった


 「そろそろ一度本物の剣を持ってみるか?」


 「えっ、いいの?!」


 「ああ、そろそろ体もできあがてきたし、大丈夫だろう」


 「わかった」


アルカはウィルが持ってきた剣を渡される


 「しっかり持てよ」


本物の剣を渡されて、素振りをしようと構える


 「雑念を捨てろよ、余計なことを考えると剣筋に出るからな」


ウィルの言葉通り、心を無にして剣をふるう


数回ふるうだけで、息を切らす


 「はあ、はあ」


真剣を持ったことによる緊張ですぐに疲れ果ててしまった


 「これからは、素振りをして簡単に息切れがしなくなるくらいまで特訓だな」


 「わかった」


それからは祝福の日までは、素振りを中心に、たまにウィルの狩りについて行ったり、組手をして、相手の剣に対する恐怖心をなくすための訓練もしていった


 「そろそろ、剣術(中)くらいはついたんじゃないか?」


 「どうだろうね、あんまり実感はないよ」


 「まあ、そうだろうな、安心しろ、確実に実力はついているぞ」


 「いや、お父さんに対して一発も入れれてないから、信じられないけどね」


祝福の日まで、組手をして、今まで一回もウィルに剣を当てることができなかった


 「まあ、お前と俺の実力が違いすぎるから仕方がないな」


 「いつか当ててみせるよ」


それから、祝福当日の朝まで、一発も充てることはできなかった



そして祝福の日となった


 

初めてこういう物語を書いていくので日本語などが変な箇所があると思いますが温かい目で見守ってください。(o_ _)o))

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