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202.壊れた檻篭

――ガチャンっ!!


 

 乱暴に房が閉められる音に続いて、地面に放られたレマイラに2人が駆けよった。

 咄嗟にカミリアが回復魔法を唱えようとしたが、魔力が一切練れない様子に焦燥を。しかし直後にザーリーンが声を掛け、首のブレスレットを指で叩く。

 魔力の枷に気付けば途端に萎れ、それでも傷を撫でればレマイラが身体を震わせた。


 頬の痣も痛々しいが、声を押し殺そうとする彼女にカミリアの胸が締め付けられていく。


「…くっ……なんつー顔してんだよ…痛てて…」

「レマちゃん!?大丈…夫、じゃないよね…」

「へっ。ソーニャ準導師との殴り合いに比べれば屁でもねーよ。一方的なのが腹立ったけどぉぉアア!!?ザーリーン、そこ触んなっ!」

「やせ我慢しない…もぅ」


 頬をグイグイ指先で押していたザーリーンも、やがて満足したのか。呆れたように溜息を零せば、手付きも優しい物に変わる。


「…ひっく…ひっく、ごめんね?あたしが泣いてたせいで…ひっく…レマちゃんが怒られて」

「泣いて怒られたのはカミリアでも、怒鳴り返したのはレマイラだから…」

「うっせー!あんな言われ方して黙ってられっかってんだ!!」

「…ぐすんっ…でも、言われたの…あたしだけだし…」

「いまさら他人面すんじゃねえよ。ウチがお前らの部屋に転がり込んだ時から一蓮托生だろ?それにダチを悪く言われて引っ込んでられる程、ザーリーンと違って賢くもねーんだよ」

「保身に走る冷血で悪かったわね…」

「2人ともポカポカで温かい人なんだからケンカしないで~」

「喧嘩してない。それよりこの後のことだけど…」


 ようやくカミリアが落ち着き、レマイラと共に彼女の頭を撫でると、ザーリーンの顔つきが深刻なものに変わった。

 

 牢に閉じ込められたのはともかく、真犯人が見つかる望みは、衛兵たちの能力から考えてまず薄い。

 仮に無実だと判明しても、準導師の殺害犯を特定できないままでは、彼らの立場も危うい。このままレマイラたちに罪を被せる可能性が大きいだろう。


 そして彼女たちがアーザーに送られる事も、もはや秒読みに等しい。


「――…ソーニャ準導師様に何て言おう」

「あいつなら新しい助手でも雇ってウチらの事も忘れるだろ。“殺人犯”なんかと関係を持ちたか無いだろうしよ」

「……ボロボロのくせに楽観的。こういう時に脳筋はズルい」

「こんな時に悪口言ってんじゃねえっての。ただ起きちまったもんは仕方ないってゆーか、もしアーザーに寝床が移っても、薬草店のおかげで伝手は出来たろ?ウチらなら何とかやってけると思うぜ」

「…ママに怒られちゃう。パパのお店も、どうしよぉ…」

「あ~…まぁ、手紙くらいは出せるんだ。ウチからお前のおふくろに書いてやるから、元気だせ。なっ?それに何が何でもカミリアだけは大学から出すって捕まった時から決めてたし、それまではウチがお前を絶対守るからよ」

「私は…?」

「お前はイケメンでも見つけてアーザーで暮らせよ。ただそん時はウチも同居させてくれな?こう見えて子供の相手は慣れて…うぉあ!?」

 

 独房にいるとは思えない、爽やかな笑みでレマイラが応えていたのも束の間。ふいにカミリアが首に腕を絡めれば、地面に押し倒す勢いで抱き着いた。

 

「レマちゃん結婚してぇ~!」

「痛ててててっ!!何だよ急にっ。それに結婚って…」

「ザーリんも一緒にお店開いて、ず~っと一緒にいよ?スポンサーになってくれるカッコいい旦那さんと4人でずっと一緒にいたい~っ」

「前者はともかく、後者の願望が思ったより生々しい…」

「ウチの話も十分生々しいだろ!?ってそーじゃなくて、痛いから離れろってのっ」

「大学を出ても出なくても、結婚してくれるって言うまで絶対やーだ!」


 ぎゅーっとしがみついて離れないカミリアに、顔を歪めて応対したものの、痛みを覚えたのも最初だけ。打撲だらけの身体でも、彼女を押し返すのは訳が無かった。

 しかしカミリアの胸を始め、柔らかい身体が纏わりついて。挙句に涙目で見上げてくる彼女の表情に、ゴクリと喉を鳴らす自分がいる。 


 もっともザーリーンの訝し気な視線で我に返れば、直後に優しくソッとカミリアを引き離した。場を濁すように咳払いし、兎にも角にも現実を受け入れた上でこれから3人でどうすべきか。

 房の中で淑女会議を開催していたが――ガチャリ、と。

 ふいに開かれた檻の鍵に反応したレマイラはカミリアを。さらにザーリーンが2人を庇い、次は自分の番とばかりに腕を広げるが、確固たる彼女の決意もすぐさま萎んでいく。


「…パスカル?」


 ポツリと零したザーリーンに、レマイラたちも恐る恐る顔を出せば、やはり聞き間違いでは無かったらしい。鉄格子にはアライグマが纏わりつき、ジーっと虜囚の3人を見つめていた。

 愛くるしい見た目に反する不遜な態度は、野生の生き物が存在しない大学内であっても、容易に区別できる。


「…っっパスカっ!むぐぐぅ…」

「しーっ!デカい声出してバレたらどうすんだっ!…それよりもザーリーン」

「聞き違いじゃない」


 咄嗟にカミリアの口を塞いだ拍子に身体を痛めたが、顔を歪めたレマイラをザーリーンが心配する様子は無い。もっとも当人も怪我人ぶるつもりも無く、むしろ直前に聞こえた異音が気になったのか。

 彼女に応えるようにザーリーンが立ち上がれば、周囲の気配を探りつつ。恐る恐る檻に手を伸ばすと、すかさずアライグマがパッと離れた。


 それを合図に鉄柵をグッと掴むや、「んっ」と力を入れて横に引いた時。魔術師の卵を捕らえていた檻は、意図も容易く開かれた。

 予想していた結果とは言え、それでも突き付けられた現実に理解が追いつかず。ようやく我に返ったザーリーンも3人に訪れた好機に。アライグマの存在に自らを奮い立たせるが、ふと座り込んだ彼の横に魔晶石が転がっているのを捉えた。


 最初は疑問符を浮かべるだけだったが、程なく真意に気付くや否や。パッと掴み上げたザーリーンは急いで仲間の元に戻った。

 いまだ現実が追いついていない彼女たちの首輪に魔晶石を近付け、すぐに該当する“鍵”が光った瞬間に――カチャっ、と。

 小気味の良い音を立てた枷は瞬く間に地面へ落ち、途端に状況を理解したカミリアがザーリーンに抱き着いた。


「ザーリんはやっぱりカッコいいねー!!あたしとレマちゃんのヒーローだよ~」

「…ウチの嫁になるとか言ってた割には変わり身が早いのな」

「ふっふ~。ザーリんは大好きだけど、レマちゃんの事は愛してるんだぁ~」

「お、おぅ……ありがと」

「バカやってないで、早くココから…うわっ!」


 頬擦りしながらノロケるカミリアに溜息を零していた刹那。突如声を上げたザーリーンに2人の注意が向けられる。

 珍しい声音に驚いた事もあるが、彼女の視線を辿って行けば、知らない間にパスカルが足元に移動していたらしい。

 いつも通り、ただ黙って見上げているだけとはいえ、悲鳴を上げたくなる気持ちも理解できる。


 しかし同時に一行が立たされた状況を思い出し、すぐさま立ち上がったカミリアとは違って、レマイラの動きは酷く鈍かった。

 咄嗟に回復魔法を唱えようとしたが、そんな時間は無いと。自力で歩こうとするレマイラにすかさず肩を貸せば、ザーリーンも呆れながら反対側の腕を抱える。

 パスカルもカミリアの肩に乗り、ようやく3人の足並みは揃ったが、やはりと言うべきか。レマイラの足取りも身体も重い。

 今にも「ウチを置いていけ」と零しかねない彼女を黙らせるように。2人して力強く抱えれば、通路を警戒しながら出口に向かって行った。


 力仕事はレマイラの領分のはずが、ソーニャの雑務で鍛えられたおかげか。体力と共に支える力も申し分ない。

 そんな2人の成長に笑みを浮かべたレマイラも、ふと前方から聞こえた足音に全身が硬直した。


 互いに密着した身体から緊張が伝わり、応戦すべく踏み出したレマイラが苦悶の声を上げた。仲間の容態にザーリーンたちも見合わせ、体内に魔力を循環させると掌へと集中させる。

 幸い聞こえてくる足音も1人分だけ。ここまで来てしまっては、もはや牢に戻る選択肢など無い。


 杖も無しに何処まで張り合えるかも分からず、それでも何があっても3人は離れまいと。レマイラですらギュッと2人の肩を抱え込んだ時――。


「――ふむ。脱獄できる度胸を携えているとは、想定以上の度量を持ち合わせていたようだな。もっともその程度の気概が無くては、魔術師など名乗れるはずも無いわけだが」


 カツカツ――と。甲高い足音を響かせながら近付いてくる声は、一行にも聞き覚えがあった。

 暗がりから現れた女は丈の短いローブを纏い、髪は適当に後ろで纏めている。

 風貌や雰囲気も相まって、魔術師よりも軍人の様相が漂う彼女は、3人の唖然としている顔を見つめ。先端に花を閉じ込めたような杖を無造作に放れば、思わずザーリーンが受け取る。

 

 それから流れるように脱いだマントをレマイラに被せると、カミリアから奪うように背負った。


「何をしている。無罪放免と言うわけでもあるまい?声を掛けられる前にサッサと離れるぞ」

「……ソーニャ…準導師が何でココにいるんすか」

「君たちがいないと雑務が滞って困ると何度言わせる。物覚えの悪さは君の欠点だな」

「…あの、レマちゃんが言ってるのはそういう事じゃなくって…」

「夜が明けても使いから戻って来ないのでな。確認に行けば衛士共がボルテモアの殺害犯を捕らえたと言うので、恐らく君たちを指しているのだろうと…」

「なぜ“助手”をわざわざ助けてるんですか。現状を考えれば準導師様の評価に響く可能性が…」


 足早に進むソーニャに絞るように。それでいて毅然とした声で語り掛けるザーリーンに、一瞬だけ足が止まった。

 訝し気に見つめ返せばカミリアも不安そうな表情を浮かべ、肩越しのレマイラも打撲だらけの頬が視界に映る。


「…弟子の不始末は師の責任だ。そのために来た」



「――…弟子ぃ!?」


 素っ頓狂な声を上げる“弟子”たちに、ソーニャが不機嫌そうに顔をしかめる。それ以上話す事も無いと言わんばかりに再び歩き出すが、慌てて後を追ったカミリアたちの表情は一向に戻らない。


 それもそのはず。学徒を“弟子”に任命する事は、すなわち“導師候補”として推薦するのと同じこと。

 アーザーに転落する事象とは真逆の状況に、やっと喉を鳴らしたレマイラが一足早く現実に引き戻される。


「で、弟子っていつから準導師の弟子になったんすか!?」

「耳元で騒ぐな。それに返事はハイかイイエだけだ」

「ハイもへったくれもあるかよ!!何で急にウチらの事を…そのっ」

「イイエと言う事か?ボルテモアの話を切り出す前に登録は済ませていたのだが、どうも無駄足だったようだな」

「そんな前から!?」

「後ろ盾も無しに危険人物の下へ送り込むとでも思っていたのか、馬鹿者め。しかし君たちがどのように脱獄したにせよ、師を通さずに弟子を拘束するのは不当行為に当たる。私が来たからには堂々としていろ。このまま正面を出るぞ」


 そう零したソーニャはカミリアの肩を一瞥し、アライグマをしばし見つめるとすぐに前に向き直った。

 しかし憮然と答えた“師匠”に言葉を失い、レマイラもまたチラッとカミリアたちに視線を移せば、恐らく胸中は同じ想いで溢れていたのだろう。

 驚愕した顔持ちのまま留置所を離れ、やがて宣言通りに表に出ると、衛兵たちが相も変わらず見張りに立っていた。


 門を開けたソーニャに赤と青それぞれが振り返るが、学徒が権威に弱いように、彼らもまた権威には圧倒的に弱い。

 だからこそ視線が合うと直ちに顔を逸らし、ボロボロのレマイラを背負うソーニャの追及を恐れてか。心なしか横を素通りすると、額から流れる脂汗が目に付く。

 

 その間も謝罪や労いの言葉も無く。むしろソーニャが1人2人を“制裁”しても、あるいは誰も咎めないかもしれない。


 もっとも彼女の両手はレマイラで塞がり、またそのような姿でミドルバザードを通る事を嫌ってか。真っすぐ順路を進まず、外周を回り込むように歩き出した。

 彼女の後ろにはレマイラに付き添うようにカミリアが。その隣をザーリーンが杖を抱え、後衛を務めるようにキョロキョロ見回している。


「ザーリーン・マルミコス。私の弟子なら堂々としていろ」

「は、はいっ…」

「……ソーニャ準導師…様」

「いちいち肩書で呼ばなくていい。それに君の気性で“様”付けは似合わん」

「…じゃあソーニャさんに聞きたいんすけど、ウチらのこと疑わないんすか。曲がりなりにもボルテモア準導師の殺人犯として手配されてたんすよ?」

「そんな事をする人間であれば最初から助手になど任命していない。それに衛兵の無能さも知っているからな。今はともかく講師室に戻る事だけを考えろ」

「…でも何でウチらを弟子に?助手が変わって困るって話とじゃ訳が違うんすよ?」

「……魔術師に求められる逸材とは何か知っているか」


 肩にギュッと掴まり、子供のように浮かべた不安な顔つきに辟易したのか。深い溜息を零したソーニャに疑問を覚えつつ、会話を聞いていたカミリアたちも参戦する。


「う~ん…やっぱり魔力の量とかですか~?」

「それは逸材では無く基本事項だ」

「お金…」

「それも基本事項だ」

「権威…は違うだろうし、やっぱ実力なんじゃないか?」

「同じく基本事項だ。本来ならば自力で答えを見出してもらうところだが、弟子として自覚した褒美に教えてやろう。魔術師に求められる逸材――それは気合と根性にほかならない」

「…はっ?」

「半端な返答はするなと何度も言わせるな」


 レマイラを乱暴に背負い直し、痛みで顔を歪めた彼女の声に満足したのだろう。そのまま移動を続けるソーニャに、足を止めていたカミリアたちも追いついた。


「何事にも失敗はつきものだ。かと言って全力を出したところで、望む結果が得られるわけでもない。ゆえにいつ、如何なる時も求められるのは“諦めない心”であり、それを支えるのが気合と根性だ。戦術の考察なども基本事項に過ぎないからな」

「…あたしたちにそれだけの元気があるって事ですか~?」

「少なくとも私が与えた職務を君たちは全うした。弟子としての基準は十分満たしている」

「……無茶ぶりしてたって自覚あったのかよ」

「聞こえているぞレマイラ・サーロナイト。負傷を治療したらば特別に“個別指導”を行なってやる」

「…へっ、望むところっすよ」


 檻を出て以来、ようやく笑みを綻ばせたレマイラにソーニャは溜息を。ザーリーンも胸を撫で下ろして、落としかけた杖を慌てて掴み直す。

 そんな3人の姿に破顔したカミリアも、突如肩から逃げ出したパスカルに表情が崩れる。咄嗟に掴もうとしても早さに追いつけず、転がるボールを求めるように足を動かした。


「パスカル!勝手にどっか行っちゃダメだってぇ!パスカルーぅ!」

 

 声を上げても止まらず、振り返りもしない。いつもとは異なる様子はまるでカミリアから逃げているようで。

 今離れると2度と会えない気がして、必死に目で追いながら突っ込んだ先は人混みの只中だった。


 それでも足の木立ちをかき分け、やがてローブの茂みを突き抜けた時。木を登るように上へ上へと走るパスカルに腕を伸ばし、止まった隙に掴もうとした刹那だった。

 


 途端に青と金の瞳が視界に入り、カミリアの動きも止まる。その場で固まってしまったが、相手もまた唐突な出会いに驚いたらしい。

 目を瞬かせ、端整な顔つきを向けてはくるものの、一方で落ち着き払った姿に。肩に悠然と止まるパスカルに、彼が何故大学に現れたのか。

 

 そして彼の“飼い主”が誰かを瞬時に理解した。


「…こいつの世話。君がしてくれていたのか?」


 心臓がバクバク鳴っている最中、ふいに銀糸の冒険者から話しかけられた。


「あ、あ、あ…あのっ!」

「うん?」

「か、彼氏はっ!!じゃなかった…彼女はいるんですか!?」

「…それはいないが」

「そ、そうなんですか~…えっと、お邪魔しました!パスカルも元気でねぇ~!」


 身体の強張りを抜くように。逃げるように踵を返せば、再び野次馬の中へ飛び込んで行く。

 緊張するあまりに碌な会話も出来なかったが――むしろ素っ頓狂な質問を投げかけてしまったが、ひとまずザーリーンに良い知らせが出来た。

 

 パスカルとの別れも辛いとはいえ、冒険者の噂はレマイラたちからも聞いている。

 カミリアがアーザーに送られずに済んだように。愛らしいアライグマもまた“家”に帰れたなら、もはや心配も悔いも無い。


 ニッコリ笑みを浮かべたカミリアの足取りは軽く、程なくレマイラたちの下に戻ったが、手ぶらの彼女が「お別れをした」と伝えたところで、状況の説明を求められたのは必然だったろう。

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