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あの月は語らない  作者: トカゲ
2/3

日常生活ってのは素晴らしくも尊い

キャラ設定、説明


東雲(しののめ) 陽音(ひなと)


年は14、中学3年だがサボりぐせが有り校内では不良のレッテルを貼られている、

が人当たりは良くクラスメートとの仲は良好、身長は155cmで平均よりやや低め

顔はぱっちり二重でくりっとした目に小さい鼻と口とかわいい顔をしている為

本人はコンプレックスを感じており髪を白に近い金髪、ツイストパーマにヘアバンドといかつく見せようとしているが女子の間からは可愛いと人気がある

性格は狂暴な上に煩悩の塊で質が悪いと親友の

【高階 唯】は語る

周りからはヒナと呼ばれていた為、雛と掛けひよこと極少数の友人からは呼ばれている。

ちなみに本人は了承していない模様

身体能力は見た目と反し高く、スポーツ等は気が乗らないらしくやらないが

喧嘩は今のところ無敗と主張(唯とは引き分け)

格闘技をやっているわけではなく無手勝流

交際経験は無くかなり乙女

家族構成だが母親は体が弱く陽音を産んですぐに他界

父親と二人で暮らしており父親は仕事で家を空けていることが多い為

唯の家に入り浸っている。


高階(たかしな) (ゆい)


年は陽音と同じ学校も同じクラスも同じ

陽音とは対照的に物静かな性格をしており頭も良く授業態度も真面目

容姿は切れ長の目にッスっと通った高い鼻にムッとした口をしているため

綺麗な顔をしているのがもったいなく周囲からは怖がられている

陽音に対しては感情を出し狂暴になるので同じく不良と見なされている

身長は173cmと高く陽音とは頭1つ分離れている

性格はクールぶった几帳面ゴリラだから質が悪いと親友の

【東雲 陽音】は語る

コンタクトよりメガネとメガネを愛用しているが彼をメガネと呼ぶのは

陽音だけである。

身体能力は高性能、スポーツはやれば全国屈指だが気が乗らない為にやらない

喧嘩は無敗(陽音とは引き分け)

交際経験は無いが特に興味も無い

家族構成は両方とも海外で仕事をしており余り家には居ない為

寂しいと思われるが常に陽音が居るのでそうでもないらしい

昨夜からつけっぱなしのTVからニュースが流れている


「今日は今年で最高気温になるでしょう、熱中症に気をつけ、、」


ブツっとTVの電源が切れる


陽音「あっちぃのに熱くなる事いってんじゃねえよ!」


ソファーに座っている少年は持っていたリモコンを後ろへ投げると


ッゴン


ちょうど後ろの方で牛乳を飲んでいた友達らしき少年の顔に直撃する


唯「ッブ、、、、ひよこてめぇゴラァ!てめえふざけんなリモコン放るじゃねーよ!」


唯の口の周りが牛乳で白くなっていたのがツボにハマったのか陽音は笑い転げている


陽音「ッギャハハハハハハヤベェよおめぇ顔やべえぇよメガネも牛乳飲んでんか?美味しいんか?なぁなぁおせーて?」


陽音は笑い過ぎてソファーから落ちているがまだ笑っている


ッガスッガスッガス


そんな陽音に唯はプロレスラー顔負けのストンピングをかましている


唯「ッオラ!死に!てぇ!らし!いな!」

陽音「ッブギャ ッチョ ッチョマ」


ストンピングは止まること無くその後も唯の足が疲れるまで続いた


唯「ッフウ、おい何か言うことあんじゃねーのか?」

陽音「アイ、、ズビバゼンデジダ」

唯「分かったんなら良いんだよクソひよこがちゃんと床の牛乳綺麗にしとけよ」

ボロ雑巾のようになった陽音を足蹴に唯は満足そうな顔をして新しい牛乳をくちにしている


陽音「!!」

その時陽音の目が狙いを定めた猫の様に鋭くなる

陽音「っ!隙ありだ!くそメガネぇ」

陽音「食らえ!封印されし108の殺人技の1つ!」

   【そこはらめぇ☆アッパァ】


陽音の拳は唯の股間へ吸い込まれていった、、、所謂禁的である


唯「ッブ!!ッテ、メェ、、、」


唯はまたも牛乳を盛大に吐き出し床にうずくまる


唯「絶対許さん!百回殺す!!」


唯が鬼の形相で後ろを振り向いたが陽音は既に玄関で靴を履いて逃げようとしていた


陽音「ップ ザマァ つか誰がひよこだゴラアめがね割んぞゴラア」


陽音はピクついている唯に向かって中指を立てている


陽音「痛いでちゅか~?悔しかいでちゅね~でわでわアデュー」


唯「てめぇそこで待ってろ殺してやっから、、」

陽音「誰が待つかばぁぁか」

唯「コロォォォス」


ッバタン


扉が勢い良くしまり陽音の笑い声が遠ざかっていく


唯「‥‥‥‥‥」


感情の消え去った顔で唯も玄関へ向かう

陽「ふぃ~ここまでくりゃメガネの野郎も追い掛けてこねーだろ」

          ソレハフラグダヨ

ッザ フェンスを乗り越える音 ッガシ 頭を鷲掴む音

          ギギギギ 首が動く音

陽「‥‥‥‥ピ」

唯「見ィ~ツケタァァァ」

陽「そこはらめぇぇぇええええ」

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