奴隷商人3
奴隷商との話を終えて部屋でる。
奴隷商も買取で現金を使わないでホクホク顔でこちらも欲しかった者と物を手に入れられてホクホクだ。
奴隷商に声をかける。
「1つやってみたかった事が有ったのでお時間はありますか、なに1つ余興です」
商談の時と違って表情豊かに興味津々の顔で頷いてくる
「ではエルリック様に許可を取りに行きましょう」。
すぐにエルリック様にが見つかり声をかける。
「エルリック様ありがとうございましたおかげでいい商談が出来ました」。
横で奴隷商も首を縦にふる。
「エルリック様ココで1つ余興なのですが、ホブゴブリンソードマスターを捕らえてましてどの程度か興味が有りまして相手を見繕って貰えますか、ルールはそうですね基本的に殺しは無しの刃の潰した武器でなどでどうでしょう」。
エルリックが困った表情をしてる、本当なら断りたいだろうが断れないように人がいる所で声をかけた。
「分かりました準備するのでホブゴブリンソードマスターを連れてきて下さい」。
すぐにエルリックは近くの者に声かけ私もすぐに連れ来るように命じた。
連れて来たのは13くらいの少年だった。
「私の従騎士でこの年代だと一番ですね、私の予想ではこのが勝つと予想します」。
ほう、面白い
「流石に子供ですよ、では私はホブゴブリンソードマスターにダークチキン100と行きますか」
「私も参加していいですか、私も従騎士に勝てば金貨と行きましょう、この手の事が私は好きでして負けても良し、勝ったら皆様を再度ここに、お送りした跡が手ぶらに成らずにすみます」。
商人とたくましい。
私はホブゴブリンソードマスターに近寄り声をかける。
「子供だ殺すなよ」。
エルリックも向こうで声をかけてる。
「殺す気で行っても多分殺せん全力でいけ」。
エルリック以外とずるい奴だな、それともそれくらいじゃないと任せられないか。
エルリックが真ん中に立つ。
「始め」。
お互いに飛び込み距離を詰める。
ホブゴブリンソードマスターが片手で剣を横に振る力が違う子供相手ならそれだけでも相手を吹き飛ばせそうだが、従騎士は飛び込む威力を止めて剣は宙を切る。
その前に出た手を狙って剣を振り下ろす。
今度はそれを一回転して避けるのと同時に相手に斬りかかる。
従騎士は慌てて防ぎ剣で弾くが弾き飛ばされて体勢を崩す。
そこをすかさず狙うホブゴブリンソードマスターだがそれは誘いで従騎士の剣も喉もに有った、相討ちだな。
「そこまで、引き分けだな」。
エルリックからしたら下手に勝ったり負けたりするより良かったかもしれない、私達にとってもそうだ。
「エルリック様、彼は今後うちで新人の剣の指導をする予定なのですがどうですか」
エルリックは考え込む、先程の動きを思い出してるんだろう。
「そうですね、剣の基礎はあると思います新人の指導くらいなら、教える事で自分の剣を見直して彼自身成長の機会になるかもしれませんし」。
教える事で見直すか私も何人か今度教えよう。
「ありがとうございます参考にいたします」。
エルリックにお礼を言った後直ぐに大きな声を出す
「ゴブリンがこの程度と思われると不快だな、リーダーホブゴブリンソードマスターに圧勝しろ」。
ホブゴブリンリーダーは聞いてないとの表情だか私からのサプライズだ。
その後しっかり圧勝してお開きとなった。




