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奴隷商人

ゴブリンジェネラルが村の前に着くと中のホブゴブリンが味方が確認してから橋が下ろされる。

橋を下ろすのはホブゴブリンが担当してるみたいだ、人間と順番なのか、人間より力があるホブゴブリンが担当なのかココでうまくやってるようで良かった。


橋が下りたら、5000全員が入る訳でないので、10匹だけ連れて行く。

向こうの出迎えは中心に騎士、話に聞く特徴から彼がエルリックだろう。

後に騎士と右にはゴブリンリーダー達が四人揃ってる。ホブゴブリンウォーリアーはいない任務中かな。

リーダー達は立ち姿でわかるひとつ成長したな。


左には身なりの良い、紳士、明らかに商人だな。


前まで進んで挨拶した。

「エルリック様ですねお会い出来て光栄です、私は主により、種族名を伏せるように言われてるので、ダンジョンのナンバー2、そうですね偽名で申し訳ありません、副将とでもお呼びください、本日は交渉の場所を貸して頂きありがとうございます」。

手を差し出してエルリックと握手する。

「私もお会い出来て光栄です副将様、傭兵団の皆さんは大変活躍してくださっています、使徒様にもお礼申し上げて下さい」。

エルリックと手を離してまだ自分では敵わないと思う、重心の動き、手の硬さ、戦いは時の運だ向こうには無い力がこちらにはある。

試してみたい、そんな思いを抑えて話を続ける。



次は商人とだ。

「本日はお越し頂きありがとうございます、紹介頂いたアビス枢機卿にも感謝を」。

商人とも握手をする。

「こんな素敵な方と握手が出来るなんて、それだけで来た価値有ると言うものです」。

商人らしく、腹の読めない笑みでこちらを見つけるが、そこを見抜くとは凄いな。

「分かりますか、たぶん話が主も気づいてませんよ」。

「プロですので、さぁ商品は外ですか、親交を深めたいところですが、まずは商品を確認してから、商人なので」。

いい目をしてる、流石はアビス枢機卿からの紹介だな。


後のホブゴブリンに言って商品まで案内させる。

味方と紹介されたとはいえモンスターの中を護衛も無しに歩くとは強さは無くとも尊敬に値する御仁のようだ。


最後にリーダー達と話す

「随分立派になったようだ、だが鍛えが足りないな、まだ行けるだろ」。

リーダー1人が笑って答える。

「副将そら無いですよ、やれば出来ますけどそれじゃホントに寝る時間も無くなります、いくら睡眠不要だからて」。

他の3人も笑い、私も笑顔で答える。

「ジョークだよ、十分成長してるし、元気でやってるようで何よりだ、ココは最前線だ気を抜くなよ」。

「「はい」」


一回り挨拶が終わると待っていたエルリックが声をかける。

「それでは副将様中で細かいお話をこちらに」

エルリックが先頭を歩いて、3分の1位がついて歩く残り解散のようだ私もエルリックの後をついて行く。


案内された部屋は綺麗にはされているがココは最前線良く言えば質実剛健と言った感じか。


うながされて座る。

「それではエルリック様、主より言伝を預かってますのでお伝えいたします。

まず武器の面や傭兵団の受け入れて頂いた事の感謝を、そのうちお会いしたいが、お互いに現場を離れられない身機会が有ればと」。

「ご丁寧にありがとうございます、こちらこそ、あのタイミングでの援軍が無ければどれ程の被害が有ったか分かりません、それに餌を与えなくても毎日卵を産むダークチキン、兵士達の生活環境の向上と身体作りに感謝してもしたりません。

今後も良いか関係を気づければ」。

お互いに社交辞令を言ってからが本番だ。

「それでご相談なのですがこちらでホブゴブリンの新兵の基礎訓練の受け入れなどは可能でしょうか、それと傭兵団は現在6部隊有りまして、全てご挨拶は出来ていると思うのですが集団戦の経験にやはりここ以外出来る場面が少なく、定期的に部隊の交代をさせていただければ」。


エルリックはやはりかとういうか表情で頷く。

「もちろんです、傭兵団の戦力は既にここには無くてはならない存在です。

それが強化されるなら願っても無いことです。

基礎訓練も対応可能だとは思うのですが場所的に厳しく多くは無理だと思います」。


重要な話は取り敢えず無事まとまった、ゴブリンジェネラルは肩の力を抜く。

ハルが来た時にゴブリンジェネラルとハル達の前で呼ばないと約束したので、素直なゴブリンジェネラルは守ってます。

一応50話ぶり位に出たので補足です

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