モンスター召喚
「モンスター召喚」
目の前に黒い光の粒が集まりモンスター、小さなアリが生まれた。
ロウがのぞき込む
「ダークアントベイビーですか、最初はこんなもんですよ、次はダンジョンコア強化をしてみてはいかがでしょうか」
これは酷い全く役に立たなそうなモンスターだ。
知能がなさそうなので反逆の心配なそうだが、体の小ささを生かした諜報なんかも無理、ただ魔核のおかげで食料のいらないのが救いか。
「俺に試したい事がある今回は強化じゃなくて召喚陣を使いたい」。
ベ《・》イビーその文字に引っかかったこのモンスターは成長するのでないか、
アリなので成長も早そうだと考えたそれを試してみたい。
「そうですか、ここは強化するほうがいいと思いますが、使徒様の意のままに」。
不服そうだな、召喚されて初めてロウの助言と別のことをしたからな。
「モンスター召喚陣設置」
設置された陣の真ん中に黒い光の粒がダークアントベイビーが生まれた演出は同じなのか少し味気ないな。
「さて、これで出来ることは終わった、次のオススメはある?」。
何も思い浮かばないので取り敢えずロウに投げる。
「そうですな、出来ることはありませんので数カ月はダンジョンに籠り力を溜めるのがいいかと、使徒様は現在アリ二匹分の力しか強化されてませんので、それにダンジョンは別次元に存在していて、ダンジョンマスターはダンジョンから出る際大量の魔力と体力を使うそうです、現在の使徒様では耐えられないかと」。
そういう事は先に言え心でツッコミつつ考える、俺なら行ける気がする自分のステータスの称号だ(次元の旅人)。
「いや、俺なら行ける、これでも高位の使徒だっんだ」。
夜の神他の使徒いなそうだったし、嘘じゃない。
俺はダンジョン転移の為にダンジョンコア触れる。