傭兵団の活躍5
「凄い戦いだったな、思わず聞き入ってしまった、教えてくれてありがとう」。
俺は頭を下げる。
「違うんですよ主様確かに死人やケガ人の大半はここまでですが、大変だったのはここからなんですよ。
敵が撤退した後人間達はもう動けないから俺達が堀に落ちたけど生きてる奴を届かない高さから槍で刺したり。
死体の山の橋もそのままな訳には行かないからコレを引き上げて、装備など使えるを剥いだ後で疫病なんかにならないように燃やしたり、これだけでも何日もかかりましたよ。
それ以外にも夜営は続けないと行けないけど人間にそんな余力も無くて休む暇なく俺達は夜営です。
そんで人間達の死体も手伝おうとしたらこっちのやり方が有るとか文句言いやがるし。
そこら辺が一段落したらやっと戦勝祝だ、護衛騎士のアーノルドとかあっちこっちから話しかけられて大変そうだったぜ、俺も色々言われたけど一番は主様と俺達への感謝だった、心の籠もった言葉でしたので是非主様に直接聞いて頂きたかったです。
俺達を集めて、その後俺達の紹介です
『彼らは最近降臨していただいた、使徒様の眷属だ、此度の戦彼らが後方の物資を叩いてくれなければ戦はもっと長引いていたし、もしかしたら敗北していたかもしれない、ここにいるものは私も含め全員が彼らに命を救われたと言っても過言では無い、それだけではない、ここでは知らぬ者の居ないハル様も護衛騎士を派遣くださり、戦の決め手のオークジェネラルの首を取ったのはハル様の護衛騎士のアーノルドだ。
私エルリック感謝と共に誓う、何があろうとこの2人を裏切らず、この2人の味方をすると』
エルリックは剣を掲げて皆の前でそれを誓ったんだ、それで兵士たちも俺も俺もと剣を掲げたんだ。
『皆それだけでない、今日の料理に肉や卵が多いと思わないか、それも使徒様からの支援だ、使徒様は他のダンジョンマスターと違い我らの支援をほぼ無しでひと月でこれだけの軍勢を我らの支援に送ってくれた、今までにこんな事はあっただろうか、否無かった、使徒様は特別無のだ、神は我らと共にある勝利に!!!』
と絶賛振りでした私も行った甲斐があったと言う物ですね」。
「素晴らしい人間だな会ってみたいものだ」。
コブリンジェネラルも俺が褒められたからか誇らしそうにしてる、コイツ何もしてないのに少し働かせるか。
「そこまで言われるなら近いうちに使者を正式に送らないとだな、ゴブリンジェネラルお前に頼むとしよう」。
「え、はい光栄であります」。
俺の気も知らないで嬉しそうでムカつく。
「こうなってくるとお前たち召喚したホブゴブリン達をそのままだと分かりづらいな、次がホブゴブリン兵長も召喚できる事になった事だし、格上にそのままだとやりづらいだろう、お前達6匹のホブゴブリンをこれからホブゴブリンリーダーとしようか、皆に広めておいてくれて」。
俺は立ち上がり
「それじゃ話してくれてありがとう、それぞれ役目に戻ってくれ」。
ここで傭兵団の活躍編は終わりですが6000文字近くになりました
ここまでの1/10が傭兵団活躍編てw




