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傭兵団の活躍3

俺が頭を抱えても、ゴブリンジェネラルが顎を突き出し先を促す。

「現場の指揮官の声で3分の1位が前線を外れて水を飲み始めました、明らかに敵の勢いが減っていたのであの人数で十分だったのでしょう。

私達はその間前線を支えていました、私達だけでは無理でしたでしょうが人間の援護が上手かった、あれは私達も勉強すべきですが、コブリンなんて種族は基本突撃と撤退しかできませんからね、ハハハ」。


自虐ネタだ笑いづらい、そしたらゴブリンジェネラルが助けを入れてくれた。

「そんな事を言うくらいだ、お前なら乗り越えられるのだろう」。

「当たり前だろ、必ず出来るようになる」。

それでお互いニヤリと笑う、イイなそんな関係、俺は基本誰でも上下関係があるし。


「休憩が一周したら本当は自分たちも助けて欲しいだろうにそこの指揮官は他の場所の援軍に行ってくれて言ったんだ男だろ、護衛騎士はすぐに行こうとしたが、護衛騎士も昨日からまともに休んで無いし俺達だって体力は減る怪我してるやつの手当てだってしたほうがいいから少し準備してからて、止めてたらすぐにでも行きたいけど正論だから何も言えなかったたんだろ唇を噛んで頷いてたぜ。


それで次に言われた場所に行くとそこは一番の激戦区だった地獄かと主有り様だったぜ。

そこでも後ろからの襲撃と思われないように護衛騎士が口上をいって近寄ったんだ

『我々はハル様の護衛騎士と使徒様からの援軍である助太刀に入る』。


ただ今回は敵の後から突っ込んだわけじゃなく防衛の前線にいくからゆっくり近づくと向こうの偉いやつが来て簡単な作戦会議をしたんだ。

『護衛騎士様、戦場ゆえ礼儀は失礼します、ここの敵は基本的にオークやオークソードマンです、ホブゴブリン達は戦闘に参加できる強さですか』

護衛騎士は俺達をチラリとみて首を横に振りやがった悔しかったぜでも事実だ。

『ではホブゴブリン達には倒れてる負傷兵の撤退の手助けと、出来れば死んだん仲間達の遺体も連れ帰ってくれたら嬉しい、それだけで足元の踏ん張りが効くようになるので前線は戦いやすくなる筈だ、後は押されてるポジションのフォロー、敵に隙があれば倒してくれ。

護衛騎士様は前線をお願いします、それでは私は戻ります』。


「それからは凄かったぜ俺達はなんせ戦場には無数の死体だか負傷兵だか分からないのが転がってるんだ。

それを連れ出して、敵が背中を見せてたら頭をかち割ってやって、逆にこっちが背中を見せたら頭をかち割られる、人間の助けの声が聞こえれば、近くの奴がまとまって行く、相手は格上です、一人じゃ時間稼ぎも出来ねえ。


夜中までそれが続いて敵は一時本陣に撤退して行った、魔石のモンスターが基本だ、どこかで休まないと成らなかったんだと思う。


だがよ主様、俺達はまだ知らなかったんだよ敵の本気て奴を」。

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