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傭兵団の活躍

2人で座れる所に移動して話を聞く。

コブリンジェネラルは俺の後で立っている。


「まず闇の教団前線に行く途中から様子が変でした、マーブルのゴブリン、カオスゴブリンがあちこちに居て、一緒に居た人間がアレは斥候だと教えてくれ、これから前線を襲う予定か、襲われてる可能性が高いと教えられました」。


「以外とギリギリのタイミングだったんだな、それにハルの護衛騎士は優秀だな」。


「はい、それに道中の話でハル様をとても敬愛してるのが伝わりました、ですがハル様の父君はお子様誰に対しても愛情を注ぐのが上手で無いらしく、ダンジョンに来てから、子供らしい姿が増えて、喜んでいました、これからも頼みますよ主様」。


見ない間に言うように成ったなこいつも成長した。

「当たり前だろ、ハルはもう俺に取っても可愛いもんだ、それで偵察の方はどうなった」。


「話がそれましたね」。

先程と全然厳しい表情になり言葉を続ける。

「私達はカオスゴブリンを見つけ次第始末して、何匹かは目的を聞き出すための何匹か捕まえもしました、

すぐに目的をはきましたよ」。

ホブゴブリンはこれだからゴブリンは、と自分もその系統なのに肩を竦める動作をする

「既に攻撃は始まっていて、その補給体でした、すぐに場所を聞き出し私達は向かいました。

相手は多数のゴブリンと荷車が5つ、荷車1つに次それを引くホブゴブリンが二匹つづ、計10とそれを率いる、ホブゴブリン兵長でした。

私はすぐに奇襲をかけました、ゴブリンなど我々にかかれば何匹いようが問題ありません。

ホブゴブリンも荷馬車を押していたので後からこん棒で頭を潰してやりました。

私も一匹潰してやりましたよハハハ」。


実に楽しそうに話す、自分の召喚したモンスターの武勇の誉れだ、俺も嬉しい。


「しかし凄いのは護衛騎士ですね、凄い剣のキレでした、一太刀で数匹のコブリンを切り、ホブゴブリンもアレでは同じでしょう人間にしとくのが勿体ないやつです。


全て倒した後に荷物を改めたら、ほぼ食料でしたこれだけの食料を必要とする部隊での行動と魔核の部隊で無いことがこの情報から分かるらしいです。

魔核の部隊は食事睡眠不要ですのでソレだけでだいぶ戦況は変わるとの事です」。


「確かにな」。

今後うちにもホブゴブリン達の出産ラッシュがある、俺も補給や食事睡眠のある戦い方を考えないと。


「その後私はダンジョンに持ち帰るのがいいと言ったのですが、護衛騎士が地面に荷車の跡があると、この様子だとその余裕がなさそうだと、本当は火を使いたいがここは森だし、後が襲われたのが適にバレると、荷車をみんなで倒して、こん棒で殴りまくり使えなくして先を急ぎました」。




まだ最前線にもつかないどうしよう………

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