ハルからの呼び出し
粛清の後久々にぐっすり寝た。
本来ダンジョンマスターはダンジョン内では寝食不要な筈だが、心が疲れていたんだろうぐっすり寝た。
その間ゴブリンジェネラルが寝ずの番をしてくれていたらしい、コイツはハッスル部屋にも行かないし忠義者だ。
「おはよう、思わず寝ちゃったみたいだ、迷惑かけたね」。
起きて横を通り過ぎる時肩をコツンと小突いた。
その間顔を洗って山で採れた果実を食べながら色々考える。
なんだかんだ最後に信頼できるのはダンジョンのモンスターでなくて召喚モンスターだ昨日改めて確認した。
あくまで俺の感覚だがダンジョンモンスターは俺の部下のダンジョンコアの部下て感じだが。
召喚モンスターは直線俺の部下て感じだ。
そんな考えがぐるぐる周りなにもやる気が起きないでいるとハルからお誘いがきた、昨日の件で怖がられてると思ったので安心する。
外でお茶でをするらしい、気分転換に丁度いい。
外ではハルがお茶の準備をしてくれていて、騎士の2人が両脇を固めてる。
俺の隣にはゴブリンジェネラルとなぜか昨日から付いてくるナイトスライム、後警戒に周囲にモンスターを展開しておく。
「使徒様、来てくだりありがとうございます」。
初めてあった時同様に綺麗はお辞儀をする。
「誘ってくれてありがとう、実は初めての反乱で私も気が滅入ってしまってね、こうして気分転換が出来て嬉しいよ」。
怖がらせないように出来るだけ優しくしたつもりだが少し疲れが声に出てた、駄目だな俺は。
「そうでしたか、それは大変でしたね、しかし今まで反乱に遭わなかったのは幸運でしたね、あの位の規模なら10日に1回位あるのですが、外でそそのかされたり、生まれた瞬間自分がダンジョンに生み出されたモンスターと認識できなかったりと」。
「そうなのか」。
その言葉に俺は考え込んでしまう、俺が夜の神の使徒なのと関係あるか、モンスターの中でナイト系のモンスターが多いからソイツらが気づかないうちにめを光らせてくれてたのかもしれない。
俺が考えが終わるまでハルは待っててくれた。
「ですのであまりの気を落とさないでください、昨日は少し怖かったですが」。
少し上目遣いでハニカムようなハルはトラウマにはなってないようだよかった。
「使徒様、これは本来初日に渡そうと考えていたお土産なのですが」。
ハルは鉢植えを差し出してくる。
「これは月下草、夜の力が多い所でしか咲かずに根は丸くて美味しいそうです、私は花が好きで育てているので食べたことは無いですが、後夜の適性が高いものが食べると力がみなぎるそうです、ナイト系のゴブリンが多いのでぜひ育ててください」。
しばらくハルの持ってきた好きなオヤツを食べたりして雑談をしつつハルが切り出して来た、タイミングを見計らっていたのだろう。
「使徒様大変不躾なお願いすみませんどうかお力を借りたい案件があります」。
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