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進化

寝ていると急に起こされた。

こんな事は覚えてる限り初めてだ、俺は飛び起きた。

「どうしたいったい何があった」。


夜の番をしていたゴブリンウォーリアが慌てながら教えてくれる。

「迷宮で残党刈りをしてたミニコボルトの1体が苦しんで倒れました、こんな事は初めてなので…」。

随分慌てているな早口で何とか聞き取れる程度だ。

「分かったダンジョン転移で行く」。

マップを開いくと迷宮区異様に仲間が集まっているのでそこに転移する。


苦しんでいるのは一番槍のミニコボルトだ。

「どうした、何があった」

駆け寄り背中をさする、体が熱い。

「おい水を持ってこい持てるだけだ」。

近くにいたモンスター達に声をかけると走って水を取りに行く。


モンスター達が水を持ってきて背中をさすり続けると変化に気づく体がおおきくなってるのか?

取りに行くミニコボルトを抱き起こす水を飲ませる

「飲めるか、ゆっくりだぞ、ゆっくりだ」。

ミニコボルトは少しづつ水を飲んだ。

よしまだ大丈夫、頑張れ。


ミニコボルトの介抱は一晩中続いた。


明け方やっと落ち着いたかと思ったら、ミニコボルトは一瞬光に包まれてその後体が大きくなった。


呼吸も落ち着いて一安心した。

「後は任せた何かあったら知らせてくれ」。

近くにいたモンスター達に伝えて急いでコアルームに戻りダンジョン鑑定を使う。

先程のミニコボルトの種族が変わっていた。


名前 なし

種族 ダークコボルト

スキル なし

称号 京夜の信者


信者て何怖い、俺なんかした?

深呼吸して落ち着いく。

うん、進化はいいことだでもまさかこんな事に大変とは、今までアンドソルジャーとか職業系の進化はあったけど体の変が伴う進化は普段も大きいんだな。

今後別に進化する個体もいるだろうから考えておかないと。


色々考えればいい時間になりハル達が起きたと連絡があった、結局ほぼ徹夜だ。

ダンジョンマスターでダンジョン無いでは睡眠不要でも心が持たないどこかで休みをとろう。

そう考えつつ出かける準備をする。


しばらくは毎日1話投稿に成ります

ストックなくなっちゃいました

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