ラウルの質問
俺は異端認定されないように慎重に答える
「俺は夜の神とも会った事があって、たまたま最初のミニゴブリンを作る時それを考えてたら夜の属性になったんだそれ以来何となくゴブリンは夜の属性にまとめてる」。
ラウルは神妙な顔推して頭を下げた。
「他の神々とも交流のある、高位の使徒様とは知らずに失礼しました」。
「俺も言っていない事だ知らなくて当然、気にするな、それに俺が会った事あるのは夜の神だけで他の神々と面識があるなんて大層なものじゃない」。
闇の神と面識があるとは言ってない、ホントに面識があるのは夜の神だけだ。
「いくら闇と夜が近い属性とはいえ、反乱の確率が上がるのですが、それで、夜の眷属も従順なのですね」。
多分違います、本来夜の使徒だからです、なんなら闇の神の使徒の方が仮です。
心のなかでツッコむが顔は真面目に
「なるほどその視点は無かった、それと知っていれば無のだが回復魔法を使える者か、ポーションなどの回復薬を作る、方法は知っているか」。
この機会に他に聞きたかったことを聞く。
「神聖魔法での回復は私がおこなえます、回復薬の調合も下級の物なら出来ますしかし道具が」
ハルはラウルの方を見上げる。
「道具は基本的な物なら準備してあります」。
ハルが頷いて言葉を続ける。
「道具はありましたが、錬金術で作った培養液がありません、培養液はそのままでは保存が効かず、使わずにポーションを作れますが今度は使わないとポーションの劣化が酷く使用期間が短くなり効果も薄くなります」。
俺は腕を組んで考え込む。
「分かった、ハル長旅で疲れてるだろう、今日は休んで明日ポーションの材料採取と作り方を教えて欲しい、出来れば文字も教えて欲しいがそれはゆっくりでいいか、騎士たちも出来れば剣を教えて欲しい、俺は今日はもう出て行くもう来ない予定だ何かあれば近くのホブゴブリンに声をかけてくれ」。
俺は部屋お出て、すぐ近くにいたコボルトに声かけて捕らえていた敵を処分するように伝えた。
連日の戦闘準備と今日の出来事出出疲れた、今日は俺も休もう。
重い足取りでコアルームへ向かう




