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出発準備

お父様の部屋を出て急いで護衛騎士達のところへ向かう。

この時間なら皆練習場にいるだろうか。

普段なら屋敷を走る言葉を無いが思わず走ってしまう。


勢いのまま練習場の扉をバンとあける。

中には私の護衛騎士だけでなく他の兄弟の護衛騎士等も練習していたが構わず声を上げる。

「私の護衛騎士達!お父様からのお仕事です、すぐに出発の準備をしてください、いきますよ」。

息が上がっているが、子供特有の元気さで全力で言っている。


四人の騎士が駆け寄って来てた。

「姫様、ご当主様のお仕事があったのは分かりましたが、それではどんな準備をすればいいか分かりません、詳細を教えて下さい」。


声をかけて来たのはラウル、私の護衛騎士の隊長で、同じ護衛騎士のラウラの姉だ。


「あ!そうだった、よく聞いて準備してね、私のお小遣いも使っていいわ」。

私はお父様の話とどれだけ私がこの仕事をしたいかを語った。


「姫様のお小遣いは使いませんので大切に取っておいて下さい、ただ急いで準備する必要はありますね、アーノルド、騎士団に行ってマジックバックと騎士団の遠征用道具の手配をお願い、リングベルトは食料と消耗品の準備をして、ラウラ貴方には装備の確認とダンジョンまでの道と馬車を、姫様は私と準備しましょう」。


ラウルはテキパキと指示を出して、私と一緒に部屋に来て準備を手伝ってくれる。

今回はしばらく戻れないと思うので、自分のマジックバックをだして色々準備する、自分用のお菓子と着替え、使徒様へのお土産、あと大切に貯めてたお小遣い、それに何が必要だろう。

あ!!!後はコレお父様から貰った聖典と聖印これで完璧。


「お腹減ったー、ラウル私はご飯行ってくる」。

「いってらっしゃいませ、私はその間には足りないものをバックに詰めておきます」。


後はラウルに任せてご飯を食べて明日の為に早めに寝よう。

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