次の召喚ハント3
味方が投石を続けると、コボルト達ににダメージの受けていた2体が倒れた。
状況を確認するとオーク2体がこちらに向かって走って来た。
剣持ちは野生のゴブリン大将に、盾持ちはこちらに向かってきた。
オークの一太刀を腕で受け止めて、野生のゴブリン大将の左腕は半分まで切られているが、動く右で思いっきり殴りつける、オークはよろけるが剣を離さなかったここが戦いを別けた、半分に千切れた腕ごとオークを手繰り寄せ膝を蹴る、膝の骨が折れた音がしてオークが倒れるが、ゴブリン大将も腕は何とか繋がってるくらいでボロボロ他にも傷が沢山ありその場に倒れ込む。
盾持ちのオークはシールドスバッシュでそのままタックルしてくる。
こちらは腕をクロスして迎える。
痛い、この世界にきてこんな痛い思いをしたのは初めてだ。
押し合いになるが俺は力を抜いて横に逃げる。
オークはよろつき前のめりになる、隙を逃さず盾を奪おうとするが奪ええなかった。
しかし、腕を変な方にひねったようでオークは悲鳴をあげる。
畳み掛けようとしたが、オークは下がって盾を構え直す。
オークのまだ腕は動くようだ。
俺の腕も痛いが折れてるとかでは無さそうだ。
オークは仕切り直しにしたいだろうがさせない、
残っていた敵のボブゴブリンも先ほど70体を超えるミニゴブリンとミニコボルトに囲まれて倒された。
味方も何体かやられたようだが確認はあとだ。
ミニゴブリンに投石を命じる。
もう勝敗は決している。
オークは逃亡しようとゴブリン達に盾を前に全力疾走した。
それは許さない。
ナイトフクロウがオークの視界を一瞬塞ぐ。
俺の最後の伏兵だ、ボロボロだったオークはそれで運悪く転び。
その隙に一番槍のミニコボルトがオークのアキレス腱を噛み切った。
もう腕もやられて、立てもしないオークが一匹だ後はミニゴブリンとミニコボルトに任せて、ゴブリン大将の所に行く。
まだギリギリ生きていたが、喋ることもできなさそうだ。
「よく頑張ってくれた、もし良かったら今後も俺と戦って欲しい」
ゴブリン大将からしたら何を言われたか分からないだろうが、静かに頷いてくれ。
俺はゴブリン大将にトドメをさす。
すぐにステータスを確認する。
召喚
4/5
よしうまくいった
「召喚」




