探索3
やりきった所でステータスを確認する
召喚
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なんと召喚できるモンスターが増えていた。
やったこれでここ数日の苦労が報われた。
ただ5体倒したのに3体分しか召喚枠が増えてないコレは気がかりだから検証が必要だろう。
ここで3体を召喚してみる。
先程のゴブリンだよく見るとガリガリで飢えていたのだろうか。
集めた樹の実などを渡すと大喜びで食べ始めた。
「ありがとう」
一匹のゴブリンが喋る、まさかこの世界のゴブリンは喋るのか!予想外すぎる、ダンジョンに帰ったら詳しく話を聞こう。
「一旦移動するから休んでて」。
一声かけてから送還するした。
そのままダンジョンに帰って急いでまたゴブリンを召喚する。
「ここは貴方の巣?」。
どうやら喋れるのは一体で残りは喋れないようで黙ってる。
「巣か……そうだここが俺の巣だ今日からは皆の巣になるくつろいで」。
「ありがとう」。
どうやら喋れる一体も何とか喋れるくらいであまり得意じゃ無いらしい。
ダンジョン鑑定で3匹の違いを確かめてみると、喋れないのがナイトミニゴブリンで、喋れるのはナイトホブゴブリンらしい、ホブゴブリンはゴブリンより体格が良くて強いイメージだがミニゴブリンと同じサイズと言うことはよほど栄養の取れない環境だったのだろうか、それで見つけた水で警戒もせずに全員飛びついたのを俺に狩られたのか。
コレも自然の摂理。
今日、ホブゴブリンが手に入ったこれでホブゴブリン以下のモンスターを明日以降大量に呼び出す事が出来る焦りが無くなり次に情報収集だ。
なぜコイツラは飢えてあそこにいたのか聞いてみる。
「私の巣は、ダンジョンから生まれたゴブリンの二匹がキングとクイーンまで進化して治めていたこのあたりでは大きな巣でした、しかし数十年前から闇の眷属が襲ってきました、それでもキングとクイーンが生きてる間は何とかなりましたが、少し前にキングとクイーンが死になすすべも無く巣は焼かれ我々は散り散りに私も最初は避難隊のリーダーをしていたのですが最後はあの5匹にそして貴方様の下僕になりました」
「なるほど苦労したんだな、闇の勢力か必ず巣を取り返そう約束する」